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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

神のわざが現れるため 10  / 大嶋重徳

2014年11月11日 | Weblog
2014/11/11放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 ヨハネの福音書9章には、生まれつき目の見えない青年がイエス様と出会い、目が見えるようになったという出来事が記されています。しかしイエス様を嫌う律法学者たちから、イエス・キリストのわざによって治ったと告白する彼の存在も疎まれていきます。34節 「彼は町の外に追い出された。」
 彼は、なぜこんな事になったんだろうと考えたと思います。すると35節 「イエスは、・・・、彼を見つけ出して言われた。

 イエスは追い出された彼をイエス・キリストは見つけ出すんだと記されています。イエス様は彼を一人にはしないのです。

 例えば、お腹が減ってペコペコでどうしようもないという状態にいる二人がいます。二人ともお腹が減って今にも気絶しそうです。しかし、もう少し歩けば一人には暖かい夕食を作って待ってくれる家があります。しかしもう一人には家がありません。待ってくれる人が居ないのです。この場合、この時点では同じようにどちらもふらふらにお腹がすいていると言うことは全く変わらないわけです。ああぁお腹が減って辛い、と言うことにおいては同じなのです。しかし一方には暖かい家があり、その家に行けば優しい家族が待っていて、お腹をいっぱいに満たすことができる。空腹の中にもなお今日は何が食べられるんだろうか、むしろ限界までお腹をすかせてしまってから食べたい、とそんな思いすら生まれてきます。空腹であっても空腹の中にあり続ける喜びがあるのです。しかしもう一人には何もありません。お腹が減った自分は独りぼっちだ。この場合、空腹はそのまま苦痛であり、この空腹は孤独です。同じ空腹でも起こっている現実は全く違うのです。

 私たちの人生にもなぜこんなことが起こるんだろうかと考え込んでしまう出来事が起こります。しかしその先で必ずイエス様は見つけ出してくれるんです。迷っている自分を待っていてくれる。温かい食事をもってよく帰って来たなと迎えてくださいます。その時、人生は孤独ではなくなります。今あなたが迷っている迷いの先にイエス様が必ずあなたを見つけ出してくださいます。迷いから抜け出すことが安心だと私たちは思いがちです。しかしこのイエスさんのくださる安心の中で迷う、この迷いの中を歩んでいただきたいと思います。

  ( PBA制作「世の光」2014.11.11放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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