♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエスはキリストか? / 羽鳥頼和

2017年09月02日 | Weblog
2017/7/29放送


 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日も先週に引き続いて新約聖書のヨハネの福音書からお話しします。今日はヨハネの7章から、人々がイエスを何者と思っていたのかを見てみたいと思います。

 イエスについての見解はこの時大きく分かれていました。エルサレムのある人たちは、イエスが救い主キリストとは信じられませんでした。イエスは普通の人だとしか考えられなかったのです。彼らはこう言いました。「あの人はナザレの町からやってきたことを俺たちは知っている。彼が救い主とは信じられない。」 更にイエスを捕まえて殺そうと考えた人達もいました。彼らはユダヤ人の指導者達でした。そしてその頃、多くの人たちはイエスを信じていました。しかしその事を公然と話すことはしませんでした。そして彼らはイエスのことばに戸惑うこともありました。

 イエスは人々に言いました。「しばらくの間、わたしはあなたがたと一緒にいて、それからわたしを遣わした方のもとに行きます。」 それを聞いた人々は戸惑って言いました。「イエスはどこへ行くのだろう。」 このときイエスはご自分を遣わされた父なる神がおられる天に帰ることを教えられたのです。しかしイエスを信じた人々もその事が分りませんでした。

 このことからもうしばらく経って、イエスは指導者たちの策略により捕えられ十字架で殺されてしまいます。けれど三日目に復活し、その後このことばの通り天に帰られたのでした。十字架につく直前にイエスはご自分が天に帰られることについて弟子たちにもう少し詳しく話されています。

 イエスは弟子たちにこう言われました。「わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。」(ヨハネ 14章2節) 十字架によって救いを与えてくださるイエスは、天に帰り、そこに信じる人たちのために住まいを備えてくださるのです。イエス・キリストを救い主と信じるならそのイエスが備えてくださる素晴らしい神の住まいにずっと住むことができるのです。明日は日曜です。お近くのキリスト教会にぜひいらしてください
 
(PBA制作「世の光」 2017.7.29放送でのお話より )
 
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