世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきね・ひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
最初に今日は聖書のことばを紹介しましょう。
「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。」 詩篇 55篇22節
私は三十歳になるまで実はまったく泳げませんでした。金槌だったんですね。しかし三十歳になった時、勇気を振り絞ってスイミングスクールに通いました。初級の前の初心者コースという所から始まったんです。どういう訳か運動は大好きだったんですけど、水泳だけは苦手だったんですねえ。スクールが始まり、まず浮く練習から始めたんです。しかし、なかなか浮かないんですね。なんといつも沈んでしまうんです。何度かそんな事を繰り返していると、コーチが、「関根さん、力を抜かないとダメなんですよ。力を抜いて水に身を任せればいいんですよう。」 ま、そうおっしゃるんですねえ。そうかぁと思い、今度は体のすべての力を抜いて水に身を任せました。すると何と浮くではありませんか。まあ私は委ねるということはこういうことなんだなあと考えさせられたんですねえ。
聖書の中に「ゆだねる」ということばはよく出てきます。どういうことでしょう。委ねるということは、まず、誰に委ねるのか、これが一番肝心です。あなたを助け導き支えることのできる方にこそ委ねるべきですよねえ。聖書は「あなたの重荷を主にゆだねよ。」と言っています。主とは誰でしょうか。もちろん、天地を創造された神様です。なぜなら、この方以上に力があり優れた偉大な方はいないからです。
もちろん委ねるということは、なーんにもしないでただ待っているということではありません。委ねるとは、まず自分の気負いや自分のプライド、自分の我というものを手放すことから始めるんです。私たちはつまらない面子やこだわりを持ちますよねえ。そんなものは捨ててしまうんです。そして力を抜くことです。ある人は何でも自分の力・自分の頑張りのみに頼ろうとします。うまくいけば有頂天になり、うまくいかなければ自分を責めるか人を責めるんです。しかし委ねるとは、全能の神様の前に自分の無力さを認め、謙虚に膝まづき、「ゆだねます」と告白していくのです。
今日、冒頭に紹介した聖書のことばをもう一度お読みします。
「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。」(詩篇 55篇22節)
この神様の恵みのことばに人生をゆだね、力を抜いて歩んでいきましょう。
( PBA制作「世の光」2007.11.13放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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