♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■知恵の心を与えられ

2009年12月28日 | Weblog

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 えー、今年も本当に残り少なくなってまいりました。 年末になって思いますことは、私たちが数えるべきことが二つあるかなあというふうに思っているんですねえ。

 一つは聖歌または新聖歌の中にある讃美歌で「望みも消え行くまでに 世の嵐に悩む時 数えてみよ主の恵み 汝(な)が心は安きを得ん 数えよ主の恵み 数えよ主の恵み 数えよ一つずつ 数えてみよ主の恵み」(聖歌604番、新聖歌172番)ってこう讃美歌を思い出すんですねえ。 一年間振り返って足りないことや反省すべきこともたくさんあると思いますし、また辛かったことや悲しかったことや、そういうふうなこともたくさんあると思うんですね。 そうでありながらも、こちらの失敗やまた辛いことや悲しいことがあった中にも、しかし神様はそれらのものをも益に変えてくださって私たちに恵みを与えてくださった。その数々を一つずつ数えてみるということ、これはとても大切なことではないかなあというふうに思うんですね。 えー、私たちは愚痴っぽく終わるよりは、本当にああ感謝だなあというふうにして一年を閉じることができればどんなに幸いかなあというふうに思うんですねえ。 

 もう一つのことは詩篇の90篇という所にあることばなんですけれども、「私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。」(12節)っていうことばがありまして、やっぱりこの年の終わりにですねえ、この年も終わるんだなあという、そして私たちの人生もやはり終わる時があるんだなあ、という当然のことですけれども、そのことを数える。 ここでは「自分の日を正しく数える」・・・誰も無限に自分の人生があると思っている人はない訳ですけれども、でも私たちはどっかの中では自分の人生がどっかで区切りをつけねばならないということについて本当の意味では実感してない所があるかなあと思ったりするんですけれども、本当に一年を振り返ってみると、あっと言う間の一年だったなあと思うように、私たちの人生ももしかしたら、あっと言う間の一生だったなあと言うようなことになるかもしれない。 私たちはそうしたことを本当に自覚しながら、一体この人生を終えた時にどういう所へ行くのか、どういう終わり方をするのか、ということについてきちんと考えておく必要があるなと思いますよね。

 私たちはキリストにあって永遠の希望を持って生きることができるというその希望を確かなものにしていく、これが大切かなと思います。

(PBA制作「世の光」2009.12.28放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやす

い聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースが

お勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に

教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、

朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケ

ー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わ

せるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内

 電話052-762-
2196 へ


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