♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■あの人は預言者です / 羽鳥頼和

2017年09月09日 | Weblog
2017/8/5放送

 「

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。 
 今月も土曜日は新約聖書のヨハネの福音書からお話しします。今日はヨハネの9章で語られているイエスの癒しの奇蹟に対する人々の反応を見てみましょう。

 ある安息日に、イエスはひとりの盲人の目を見えるようにされました。イエスのことをよく思っていないパリサイ人はその人に、どのように目が見えるようになったのか、尋ねました。

 その人は言いました。「あの方が私の目に泥を塗って『目を洗いなさい』と言われました。言われた通り、私は目を洗いました。すると見えるようになりました。」

 安息日に仕事をしてはならない、と教えていたパリサイ人はそれを聞いて、「安息日を守らないからあいつは罪人だ」と言いました。ところがパリサイ人たちのある人たちは、「罪人である者にこのような奇跡を行えるはずが無い」と反対しました。パリサイ人たちの意見が分かれてしまいました。

 そこで彼らは盲人だったその人に、また聞きました。「あなたはあの人をどう思うのか」 その人は答えました。「あの方は預言者です。」 

 ところが彼が見えるようになったということを信じられない人々が、今度は彼の親たちを呼び出しました。そして親たちに尋ねました。「あなたがたの息子は生まれつき盲目だったそうだが、それがどうして見えるようになったのだ。」 

 親たちは、「どのようにして今見えるのかは知りません。あれに聞いてください。」と言いました。親たちがこう言ったのは彼らを恐れていたからでした。

 実は親を呼び出した人たちは以前から、イエスを救い主であるという者があればその者を村八分にする、と決めていたのです。彼らは初めからイエスは救い主ではないと決めつけていました。

 盲人だったこの人は、どうしてイエスが神から遣わされた預言者であると信じることができたのでしょう。彼が信じることができたのはイエスに出会って、イエスのことばを聞いたからではないでしょうか。反対にイエスをを信じることができなかった人々は、他の人から話を聞くだけでイエスに話を聞こうとしませんでした。今私たちは聖書によって、イエスのことばを聞くことができます。

 明日は日曜日です。聖書からイエスのことばを聞くために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 
(PBA制作「世の光」 2017.8.5放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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