世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
先日、「将来に対してあなたは希望を持つことができますか?」という調査報告がテレビで流されていました。何と先進国と呼ばれる国の中では日本は最下位でした。
暗いニュースが続き、考えられないような事件が多発し、将来に対する不安を持っているんでしょう。物質の豊かさは目を見張るものがありますが、その背後に希望を持てない病んでいる現実というものが横たわっているように思います。本来ならこんなに便利な時代になり、情報は瞬時にして手に入り、自由にどんなこともすることができる、基本的な人権が保証されている訳ですから、もっともっと人々の心に希望というものが溢れていてよいはずです。しかし現実はそうではないようですね。
ある幼稚園の先生としばらくお話しする機会がありました。先生はこう言われました。「今はお母さんもお父さんも、とにかく不安を抱えているんですよ。」どう子どもを育てていったらよいか分らないという訳です。何をするにも自信をなくし、希望が持てない不安の時代なのかもしれませんね。そしていろいろなことに失望させられているというようなことがあると思います。聖書のことばに、ぜひ耳を傾けていただきたいんです。
ローマ人への手紙10章11節。「聖書はこう言っています。『彼に信頼する者は、失望させられることがない。』」 「彼に信頼する者は、失望させられることがない」というのは何と大胆なことばでしょう。今まであなたはあまりにも多く失望させられてきたと感じているかもしれません。時には先生に、また友だちに、学校に、いやあなた自身にも失望させられたということがあるでしょう。聖書は、イエス・キリストに信頼する者は失望させられることがないと断言しているんです。また、別の翻訳では、「彼--イエス・キリスト--に信頼する者は失望に終わることがない」とも訳されているんですねえ。まあ人生にはたくさんの失望と思える出来事が起こります。それはクリスチャンでもクリスチャンでなくても変りません。しかしイエス・キリストに信頼する者は決して失望に終わらない。決してイエス・キリストはあなたを失望のまま放っておかれはしないと約束しているんですねえ。
パウロという人もこう記しています。ロ-マ人への手紙5章5節。「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」
どうぞ聖書の約束のことばを心に留め、あなたの一日を今日も始めていきませんか?
( PBA制作「世の光」2005.7.26放送でのお話しより )
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