♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエスの励まし / 羽鳥頼和

2017年09月30日 | Weblog
2017/8/26放送


 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。 
 今日も引き続き新約聖書のヨハネの福音書からお話しします。今日はヨハネの16章にある、イエスが弟子たちを励まされたことについてお話しします。

 イエスはご自分が十字架にかかって殺される時が近づいたことを知って弟子たちに話されました。イエスは弟子たちに言われました。「しばらくするとあなたがたは、もはやわたしを見なくなります。しかし、またしばらくするとわたしを見ます。」(16節) イエスはご自分が十字架にかかって死ぬこと、そして三日目によみがえることが分かっていて、このように言われたのです。しかしその事を知らない弟子たちは動揺しました。更にイエスは言われました。「 まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたは泣き、嘆き悲しむが、世は喜ぶのです。」(20節) 「世は喜ぶ」とはイエスを殺そうと企んでいる人々が自分たちの思惑通りにイエスを殺すことができて喜ぶということです。そしてイエスはますます動揺する弟子たちに続けて言われました。「あなたがたにも、今は悲しみがあるが、わたしはもう一度あなたがたに会います。そうすれば、あなたがたの心は喜びに満たされます。そして、その喜びをあなたがたから奪い去る者はありません。」(22節) 「わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」(33節) イエスはご自分が十字架で死ぬが三日目によみがえり救いを成し遂げることを知っておられ、「わたしは・・・世に勝った」と言われたのです。イエスは弟子たちを励まされたのです。「あなたがたは悲しんでいるが喜びに満たされる。その喜びを奪う者はいない。あなたがたは世にあって艱難があります。しかし世に勝利したわたしがあなたがたを救います。勇敢でありなさい。」 イエスの励ましは確かです。喜びが与えられ、その喜びはなくなりません。ですから希望を持つことができ、期待することができます。ですから悲しんでも悲しみに沈むことはありません。期待しながら歩むことができるのです。困難にあっても倒れこんでしまうことはありません。立ち上がって歩むことができるのです。

 明日は日曜日です。イエスの励ましを受けるために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」 2017.8.26放送でのお話より )
 
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