花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

四日市湊物語 ⑨四大工事と臨港橋

2021年08月20日 | レモン色の町

明治39年、日露戦争が勃発し貨物の集散が一層激しくなり、もはや旧態に甘んじておれなくなった。そこで次の4事業を始めることとなった。①阿瀬知川の開削 ②入江の浚渫 ③海面の浚渫と埋め立て ④諏訪前(諏訪新道より本町)の道理改修 に取り掛かることとなった。

明治43年尾上町での起工式の様子

2021年5月17日のブログ記事一覧-花の四日市スワマエ商店街 (goo.ne.jp)

2021年5月18日のブログ記事一覧-花の四日市スワマエ商店街 (goo.ne.jp)

2021年5月19日のブログ記事一覧-花の四日市スワマエ商店街 (goo.ne.jp)

新港建設の大工事は、大正元年の大暴風や、大正3年のシーメンス事件による政変、第1次大戦による物価上昇などいろいろな障害に合い、一時は工事中断の恐れもあったが、県と市の懸命の努力によってまずは順調に進み、昭和3年7月に第1期工事の竣工を見たのである。

相生橋から西(納屋町、本町方面)を望む 大正13年

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする