goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■恐れ人生が喜寿を迎える

2005年07月28日 | Weblog

 お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。
 
 今日は読売五行歌に投稿されていた五行歌、紹介しますね。埼玉県深谷市にお住まいの山崎たけおさんていう方の五行歌です。

 結核に恐れ 弾丸に恐れ 飢餓に恐れ ガンに恐れて 恐れ人生が喜寿を迎える

 この山崎さんは若い頃結核を患い、あるいは戦争を経験され、また貧しい飢えの中を通られ、そして今、喜寿を迎えてガンにみまわれている様子なんですね。でもこの山崎さんの歌には悲愴感や人生の恨みつらみなどあんまり感じられない所が救いだなあ、そんなふうに思いました。人生喜怒哀楽と言いますが、人生は恐れの中で生きることであるとも感じます。心配や思い煩いや迷い、また恐れ、そんなようなことのまあ何かどろどろしたということを感じさせられますが。

 ところで聖書に見る恐れには大きく三つあるかなって思うんですね。一つはきよい恐れと言いましょうか。絶対者なるお方、天地万物の造り主なる神への畏敬、おそれ畏(かしこ)むということでしょうか。人間がこの点において神への畏敬を失ったことによって多くの恐れに囲まれて生きる結果を招いているのではないか。こういうふうに聖書は指摘しているんですね。

 第二番目の恐れといいましょうか、それは罪を犯したことへの恐れです。刑法上での犯罪もそうですが、良心の呵責につながる言動や内面の思いなどからくる後悔や自責、またこのままでは神の前に立てないという恐れというふうに考えることができるでしょうか。

 第三に、人を恐れる恐れや物事や出来事への恐れです。人間関係の煩わしさ、思うように行かないこと、病気、経済的なこと、家族の問題等々、まあきりがないですよね。もしこういう恐れがまったく無い人生であるならばまあ極楽っていうふうに言えるんじゃあないでしょうか。だからこそ神は聖書を通して私たちに「恐れるな。わたしはあなたとと共にいる。」と繰り返し語り続けているんですね。主イエス・キリスト御自身も「恐れるな。ただ信じなさい。」と繰り返して言われています。

 恐れないというのは、この世に生きている限り無いかもしれません。しかし恐れを超えるというか、恐れが平安になるという日々が神に(よって)与えられているんだということを知っていただきたいと思うんです。この宇宙大の神に守られ、愛されているんだ! 文字通り聖書にある通り「愛には恐れがありません。まったき愛は恐れを締め出し」て行くのです。(恐れを)締め出していく、そんな生き方、ご一緒しましょう。

(PBA制作「世の光」2005.7.28放送でのお話しより )

*****

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせて日曜日の朝、教会に行ってみましょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする