♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■救い主誕生につながる人々 <ダビデの子孫として>

2009年12月16日 | Weblog

世の光の時間です。 いかがお過ごしですか。 板倉邦雄です。
今日は「ダビデの子孫として」という題でお話ししましょう。 

 私の実家の仏壇の中には過去帳というものがあります。 私の先祖たちの名前が連綿と書かれています。 我が家の家系図というものです。

 救い主イエス・キリストにも家系図というものがあります。 救い主イエス・キリストの家系図をたどっていきますと、ダビデという名前にたどり着きます。 救い主イエス・キリストが生まれる千年前の人です。

 聖書にも、「キリストは肉によればダビデの子孫として生まれた」と書かれています。 救い主イエス・キリストにはダビデの血が流れていたのですね。 そこでダビデという人物について少し紹介しましょう。

 ダビデは八人兄弟の末っ子として生まれました。 少年の頃から羊飼いの仕事をし、弱い羊を守っていました。 青年時代、戦場へ行った際、河原の石つぶてで敵の巨人ゴリアテ大将を倒しました。 イスラエル南北王朝初代の王様サウルに召し抱えられ、音楽をもってお仕えしました。 しかし王様サウルはダビデの優秀さを妬み、殺そうとしたのでダビデは親しい友人や仲間との逃亡生活が続きます。 そしてサウル王様の死後、ダビデは南北王朝の王様になりました。 しかし息子たちや娘による家族の問題に悩まされます。 また部下のウリヤの妻に横恋慕しました。 権力にまかせ、ウリヤの妻を自分のものにしてしまったのです。 ウリヤの妻が妊娠しますと、妊娠の発覚を恐れた王様のダビデは部下のウリヤを戦地の最前線へ送り出して戦死させてしまうのです。 後に自分の犯した罪を神様の前にも告白し、悔い改めました。 

 ところで救い主イエス・キリストは、このような罪深いダビデを先祖に持っていたのです。 なぜでしょうか。

 たとえば仲人は結婚するお互いのことを良く知っていなければ二人を結びあわせることはできません。 同様に、罪深い私たちを救い、私たちを神様のもとへ帰らせ、結びあわせるために、キリストはダビデの子孫からお生まれになったのです。

 聖書はこう言っています。 
 「神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。  彼(キリスト)はすべての人のあがないとしてご自身をささげられた・・・
   第一テモテの手紙 2章の5節と6節 (口語訳聖書)

  ( PBA制作「世の光」2009.12.16放送でのお話より )

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