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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■目を上げて畑を見なさい / 板倉邦雄

2023年06月15日 | Weblog

2023/3/30放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦夫です。 
 今日は、「目を開けて畑を見なさい」 という題でお話ししましょう。

 私の教会の近くに野菜畑が広がっています。収穫の時を待っているのです。この世界には神の国の畑があります。「すでに神の畑は色づいて収穫を待っています。だから目を開けて畑を見なさい。」とイエス様は弟子たちに言われました。 ヨハネの福音書4章35節と36節です。

 さて、サマリヤの女が水がめを井戸のそばに置いたまま町へ行ってイエス様のことを伝えました。サマリヤの町の人々は女の言うことに半信半疑で、イエス様のところへ向かっている最中でした。

 その間、イエス様は弟子たちにこう言われたのです。
 「あなたがたは、刈り入れ時が来るまでにはまだ4ヶ月ある、と言っているではないか。しかしわたしはあなた方に言う。目を上げて畑を見なさい。はや色づいて、刈り入れを待っている。」

 弟子たちの前には麦畑が広がっていたのでしょうか。黄金に輝く麦の収穫は4ヶ月先でした。しかしイエス様はサマリア人 たちの魂の収穫のことを語りかけていたのです。自分たちが軽蔑し交際もしない異教徒になったサマリアの人々を神の国の神の倉に収穫する、とイエス様は言っているのです。

 ところで、目を上げると前方からサマリアの女を先頭にサマリアの人々が続々とイエス様のところに向かってくるではありませんか。はや色づいて刈り入れを待っているのです。

 そして続けてこうイエス様は弟子たちに言われました。
 「刈る者は報酬を受けて永遠の命に至る実を集めています。」

 弟子たちにとってサマリヤは通過点でした。急いで通り過ぎたかったのです。まさかここで永遠の命に至る実を刈り入れて収穫作業をするとは思いもよらなかったのです。サマリヤ人はまだ後でいい、と考えていました。しかしふしだらなサマリヤの女の心は、はや色づいていましたね。イエス様は永遠の命に至る生ける水を彼女に注いだのです。

 次は弟子たちが永遠の命に至る実を収穫する時が来ました。目を上げて神の畑を見る時です。私たちを通して刈り入れが始まろうとしています。


 ( PBA制作「世の光」 2023.3.30放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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