花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

心を豊かにする菜根譚33語

2014年09月29日 | 諏訪商店街振興組合のこと

“心を豊かにする菜根譚”興福寺貫首 多川俊映 祥伝社黄金文庫

 

洪自誠の著した“菜根譚”はいつ読んでも自らの背筋を正してくれます。

念頭起こる処、纔(わずか)に欲 路上に向かって去るを覚(さと)らば、便(すなわ)ち挽(ひ)きて理 路上より来たせ。一たび起こりて便(すなわ)ち覚り、一たび覚りて便(すなわ)ち転ず。此れは是れ禍を転じて福と為し、死を起こして生を回(かえ)すの関頭なり。切に軽易に放過することなかれ。

 心が動いたとき、我欲の方へ行きそうだと気がついたら、それこそすぐに正しい道の方へ引き戻せ。一念迷ったときにはすぐに気付いて、気付いたらすぐさま改めるようにする。これこそ禍を福に転じ、死を生にひるがえすきっかけである。決して軽くみて見逃してしまうようなことがあってはならない。

 私たちが頻繁に繰り返すミスや間違い。「まあ 大したことではない」と解決を後回しにしていると、やがて大きな問題になる。手当は即、早めに対処しておくべきだと教えています。毎日を気持ちよく生きる秘訣だと思いますが、如何?


元気がいちばん・達者がなにより

2014年09月27日 | 諏訪商店街振興組合のこと

ごあいさつ        四日市諏訪商店街振興組合 理事長 外羽 勇

 

この度、四日市諏訪商店街振興組合では、全国商店街振興組合連合会実施の地域商店街活性化事業を受けて、6回の健康講座と6回の映画鑑賞会を開催させていただく事となりました。

“元気がいちばん(映画会)”では、“山田洋次の仕事”のテーマで、心温まる作品群を皆様と共に鑑賞いたします。そして、平成27年1月23日の例会には、映画評論家の吉村英夫先生にお越しいただき「山田洋次の世界」と題して講演を行っていただきます。

また“達者がなにより(健康講座)”では、いつまでも若々しく元気でいられる秘訣を、社会福祉法人 青山里会様と四日市市健康づくり課の諸先生方からお話を伺います。そして、平成26年10月17日の例会には、青山里会 理事長の川村陽一先生に講演していただきます。

心身ともに元気で、張合いのある毎日が送れます様、皆様と共に楽しんでまいりましょう。入場は無料、是非お誘い合わせの上 お出かけください。

スタッフ一同 心よりお待ち申し上げております。

訂正  12月26日上映予定の“たそがれ清兵衛”は、12月19日(金)に変更させていただきます

 

 


映画 家族

2014年09月23日 | 諏訪商店街振興組合のこと

来年1月に山田洋次監督の“家族”を上映する。評論家の吉村英夫氏の講演会も同時開催の予定だ。

映画“家族”は、5人の家族が長崎を離れ苦労してようやく北海道へ辿り着くお話。この家族が途中に大阪万博へ立ち寄る。せっかくだからと会場に入ったが、人の多さに圧倒される。

昭和45年3月31日の中日新聞が出てきた。“万博とわが家”と題して岡崎市の宗形洋子さんがコラムを書いていた。

 先日久しぶりに、東京に住んでいる妹から便りがあった。テレビを見ていれば、日に何度も万国博とさわがれ、町へ買い物に出かければ、万国博という文字を見なかったことはない。けれど私たちは万国博のバの字の余裕もないと書いてある。仕事を休んで東京から大阪までの運賃と、少なくても一泊の宿賃、入場券、その他雑費まで勘定して見ると、一か月の給料の半分は、とんでしまうという。

 我が家でも学校前の子供三人をかかえ、とうてい行けそうもないからと、まるで興味のなかったことだが、きょうも夕食の買い物に出かけ、野菜の高かったことに目を白黒させられた。春がおそいための不作と、万国博のあおりが少しばかり、とのことである。(中略)日本でやるときに行っておかなければ。もう二度と万国博なんて見る機会はないからという人もある。私たちは出不精の夫婦だから、万国博なんかへ行ってたくさんのお金を使い、疲れて帰ってくるくらいなら、家にいて子供に買ってやりたい物も山ほどあるし、厚い肉もバナナも、おなかいっぱい食べさせてやりたいと思う。けれど、そのどっちも出来ない。

 その万国博が、こんどは東京で開かれる。


清水駅前銀座商店街探訪

2014年09月19日 | 諏訪商店街振興組合のこと

9月18日は恒例になった四日市諏訪商店街振興組合のバス視察旅行でした。

清水駅前銀座商店街はアーケードの下に100余軒ほどの店舗が並ぶ商店街。イベントや空き店舗対策等がきめ細かく実施されています。カラー舗装もきれいで、整備が行き届いていました。以外に人通りが少なく感じたのは平日だったせいでしょうか?

食事は、地元でチェーン展開をされてみえる“なすびや”さん。静岡と清水市で15店舗をだしてみえます。料理の真ん中には氷で作られた富士のお山がそびえておりました。写真右上には大きな“わさび”が添えてあります。すっただけで、涙が出ました!


