2023/4/1放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
聖書に、「信仰は聞くことから始まります。」ということばがあります。私たちは人のことばを聞いて、そのことばを信じて行動したり確認したりしています。今日はヨハネの福音書4章39節から42節です。
さて、サマリヤ人たちがスカルの町からぞろぞろとイエス様のところにやってきました。 そして多くのサマリヤ人は、「この人よ。私のことを何もかも言い当てたの。」と証言した女のことばによってイエス様を信じるようになりました。そして直接イエス様と井戸のそばでお会いしたからです。「私と一緒に来て、イエスという人物に会って、見てください。」と女の言った通りでした。見て信じる者は幸いです。見ないで信じる者はもっと幸いです。
そこで、サマリヤ人たちはイエス様に、「自分たちのところに滞在していただきたい。」としきりに願いました。イエス様と一行はサマリヤの町に2日間滞在されたのです。2日間の滞在で、イエス様のことばを聞いた多くの人々がイエス様のことばを聞いて信じました。「信仰は聞くことから始まり、聞くことはキリストのことばからくるのである。」という聖書のことば通りでした。
サマリヤの女からイエス様のことを聞いた時から信仰が始まり、直接イエス様のことばを聞いて信じることができたからです。そしてサマリヤの人々は女に言います。「私たちがイエス様を信じるのは、もうあなたが話してくれたからではありません。自分自身で親しく聞いて、この人こそまことの世の救い主であることがわかったからです。」 サマリヤの人たちは女の言うことを聞いて信じました。さらにイエス様と直接会ってイエス様からことばを自分自身で親しく聞いて、この人こそこの世の救い主と理解して信じたのです。
2000年前のイエス様の出来事と、この21世紀の私と何の関りがあるでしょうか。イエス様の教えや奇跡の出来事、十字架と復活の出来事、この私と深い関係があることを自分自身で聞いて、また親しく学び調べて、自分自身でわかってイエス様を私の救い主として受け止めていきたいのです。
( PBA制作「世の光」 2023.4.1放送でのお話しより )
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