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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ルカの福音書29 -賛美歌を歌い / 大嶋重徳

2021年02月11日 | Weblog

2020/8/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。

 羊飼いがマリヤとヨセフの夫婦の所にやって来て、天使が野原で自分たちに告げたことを伝えました。するとマリヤは「これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。」[ルカの福音書 2:19] とあります。

 心に納め思いを巡らすために、幾つかの有効なことがあります。

 一つは、書きとめるということです。聖書の言葉を読んで思いを巡らす。そして教えられたことを書くんです。三つの問いを持つと良いでしょう。

 一つ目は、聖書が何を語っているのかという観察。
 二つめ、今の自分にこの御言葉はどんな意味を持つのだろうかという解釈。
 そしてさらに思いを巡らすのに、今の自分はこのみことばを読んでどのような決断・行動を取るべきだろうかという適応。それらのことを短くでもいいです、書きとめるんです。

 さらに、場所を決めることです。ある人は会社の駐車場ですぐに車を降りずに15分間聖書を読み祈る。学校に向かう電車の中での時間も良いでしょう。トイレやお風呂の中に聖書を置いている人もいます。朝起きて布団の上で 、LINE やメールのチェックをする前に、聖書アプリを必ず開いて聖書を読んでから一日を始める人もいます。

 しかし、なかなか気持ちがついてこない人もいるでしょう。そのような時に助けになるのが賛美の歌を歌うことです。ルカ福音書の冒頭には幾つもの賛美の歌が記されています。「わが魂よ、主をほめたたえよ」 自分が歌えない時であっても魂に語りかけるんです。「賛美せよ、心を主に向けよ」 神の言葉が入るための準備をするのです。

 私にとってこの一年は人生における大転換点となる期間でした。20年にわたる学生伝道を終えようとし、埼玉県川口市の一つの教会の牧師となる人生の大きな節目を迎えました。今、朝に教会の鍵を開け、会堂に座り、聖書を読み、静かに思いを巡らします。自分の人生に起こっていることを心に一つ一つ納めていくのです。そしてその一つ一つを思い巡らす時間を持ちます。そして牧師室に入って考えます。あのことの意味は何だったんだろうか。あの時のあの人の表情はどんな意味があったんだろうか、と思いを巡らすのです。そしてお一人お一人の方の顔を思い浮かべてお祈りをする。そして今この教会に語られていることは何なんだろうか、教会のために祈るのです。今日もラジオの前におられる皆さんのためにも祈っています。

    ( PBA制作「世の光」2020.8.20放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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