世の光の時間です。お元気でしょうか? 村上宣道(のぶみち)です。
えー、私のある知っている人がですねえ、あのー、自動車がブゥーー!と走っていった後に大きく息を吸い込んで「ああ、いい気持ち!」って言ったんで、「えっ! あんた排気ガスが好きなの?」って言ったら、「そうなんだよね、あれを吸うとね、胸がスウーッとするんだよ」と言う人がいて、はあーっ?、人にもいろんな人がいるなあって思ったんですけど、まあそんなふうにですねえ、どうしてこんなのが好きなんだろうっていうのを、でも他の人はそれが大好きってことがあったりして、人はみんなそれぞれ違う訳なんですけども。
でもこれだけは共通して誰もが、これは嫌いだと人がないというの、それは幸せだというふうに言ったのは、ヒルティという人の『幸福論』の最初に書いてあるまあことばですね。幸せ?、いやあそれだけは御免だという人はいないだろうと思うんですねえ。みんな幸せを求めているというふうに。私はトルストイの『人生論』というのを読んだ時も、人生は善にもあれ(※?)悪にもあれ(※?)、幸福への努力、それが人生だというように書いてあって、そうかなあと思った事があるんですけれどもね。
確かに三浦綾子さんが言われたように、私は幸せなんかいらないわという人がいたらその人は生きることを放棄していることだというふうにさえ言われましたけれども、そうかもしれませんね。ですから誰でもが幸せを求めているはずなんですけども、でも現実はどうなんだろうかなあというふうに思う訳ですねえ。
「あなたは幸せですか?」って尋ねて、「はい私、幸せです」って答えられる人はどれだけおられるかなあっていうふうに思うんですけれど。まるでこう「山のあなたの空遠く 幸い住むと人の言う」って、山の向こう側には幸いがあるかもしれないけれど、みたいな。実際にはなかなかお目にかかれない。せっかく捕らえてみた青い鳥も結局は・・・、というふうなですね、本当に現実というものは幸せとは程遠いものというふうなそういう印象を持ってしまうということがあるような気がするんですね。
でも聖書の中にですね、「そうすれば幸福があなたに来る」(ヨブ記 22章21節「さあ、あなたは神と和らぎ、平和を得よ。そうすればあなたに幸いが来よう。」)ということばがありまして、それは「神様とちゃんと正しい関係を結んで心の中に平安が与えられたら幸せがあなたに来ますよ」ってことばが聖書の中にあるんですね。つまり、何が幸せの土台なのかってことがはっきり分かって、それを得るにはどうすればよいのかっていう方法が分かれば幸せはその人のものになるんだっていうことなんですね。
聖書が教えているのは、何が本当の幸福なのかということと、どうすれば得られるかということ。そういう意味での本当の幸福を得て欲しいと思います。
( PBA制作「世の光」2007.11.05放送でのお話しより)
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