“地域再生の罠”

2014年09月17日 | おいらの商店街

昨夜は年に一度の飲み会だった。高校時の同級生4人が(今回は3人だったが)グダグダと飲み且つ喰う。これで40年以上続いている。

さて今夜は何処へ行こうかということで、某地産地消の店にでかけ、満足できずに某中華料理屋を訪れる。そこでこの本を思い出した。

久繁哲之介著“地域再生の罠・なぜ市民と地方は豊かになれないのか?”ちくま新書

この本の中で問題が出されていた。次の二つの写真で、若者が絶対行きたくない飲食店と仲間や恋人と行きたい飲食店はどちらか?というものである。

答の前にどちらがどれほど“顧客志向”であるかを考えて欲しい。上の店には“地場産品応援の店”の提灯がかかる。その心意気は誠に素晴らしい。しかし、消費者に対して自慢して良いことではない。そもそも応援は強要すべきものではない。論理の正しさで勝ち取るものでもない。応援の源は共感や愛情という「心」にある。地場産品を応援したいという心意気は、あくまでも提供者側、すなわち店舗運営者と農業関係者が自らの心のうちに秘めておくべきことである。顧客は引いてしまうだろう。店舗が応援するのはむしろ我々(=顧客)ではないかと疑念を抱かせるだろう。

われわれは若者ではないので、感性がちょっと違うと思う。それに、はじめ訪れたお店は地場産品の強要はなかった。ただ、少し料金が高く(地場産品だから仕方がないか)・種類が少なく(地場産品だから仕方がないか)・料理のボリュームが無い(地場産品だから仕方がないか)。そして、じっくり説明を聞いてゆっくり味わうには、隣の席との距離が30センチだった。食欲を満たすためだけの我々呑み助には、料理の安心安全や物産の意義などは、二の次になってしまうのでしょうか?

難しいことではアリマス


フランフラン

2014年09月15日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

昨日のがっちりマンデーは“フランフラン”というお店。これがまたデザインが洗練されている。

自社でデザインしたものを海外で作る。大型チェーン店によくあるタイプ。

何故、商品のデザインが他と違うのか?

スタッフはすべて女性。しかも 若い!毎回テーマを決めて勉強会を開き、各店舗で商品構成を考える。

地中海とかパリとか

テーマに沿って陳列を変える。前夜遅くまでその作業は続く。

家具や調度品も生鮮品として扱われている。商品は生きているのです。

しかし、仏壇は 死んでオリマス?????否!!


あべの文の里商店街

2014年09月12日 | 諏訪商店街振興組合のこと

第一観光さんが、組合の研修旅行に如何?と持って来ていただいた“あべのハルカス”への視察旅行。セットになっていたのが“文の里商店街”でした。

ネットで見せていただくと、ユニークなポスターで炎上しております。マ、ご覧ください。

ポスターを見るだけで、商店街の元気が伝わってマイリマス

ということで 役員会で視察に出かけようカナ?ということになりました。

(不許複製 につき大変申し訳ありません!お邪魔した折、お断りさせていただきます  陳謝!)

 


三ヶ日高校の図書室

2014年09月09日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

今朝のNHK“おはよう日本”より

三ヶ日高校の図書貸し出しが、ここ数年で20倍以上になっている。…たぶん

仕掛け人は?・佐藤先生???だったかナ(名前の画像を消去してしまいました  スミマセン)

円形のテーブルに話題の本を並べる テーブルを囲んで本の話に花が咲く  しかも中央の台は中華机のように回転する

先生イチオシの本が並ぶ 本屋大賞ミタイ

生徒も面白かったお勧めの本を コメント付きでテーブルに並べる(ややピンボケ)

こんな図書館だったら 読書意欲がわきます 本が生きていて楽しそうです

アナログはアナログで対処していますナァ

良いアイデアは まだまだあります


中心商店街 跡地問題

2014年09月08日 | おいらの商店街

本日の中日新聞より

木曜日 中日新聞の河崎祐介氏より振興組合に取材の連絡が入った。自分が休みだったため、金曜日、石崎均先生とコンタクトを取るが、すでに連絡は届いていた。三重版にカラーで大きく取り上げていただいた。再建加速への後押しになればと思っています。駅前中心商店街への起爆剤となることを期待して・…。


宮沢賢治の食卓

2014年09月03日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

“思い出食堂”というコミックをご存じだろうか。なかでも魚乃目三太の描く漫画は暖かくてほのぼのとする。

“宮沢賢治の食卓”がシリーズになっていて、今回は上京した賢治がハヤシライスに舌鼓を打つ場面がある。

花巻の農学校教師だった賢治は、ある日、授業で生徒と麦こなし(麦の脱穀)に汗を流す。そして、脱穀が終ったあと近くのスイカ畑に忍び込んでスイカを盗む。ところがこれが見つかり農夫に怒鳴られ、みんなはスイカをかついで一目散に逃げた。

生徒が、この楽しかった想いを話すと、賢治は全て仕組んだことだと打ち明ける。