goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■自分が好きになれない? /関根弘興

2011年05月16日 | Weblog
2011/5/16放送

 世の光の時間です。元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日も一日さわやかに過ごしていきたいですね。

 今日はですねえ番組宛に「自分自身が好きになれません。どうしたらよいのでしょうか。」というお便りが届けられていましたので、このことについて短い時間考えていきたいと思うんです。

 ま、自分が好きになれない理由というのは幾つかあると思います。その一つは、「自分自身は人に迷惑をかけているだけの存在ではないか。自分は何もできない役に立たない存在なのではないか。」と勝手に思い込んでしまう時に、自分を好きになれなくなってしまいます。ま、残念なことにこの社会は時々何かができるできないだけで、その人の価値を決めてしまうことがあります。素晴らしいことができれば価値があり、失敗をしてしまったり、今までできたことができなくなってしまったらもう価値がなくなってしまうというような見方です。

 でも私達は何ができる時もあれば、できなくなってしまうこともあります。失敗もあれば挫折もあります。人の行いだけに価値を置いてしまうと、結局行き着く先は自信を失うだけになってしまうんですね。ですから、あなたの存在のそのままを受け入れてくださる方がいるのだということに目を向けないと、自分を受け入れることがなかなかできないんです。

 そして二つ目は、誰からも愛されていないと感じてしまうとき、「自分なんてどうなっても良い。」と考えてしまいやすいんです。自分が好きになれない理由は、「自分が好きになれないんだから自分を愛してくれる人などいるはずがない。」と思い込んでしまってるところにあるんですね。

 でもそんなふうに思っているあなたにぜひ知っていただきたいことがあります。聖書の神様はあなたにこう告げています。イザヤ書というところに、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ43章4節)と聖書の神様は語っています。

 大切な二つのメッセージがここにはあります。それは自分を好きになれないあなたに対して、あなたが何かできるできないにかかわらず、あなたそのものが高価なのだと言われているのです。

 なぜだと思いますか? それはあなたに命を与えてくださったのは神様ご自身だからです。神様があなたを生かし、あなたをかたち造ってくださったからなんです。もちろん私たちの誕生は両親の出会いによってもたらされたわけですが、しかし、命を与えてくださったのは神様ご自身なんですね。そのいのちの造り主なるお方が「あなたは高価で尊い。」と語ってくださっているんです。

 そして「わたしはあなたを愛している。」と語られています。この愛は決して移り変わり事のない愛なんです。

 (PBA制作「世の光」2011.5.16放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■罪の恐ろしさ /羽鳥頼和  | トップ | ■苦しみを通して /山中直義  »