世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。
今週は「救い主誕生につながる人々」というテーマでクリスマス・メッセージをお届けしています。 土曜日の今日は「ザカリヤ」という人物が語ったことばに耳を傾けたいと思います。
救い主イエス・キリストがお生れになる少し前、ザカリヤという人物が神様に導かれて預言のことばを語りました。 その中でザカリヤはキリスト到来の目的について語っています。
新約聖書ルカの福音書1章74節のことばです。
「こうして我らは、敵の手から救われ、恐れなく主に仕える、」(ルカ1章73節b、74節 新共同訳聖書)
私たちが敵の手から救い出され、恐れることなく主に仕える。そのためにこそイエス・キリストはこの世に来られた、と聖書は教えています。
聖書が教えている私たちの敵、一言で言えばそれは私たちが神様のもとに近付くことを妨げるものだ、と言えます。 神様の力を信頼することができないとき、神様の愛を信じきることができないとき、私たちは神様のもとに近付くことができません。 神様を信頼することに対する恐れがそこにあるからです。
しかしイエス・キリストが語られたことば、イエス・キリストが十字架の上で成し遂げてくださったことを知るとき、私たちの心からは恐れが消え去る、と聖書は言います。 このイエス・キリストを通して神様の力がどれほど偉大なものであるか、私たちに対する神様の愛がどれほど深いものであるのか、私たちは知るようになる、と聖書は言うのです。
恐れることなく疑うことなく神様のもとに近付くことができる人は本当に幸いです。 その人は神様の力、神様の愛を心から喜び、楽しみ、神様と共に歩むことができるからです。
明日の日曜日、教会ではクリスマス礼拝が行われます。 あなたもぜひお近くのキリスト教会に足を運んでみてください。 そこで語られる神様の語りかけ、愛に満ちたメッセージに耳を傾けるとき、あなたの心からも恐れが取り去られるはずです。 神様と共に歩む幸いなクリスマスの時をどうぞお過ごしください。
(PBA制作「世の光」2009.12.19放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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