お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。
最近は五行歌を作る人が多くなったようです。五行歌というのは、口語で自由に書く詩歌で、約束事は五行で書くということと、一行を一息で読める長さにするという、まあごく簡単なものだそうですね。今日は、新聞に掲載されました、埼玉県川越市にお住まいの西浦えいこさんの五行歌、紹介しましょう。
医科大の一角で 林立する 棺とともに 客を待つ 葬儀社
この五行歌の評価に、西浦さんの「林立する棺」のすごみに圧倒された。私たちは明らかに待たれている、とありました。
ま、病院の医療によって病気が直り、元気を取り戻す人々が多くいらっしゃいます。ありがたいことです。病気で入院されているすべての人がそうであって欲しいというのが私たちの願いです。しかし、必ずしもそうではありません。この五行歌に見る光景は、亡くなった方々を納める棺が林立するように用意されている様子です。一見、情け容赦なく棺が運ばれ、遺体が納められていく。葬儀社は丁重な態度を取りつつも仕事として処理していく。遺族の方々にとっては、いたたまれない光景ですよね。しかしこれはまた厳しい現実の一つでもあります。林立する棺のすごみに圧倒されたという評価は、あまりにもそれが現実であるという事だと感じました。そして私たちは明らかに待たれているんだ、そんなようなことも現実なんだなあと感じたのです。
確実に、誰にでも、絶対にその日が来る訳ですよね。しかし、私たちを待っているのは、棺を用意している葬儀社だけではないはずです。イエス・キリストは弟子たちに囲まれながら、最後の晩餐の時に、言われました。新約聖書ヨハネによる福音書の14章2節3節です。
「わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」
私たちを待っているものは、あなたを待っているものは、キリストによって備えられている永遠のいのちです。神の国です。イエス・キリストはあなたのために住まいを備えて待っていらっしゃいます。そのゴールを目指して今日も一日、生きてまいりましょう。
(PBA制作「世の光」2005.5.26放送でのお話しより )
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