ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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核燃料の冷却を金属で

2013-09-03 09:13:10 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 今日の東京新聞朝刊「本音のコラム」に「原発推進者の責任」というタイトルで鎌田慧さん(ルポライター)が書いていたことを抜粋します。適宜改行しています。

 国際的な犯罪ともいえる原発の汚染水漏れの対策を小出さん(京都大学原子炉実験所助教)に聞いた。彼は困惑の表情を浮かべながら、露出した使用済み核燃料の冷却について、「もう水では限界です。金属(鉛)を使う方法があります」と指摘した。
 「金属」は新しい方法だ。政府と官僚、原発を推進した企業、学者は謙虚に失敗を認めなければならない。
 原発事故を本気で考えるなら、原発反対派の学者の地検、国際的な見識も学んで、大胆な手を打つべきだ。

 鉛を使う方法ってどんなものか?
 検索してみたら、「燃料を液体鉛で包む」という方法があるらしい。
 「スリーマイル島酷似事故からチェルノブイリ酷似事故へ  福島原発・同時多発事故の展開」 (http://www.env01.net/frommanager/2011/20110319t.pdf)という提案が原発事故直後の2011年3月18日になされていました。

  鎌田さんはまた次のように書いています。

 推進派は相変わらず、「原発をやめたら経済が破綻する」と脅かすが、核依存経済からの脱出こそが脱原発の道筋だ。ドイツの持続可能エネルギーへの転換と経済発展への希望を教訓にすべきだ。
 泥船にしがみつく愚は避けるべきで、まして、経済発展を核で賄うという野望は最悪の「公害輸出」でしかない。

 本当にそうだと思う。