世の光の時間です。 お元気ですか? 安海靖郎です。
今日は「今いかに生きるべきか」というシリーズ第三回めです。 旧約聖書の十戒に従ってお話をしています。 今日はその第三回で、こんな内容です。
「あなたの神、主の御名をみだりに唱えてはならない。 主は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない。」(出エジプト記 20章7節 、申命記 5章11節)
聖書の神様は、神の名前をみだりに使うなって言うんです。 なぜならそうしていると本当に必要な時に神の助けや支えを知らないままで惨めなことになりますよ、と言うことです。
それでは神様の名前をみだりに唱える、っていうことはどういうことでしょう。
英語の訳の聖書では、「神様の名前を空しく使うな」また「誤って使うな」となっています。 ですから神様がどういう方かを知らないで、ただ神様、神様、という名前だけを使って約束したり誓ったり自分の拠り所とするということです。
聖書では神がすべての良いこと、良いものの源、愛や正義や平等の根源である、と説明しています(ヤコブ 1章17節参照)。 ですからその神を正しく知り、敬い、信頼していくところにその良きもの・幸いを自分で経験し、自分のものとすることができると言うのです。
そういう意味で日ごろから神様を正しく知り、身近に感じ、心の拠り所、生きる支えとしていくことが大切だ、っていうんです。
ま、そんな生活ができるようにと自分を羊飼いに例えたイエス・キリストが、神を知り神と共に生きる生き方、その救い主として私たちを導いてくださる。 ま、これが新約聖書のメッセージ・福音なのです。
イエス・キリストは将来のことを心配せず、何よりもいま神を求め、信頼していきなさい。 必要なものはすべて与え備えられます、とこう言っています。 マタイの福音書の6章33節です。 「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」
こんなキリストのことば、真実な神を信じて信頼して生きる喜び・確かさをあなたも求め、またそれを体験してみてください。 神を信頼して生きる確かさ、そんな生き方をしていこうではありませんか。
( PBA制作「世の光」2009.3.25放送でのお話しより )
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