世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブル・メッセージは「さらにすぐれた契約」です。
それでは聖書の中のヘブル人への手紙8章7節、8節から読んでみましょぅ。
もしあの初めの契約が欠けのないものであったなら、後のものが必要になる余地はなかったでしょう。 しかし、神は、それに欠けがあるとして、こう言われたのです。「主が、言われる。見よ。日が来る。わたしが、イスラエルの家やユダの家と新しい契約を結ぶ日が。
聖書を読むにはユダヤ人の文化や習慣などについて知っていることが大切です。 先週はユダヤ人のいけにえの風習からイエスの十字架の意味についてお話ししましたが、今日は「契約」というキーワードを取り上げましょう。
初めの契約には欠けがあった、つまり不完全であったというのですが、そもそも「初めの契約」って何でしょうか。
それは今から3500年も昔のことです。 エジプトの奴隷となっていたユダヤ人がエジプトの国を脱出し、シナイ半島の荒野をさまよいました。 その時に神様がイスラエル人と結ばれた契約・約束のことです。 そこで神様は十の戒めを与えられて、その戒めを守るならばあなたを祝福する、と約束されました。 しかしその戒めをきちんと守ることのできる人は誰もいなかったのです。
そこで神様は祝福のための新しい契約を用意されました。 それは、イエスの十字架が自分の罪の赦しのためであると信じて受け入れ悔い改めた者を祝福される、という約束です。
古い契約では十戒を守るという行いが大事であったのですが、新しい契約ではイエスの十字架を信じるという信仰が大事にされます。 また古い契約は誰にも守れないものでしたが、新しい契約は信じるというだけのことですから誰にでも守れるものです。 神の恵みも祝福もみな信じるだけで受けることができる、というのですから、さらにすぐれた素晴しい契約なのです。
今やその契約は、ユダヤ人の枠組みを超えて全人類に、日本人の私たちにも提供されています。 あてのないおみくじや占いを信じるというのとは違います。 神様がイエスの十字架を信じるあなたを祝福されるという神の約束を信じるのです。 信じて神様との契約を自分のものにするなら人生が変わらない訳がありません。 信じてみませんか?
(PBA制作「世の光」2009.12.3放送でのお話しより)
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