花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

第1回映画会開催

2011年07月30日 | 諏訪商店街振興組合のこと
昨夜、文化の駅サテライトステーション事業の映画会「小津安二郎再発見」が午後6時30分、スワセントラルパーキング2階会議室で開催されました。
  外羽理事長の挨拶
第1回は「秋刀魚の味」 朝の中日新聞 北勢版に掲載していただいた為、来場者は51名と予定の人数にぴったりの大盛況だったので驚きました。中日新聞の福岡さんのおかげです。ありがとうございました。
年配の方が多く2時間の上映は長いので、途中休憩を入れてもいいのではと感じました。「なつかしい」「封切り時は秋刀魚の字も読めなかった」「映像がきれいで驚いた」「小津監督は三重県の人ですか?」「無料で観せていただくとはありがたい」などの意見が聞かれました。
来場者の方には、保険と次回の宣伝の為住所氏名の記入と、感想文をお願いしました。
前日まで準備で大わらわ。パソコンからプロジェクターへ画像を送り、パソコンからアンプ、アンプからスピーカへ音を送りと、周りはコードだらけになりました。次回、再びコードをつながねばなりません。又、コスモちゃんのお世話になり早めに準備することにいたします。
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商連「泗水会」の準備会開催

2011年07月25日 | 四日市商店連合会です
森 修平四日市商連が動き出そうとしています。
     
7月23日午後7時、旧・青年部あらため商連「泗水会」をたちあげようと、森新会長の人脈から新会員9名の方にお集まりいただき、8名の商連会員との顔合わせの形で会が開かれました。於 四日市シティホテル
議員・商工会議所・イベント企画・不動産・クィーン四日市・大学生等さまざまな職種の方にお集まりいただき、四日市商店連合会のもと、これからの四日市を1市民として何が出来るのかを探る懇談会でアリマシタ。
さまざまなユニークな方々とお話しをさせていただき、いままでの枠からはみ出した新しい力を商連内に取り込めそうな、そんな予感を感じさせる集まりでした。
次回からはいよいよ具体的な事業の実施に取り掛かることになりますが、森会長の手腕が問われるところであります。
第1回泗水会には、新旧会員の交流会ということになりますので、会員の皆様お楽しみに開催の日をお待ちください。
追記
いよいよ「小津安二郎再発見」実施の日が近づいてまいりました。
今日は、コスモちゃんと映写器具のテストを行ないましたが、うまく接続できないので苦労いたしました。
で、うまくいったのかって?
一度や二度でうまく行くはずはないでしょう。(ダイジョウブ???)
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宣伝でスミマセン!

2011年07月22日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
コマーシャルで申し訳ありません。
     
本日入荷「がんばろう!日本」うちわ 100円デス。
追記
レスキューに助けられた子猫が嫁に行きました。
お陀仏になっていたはずが 幸せになってよかったと大喜びのおかあん
仏壇が売れたとき以上の喜びようデゴザイマシタ
あと1匹おりますので どなたかもらってやってください
追記
(7月24日夕刻 おかげさまで子猫完売とナリマシタ お騒がせいたしました)     
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二つの重要なまちづくり会議

2011年07月19日 | 諏訪商店街振興組合のこと
本日、台風6号の影響でお店はさっぱりでしたが、大変実り多き1日でゴザイマシタ。
まず、午後1時から、外羽理事長に呼びかけていただき、サンシ前罹災跡地の地権者の方4名と、地域環境デザインの石崎先生と話し合いがもたれました。
商店街の真ん中で火災が発生してから4年余の月日が流れました。当初火災跡地の取り組みで、罹災された方を中心に商工会議所様と石崎先生とで復興に向けての策が練られてきましたが、いまだに頓挫したままで今日を迎えています。そこでグランドプラン完成を機会に、地権者の皆様の思いをお聞きしようと今日の席を設けた次第です。
皆様からは、概ね前向きなご返事をいただき前途に明るさが見えた会議でした。改めて地権者の方の熱意をひとつにまとめていただき、まちづくり会社設立のあかつきには、再興に向けての動きに結びつけばと祈る気持ちです。
もうひとつは、四日市商工会議所から四日市市に現在の取り組みに対する理解を求めたところ、市議会の産業生活常任委員会が取り上げていただき、午後4時から16名の市議会議員の方々と話し合いがもたれることとなりました。
商店街側からは、齊藤会頭をはじめ、竹尾副会頭、石崎先生、そして振興組合からの計12名でした。
グランドプランの説明があり、今回の交流会を機に、市と商工会議所との連絡を密にして取り組む約束が交わされました。
どちらも、今後の事業へのきっかけとなる会議でしたが、まちづくりには重要な入り口にあたる会議になると確信しています。
“なでしこジャパン”から学びました。決してあきらめるな!
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またまたまたまた子猫を捕獲

