だいーぶ前だけど、2017年11月19日の東京新聞朝刊記事の「言わねばならないこと」欄から抜粋します。
衆院選の結果を受けて憲法改正の発議がされ、国民投票へという流れになる前に、まず憲法とは何かを学ぶための「憲法カフェ」を開いている弁護士・太田啓子さんの発言です。
●まず憲法を知り、周りに伝える
「国民は憲法を守らなければいけない、○か×か」。答えは×で、「国民ではなく国が憲法を守らなくてはいけない」というと「えーっ」て。あまりに知られていない。九条以前の問題だ。
今回の九条改憲も、単に自衛隊を「明記するだけ」なんてことはあり得なくて、安保法制によって海外で事実上「戦争」ができるようになってしまっている「新自衛隊」を明記することなんですよと。
安倍晋三首相の憲法観には危うさを感じる。立憲主義が嫌いなんだろう。彼は自分が悪いことをするはずない、縛られる必要はないと思っているのでは。権力の暴走を恐れなければならないという発想が乏しい。
私たちは流されないで、自分の頭で考えて意見を持つことが大事。まず知ること、そして発信者になって周りに伝えてほしい。
戦争いらない。憲法改悪いらない。原発いらない。
今日は広島に原爆が落とされた日。戦争できるようにしたらもっとひどいことがおきる。
日本には平和憲法があることを誇りに思うよ。
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