2024/06/18放送
「世の光」の時間です。愛知県春日井市にあります春日井聖書教会協力牧師の水谷潔です。
いつも喜んで毎日を過ごせたらいいのですが、なかなかそうはいきません。でも聖書は、いつも喜ぶように、と私たちに勧めています。新約聖書ピリピ人への手紙4章4節は喜びについてこう記しています。
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」
聖書は「主にあって」と言います。「いつも喜びなさい」と命じられているその喜びは、「主」と呼ばれるイエス・キリストとの関係にあっての喜びです。
喜びたくても喜べる材料が外になく、自分の内側にも喜びを見いだせないことがあるでしょう。しかしイエス様が心の中にいらっしゃるなら、イエス様が喜びの供給源となってくださいます。喜びの供給源であるイエス様とつながるなら、私たちの心に喜びが供給されるのです。
こんなお話を聞いたことがあります。昔、アフリカの奥地にある村の村長が都会に行きました。そこで生まれて初めて水道を見て驚きます。これがあればもう井戸を掘る必要も家の外まで水を汲みに行く必要もなくなる、と思ったのでしょう。村長は、蛇口の付いた水道管を村に持って帰り、村人たちを集めます。そして水道管を地面に差して言います。「もう、これからは井戸を掘らなくても良くなる。この蛇口をひねればいつでも水が出るからだ」。しかし、何度蛇口をひねっても水が出ることはなく、村長は困惑したそうです。
水道管も水源につながっていなければ、ただの管です。同じように、喜びを失い、自分が水源につながっていない水道管のように感じることはないでしょうか。
イエス様は喜びの供給源です。信じる者の内側にいてくださり、溢れるばかりの喜びを年中無休24時間で供給してくださいます。
蛇口をひねるように神様に思いを向けるとき、私たちの心に喜びが訪れます。神様に愛されていることを覚えると、喜びが湧きあがります。聖書が記す喜びは、イエス様との関係にあってのみ経験できる喜びなのです。
聖書は言います。「いつも主にあって喜びなさい。」
あなたもイエス様を信じて、イエス様との関係の中で喜びに歩みませんか?
( PBA制作「世の光」 2024.6.18放送でのお話しより )
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