ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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原発なくても電力は大丈夫と判明

2013-09-16 12:53:29 | ありがとうございます

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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  昨日の15日、国内で唯一稼働中だった関西電力大飯(おおい)原発4号機(福井県おおい町、118万キロワット)が発電停止に向けた作業に入り、今日(16日)に原子炉が完全に停止した状態になりました。これで、2012年7月以来、1年2カ月ぶりに国内の商業用原発50基すべてが止まりました。
 でも、新しい規制基準に基づいて4つの電力会社が12基の再稼働を申請していて、原子力規制委員会で審査が進んでおり、「原発ゼロ」は数カ月で終わる可能性があります。
  原発に頼らずに電力需要をまかなえることがはっきりしているのに、なぜ再稼働するの? 
 今日の東京新聞朝刊から抜粋します。

●猛暑の今夏 電力余裕
 本紙は7月から9月上旬まで、電力各社の資料や取材を基に、各日のピーク時、各社が用意した供給力の何割が使われたかを示す使用率の推移を調べた。(この間、動いていたのは関西電力大飯原発3、4号機の2基のみ)
 北海道、東北、東京の電力三社では、使用率が90%未満の「安定」した状態がほとんど。95%以上の「厳しい」日はゼロだった。
 一方、気温35度以上の猛暑日に連日見舞われた西日本では、冷房などの需要が増え、「やや厳しい」(90%以上95%未満)日が目立ったものの、全体的には「安定」が大勢を占めた。ただ、原発依存度が高かった関電と九州電力では、「厳しい」がそれぞれ4日あった。
 東西で電力を送れる量は今後、大型の原発2基分に相当する210万キロワットに拡大する。広域で支え合う仕組みが整えば、原発に依存しなくても電力不足の心配は減る。
 電力需給に詳しい植田(うえた)和弘京大大学院教授は「需給だけをみれば、原発は必要ないことがはっきりした。広域の融通体制の強化や、節電で利用者が得をする料金体系の拡充など、対策の余地はまだある」と指摘する。

 人間に制御しきれない危険な原発を再稼働するのは“狂気”だよ。
 前にも書いたけど、「狂気……それは、同じ事を繰り返し行い、違う結果を予期することである」(アインシュタイン)。

 安全な環境で安心して暮らしたい。関わっている人たち、その人たちが関わっている人たち、そのまた先の人たちすべてを無用な危険にさらしたくない。原発はいらない。