goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いつまでも主の家に / 関根弘興

2014年11月10日 | Weblog
2014/11/10放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 何回かに分けて世界中の多くの人に愛されている旧約聖書の詩篇23篇からお話をさせていただいています。何度も言いますよにこの詩篇の冒頭のことばは、「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。」ということばです。どうぞこのことばを心に刻み込んでください。そして今日はこの詩篇の23篇の最後のことばを紹介しましょう。

 「まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。」(6節)

 人生にはいろいろな困難や試練が襲ってきます。しかしこの作者は、そうした困難の中にあっても「慈しみと恵みが私を追いかけて来るでしょう」と記しました。困難や試練の中で味わうことのできる恵みや慈しみがあることをあなたは御存知ですか? 人生は順調な時ばかりではありませんね。逆境の中を歩むということもあります。しかしそれは神様があなたを見捨ててしまわれたのではありません。この羊飼いなる方はあなたの痛みを理解し、傷んだ葦を折ることなく、くすぶる灯心を消すことのないお方です。あなたの「いのちの日の限り、いつくしみと恵みとが」注がれていることをぜひ知ってください。

 そしてこの詩篇は「私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。」ということばで締めくくられています。旧約聖書の申命記33章27節という所には、「昔よりの神は、住む家。永遠の腕が下に。」と書かれています。とても面白いことばですね。神様ご自身が私たちの住む家となってくださると約束しているんです。家というのは本来自分がそこにいることが良いとか悪いとか決して問われない場所です。ありのままの姿でくつろぐことのできる場所ですね。本当の自分でいられる場所が家であるはずです。家は一番あなたがほっとできる場所であるはずですね。聖書には何と永遠の神様ご自身が私たちの家・住まいとなってくださると教えているんです。これはどういうことでしょうか。

 神様が私たちの家であるということは私たちが神様の中でそのままの姿が本当の安心と安息とくつろぎを得ることができるということなんです。この地上の生涯を歩む時も、永遠の天の御国に移されてからも、私たちは神様という最も安心し、くつろぐことのできる永遠の住まいに住むことができると約束しているんですねえ。

 さてあなたの人生の羊飼いは誰ですか? 新約聖書を読むと、この羊飼いこそイエス・キリストであることを教えています。

 (PBA制作「世の光」2014.11.10放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  ■主のしもべキリスト / ... | トップ | 神のわざが現れるため 10  ... »