世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブルメッセージは「心を騒がしてはいけない」です。
それでは聖書の中のヨハネの福音書14章1節から読んでみましょう。
「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」
私たちには、心が騒いでどうしようもないということがあるものですねえ。 イエスの弟子たちもこの時まさに心騒ぐようなことがありました。 無理もありません。 これまで先生と慕ってきたイエス様が、これから自分が行く所に「あなたがたはついて来ることができない」(ヨハネ13章36節参照)と別れを告げられたのですから。 突然のことに弟子たちは、これから自分たちはどうなってしまうんだろうと心騒いでしようがなかった訳ですねえ。
人間というのは、先行きが不透明な時に心が騒いでしまうものです。 仕事や生活が不安定で将来の見通しがつかない今のような時代にあって、心が落ち着かない人もいるでしょう。 あるいは人間関係につまずいて、これからこの人とどのように関係をとっていったらいいものかと悩んでしまうような時にも心は騒いでしまうものです。 さらには死に直面した時、まったく未知の世界・予想だにできない世界に直面せざるを得ない時に、人間の心はぐらぐら揺れてしまうものですねえ。
しかしイエスは言われます。 どんな時も「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」と。
なんで自分の身にこんなことが起こるのだろうかと心騒ぐような時、私たちは目に見えない神の御配慮があるということを考えたいものです。 イエス様が弟子たちに別れを告げたのも、弟子たちの将来の祝福のために必要なことをするためでした。
神様がどうも私たちを試練の中に置かれると思われるようなことがあるかもしれません。 それは神が私たちを見捨てているのではなくて、むしろ私たちのために何かを計画されたことを実行し整えておられることを考えたいものです。 私たちを大事にし、私たちのために最善を尽くしてくださる神様がおられるのです。 心を騒がせず、あなたを愛しておられる神様を信じましょう。 そうすれば、あなたの心に安らぎが来るのです。
(PBA制作「世の光」2009.3.19放送でのお話しより)
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