2021.11.15放送
世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
コロナ禍で不安がなかなか無くなりません。色々と自粛しなければならないことがあります。神の守りと励ましがあり、コロナ感染が収束することをお祈りしています。
さて、コロナ禍のように自分の思い通りにならない状況の中で、人はつい文句を言いたくなりますねえ。
新約聖書ローマ人への手紙の9章には、ある人の神への文句のことばが記されています。
「神がみこころのままに人の心を頑なにするのなら、なぜ頑なになった人を神は怒ってさばくのですか。」
これは、旧約聖書の出エジプトの出来事からでてきた神への文句のことばです。エジプトの王は、心を頑なにして、ヘブル人たちがエジプトから出ることを許しませんでした。それで神は怒ってエジプトの王をさばき、ヘブル人をエジプトから救い出されたのです。
そのときのことを聖書が「神はみこころのままに、人の心を頑なにする」と教えたので、ある人が文句を言ったのです。人の心を意のままに操りながら、その人をさばくのはひどくないですか?
この文句に対して聖書は直接答えずに、文句を言う態度を叱っています。
「人よ。神に言い返すあなたは、いったい何者ですか。」
そしてこう忠告します。
「造られた者が造った者に『どうして私をこのように造ったのか』と言えるでしょうか。」
ここで聖書は、神に絶対的な主権があることを教えているのです。人は創造主である神に文句を言うべきではないのです。
しかし疑問は残ります。神は、血も涙もない、自分のやりたいことをやる自分勝手な方なのでしょうか?
そうではありません。聖書は続けて神の愛を教えています。
神はこう約束されています。「わたしは、わたしの民ではない者をわたしの民と呼び、愛されない者を愛される者と呼ぶ。」こうして、神はこの約束の通りに私たちを愛して、イエス・キリストを遣わしてくださいました。
神に遣わされた救い主イエス・キリストを信じることによって私たちは救われるのです。絶対的主権者である神は、あなたを愛し、あなたを救うことができるお方です。コロナ禍にあってもあなたを救う神の愛は変わりません。
(PBA制作「世の光」2021.11.15放送でのお話より)
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