世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。
えー、夏はよくお祭りがあちらこちらであるシーズンですよねえ。で、お祭りというと、まああのー偶像と言いましょうか、そういうものとの関連のが多いんですけれども、実は聖書を見ますと旧約聖書の中にもお祭りのことはたくさん出てくるんですねえ。過ぎ越しの祭りとか仮庵の祭りとかですねえ。で、新約聖書の中にも祭りということばが出てきますけれども、ま、今で言いますと例えばクリスマスとかですね、イースターとか、これもお祭りだとは思いますね、降誕祭とか復活祭とかというふうな言い方をする訳ですけれども。
聖書の中にこういうことばがありましてですね、「私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。ですから、私たちは、古いパン種を用いたり、悪意と不正のパン種を用いたりしないで、パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。」っていうことばがあるんですね。「純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。」って、これは教会の中での礼拝を意味しているというふうにも言うことができるんですね。
で、クリスマスとかイースターとかそういう時だけじゃなくって、教会は毎週日曜日に礼拝をする訳ですけれども、その礼拝って言うと何かこう堅苦しいような印象があるかも分りませんけれども、その礼拝っていう中には「祭りをする」って意味が本来あるんですね。で、祭りっていうのはその喜び楽しむ、神様が私たちにこんなすばらしいことをしてくださった、神様が私たちを愛しておってくださるそのことを覚えながら神を誉めたたえる。喜び楽しむ。そして仲間と一緒にですね、あなたも私も同じキリストによって神の子どもとされて良かったですねって言いながら互いに喜び楽しむ、お祭りをする、それが一つの礼拝ってことの意味でもありますね。そしてその礼拝の中で大切なことは、「小羊キリストがすでにほふられたからです」とありますように、私たちの罪のためにキリストが十字架においてすべての罪やけがれを解決してくださったというその前提があるから、さあともに祭りをしようではないかという訳ですね。イエス・キリストを信じるということは私たちがこのすばらしい祭りの中に加わることだというふうに覚えくださったらいいなと思うんです。
( PBA制作「世の光」2005.7.25放送でのお話しより )
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