2017/8/18放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
今月は旧約聖書 エレミヤ書29章11節のことばをご一緒に味わっていきましょう。
「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。----主の御告げ。----それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」
このことばは自分の国からバビロニアに強制移住させられ将来も希望を見いだすこともできなくなったユダヤの人たちに預言者エレミヤが書き送った手紙の一文です。エレミヤは「あなたがたが将来と希望を味わい生きるために、まず今の現実を受け入れよ」と語ったんです。そして続けてエレミヤは、「その町の繁栄を祈れ。その繁栄はあなたがたの繁栄になるのだから。」(29章7節参照)と記しました。自分たちを攻撃し強制連行していった敵国の町の繁栄のために祈れと言うんですからこりゃあ難しいですよね。どうして受け入れることができるでしょう。「バビロンを憎め。バビロンを呪え。」と書いてあるなら喜んで「そうだ、そうだ」と人々はうなずくことができたでしょう。しかしエレミヤは「その町の繁栄を祈れ」と書き送ったんです。
イエス・キリストは「悪をもって悪に報いるのではなく、かえって善をもって悪に打ち勝ちなさい」と勧めています。また「あなたがたの敵を愛し、あなたがたを迫害する者のために祈れ」と言われました(参照マタイ 5章44節、ルカ 6章27節、28節、35節、ローマ 12章14節、ローマ12章21節、1テサロニケ 5章15節、1ペテロ 3章9節) ここで言われている敵とは自分と立場の違う人ということをも意味しています。そう考えるとたくさんいまよね。自分と意見の違う人、考えが違う人、性格の違う人、まあ周りを見れば敵ばかりと思えることがあるかもしれません。でもエレミヤは「その町の繁栄を祈れ」と記しましたね。その町のため、つまりあなたの隣り人のために祝福を祈るということは人生を大きく変え、平安を得るためのキーワードだということなんです。
あなたの身近に、この人のためになど祝福を祈れない、そう思ってる人いますか? 勇気をもって祝福を祈る者とされていくとき、それはあなた自身の平安に繋がっていくことを知ってください。相手の祝福や赦しを祈ることは割りの合わない行為に思えます。でもあなたが祈る祝福の祈りはあなたの平安に繋がっていくのです。エレミヤは言いました。「その町の繁栄を祈れ。その繁栄はあなたがたの繁栄になるのだから。」と。
(PBA制作「世の光」2017.8.18放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
今月は旧約聖書 エレミヤ書29章11節のことばをご一緒に味わっていきましょう。
「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。----主の御告げ。----それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」
このことばは自分の国からバビロニアに強制移住させられ将来も希望を見いだすこともできなくなったユダヤの人たちに預言者エレミヤが書き送った手紙の一文です。エレミヤは「あなたがたが将来と希望を味わい生きるために、まず今の現実を受け入れよ」と語ったんです。そして続けてエレミヤは、「その町の繁栄を祈れ。その繁栄はあなたがたの繁栄になるのだから。」(29章7節参照)と記しました。自分たちを攻撃し強制連行していった敵国の町の繁栄のために祈れと言うんですからこりゃあ難しいですよね。どうして受け入れることができるでしょう。「バビロンを憎め。バビロンを呪え。」と書いてあるなら喜んで「そうだ、そうだ」と人々はうなずくことができたでしょう。しかしエレミヤは「その町の繁栄を祈れ」と書き送ったんです。
イエス・キリストは「悪をもって悪に報いるのではなく、かえって善をもって悪に打ち勝ちなさい」と勧めています。また「あなたがたの敵を愛し、あなたがたを迫害する者のために祈れ」と言われました(参照マタイ 5章44節、ルカ 6章27節、28節、35節、ローマ 12章14節、ローマ12章21節、1テサロニケ 5章15節、1ペテロ 3章9節) ここで言われている敵とは自分と立場の違う人ということをも意味しています。そう考えるとたくさんいまよね。自分と意見の違う人、考えが違う人、性格の違う人、まあ周りを見れば敵ばかりと思えることがあるかもしれません。でもエレミヤは「その町の繁栄を祈れ」と記しましたね。その町のため、つまりあなたの隣り人のために祝福を祈るということは人生を大きく変え、平安を得るためのキーワードだということなんです。
あなたの身近に、この人のためになど祝福を祈れない、そう思ってる人いますか? 勇気をもって祝福を祈る者とされていくとき、それはあなた自身の平安に繋がっていくことを知ってください。相手の祝福や赦しを祈ることは割りの合わない行為に思えます。でもあなたが祈る祝福の祈りはあなたの平安に繋がっていくのです。エレミヤは言いました。「その町の繁栄を祈れ。その繁栄はあなたがたの繁栄になるのだから。」と。
(PBA制作「世の光」2017.8.18放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。