2011年07月17日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
数日前から、商店街で子猫の鳴き声がするということで、ひそかな騒動となった。場所は店舗間のすき間。とても人の手が入るところではない。
1匹は昨日、コスモちゃんが上からかごを下ろして捕まえた。しかしあと一匹がつかまらない。声がだんだん弱くなる。ここで死なれたら後味が悪い。どうしよう・・
そして今朝、ついにレスキューの登場となった・・・らしい。はしご車が来たのでコスモちゃんも腰を抜かしたそうな。棒(正確には紐)を下ろしたら飛びついてきたということだ。
さて、捕まえた二匹の子猫はどうなっているのか?というと・・・
いま、うちのおかあんと娘と孫で、付きっ切りの介護にあたっている。
当方への監視の目がおろそかになっているので、これ幸いに焼酎をいただいている。子猫捕獲のお祝いデアリマス。
生後約1ヶ月でメス。誰かもらってください。
     
     
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小津監督の傑作「生まれてはみたけれど」

2011年07月15日 | 諏訪商店街振興組合のこと
「大人の見る絵本 生まれてはみたけれど」は昭和9年、小津安二郎24歳(訂正 28歳)のときのサイレント映画で、世界の映画史の上でも不朽の傑作といわれています。
     
麻布から郊外へ引っ越してきた二人兄弟(菅原秀雄と突貫小僧)は、近所の子供たちのガキ大将になり金持ちの息子も従えているのに、その子の父親に自分たちの父親はペコペコしています。この矛盾に二人は大いに憤慨し講義する物語です。
とにかく子供の世界が面白い。ずいぶん昔の無声映画なのに内容に古さを感じさせない、まさしく傑作です。
     
     
     
     
     
     
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奇妙な目線「晩春」考

2011年07月13日 | 諏訪商店街振興組合のこと
     
昭和24年に作られた小津安二郎の映画「晩春」は、父一人娘一人の穏やかな生活から、娘を嫁に出すお話です。
     
住居のある北鎌倉から列車で二人は東京へ出る。
その列車内でのカメラ位置に奇妙な、観るものに不安を与えるような箇所がある、と吉田喜重は「小津安二郎の反映画」で述べております。
     
このシーンです。最初、二人は立って列車に乗っています。
やがて車内は空いて、笠智秀が席に座っている。
     
立ったままの原節子に「席をかわろうか」と声をかける。
     
「まだいいですわ」と断る娘。
このときの娘の立ち位置は父親の左側。父親への目線は右下。
普通、対話をしているのなら、父親は娘の右。目線は当然左前方に向いていなければなりません。
「だがそれにしても「晩春」の父と娘が、電車の中でおだやかに、そしてなにげなく会話をかわす場面でありながら、なぜその日常的な平和な空間をかき乱し、われわれを硬直けいれん化させるようなショットをモンタージュしたのだろうか。映画の文法がまやかしでしかないことを示す戯れにしては、観客の感情をいたずらに刺激し、無意味な異化効果をまねくだけであったろう」
一般に、二人が対話をしている場面では、カメラは二人の目線を結ぶ線をまたいではならないとされています。二人が同一方向を見てしゃべっていては対話にならないからです。
「それでもあえて小津さんが試みざるをえなかったのは、みずからが描く父と娘のドラマがあまりにもおだやかであることに、小津さん自信が不安を感じたからに違いない。父と娘との平穏無事な暮らしぶりを描きながら、それが不自然なまでに過剰に心地よく思われるときには、逆の方向へと揺りもどす反対感情への平衡感覚を、小津さんはたえず身につけていたのである」
     
かなり難しいブログとなりました。日常のありきたりな生活を繰り返し撮った作品であるにもかかわらず、得体の知れない理屈でしか探り出せないところに、小津監督の巨匠たる所以があるのでしょうか。
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「秋刀魚の味」考 つづき

2011年07月12日 | 諏訪商店街振興組合のこと
小津作品の特徴としてローアングルがあります。何故かカメラを低い位置から撮っているのです。しかも固定したままで。
ここに至ったのは何故か。中野翠さんの“小津ごのみ”にこう記されておりました。
「日本間の中にいる人物を普通のアングルで撮ると、障子や唐紙が描き出す直線の強さに負けて人物までも平面的になってしまうだろう。ところが、アングルを極端に(寝転んで眺めている状態くらいまでに)低くして見ると、俄然、人物が新鮮に、ウッスラとある種の異様さをもって見えてくるのだ。背景の持つ平面的な強さに負けない立体感を持って見えてくるのだ」
     
俳優の笠智衆も、低い位置から撮られると、心を見透かされているような落ち着かなさを感じたといっています。
     
「たしかに、日常生活で、低い位置から見られることはめったにない。寝そべっている人、あるいは犬や猫、無心の幼児からみつめられているようなもの。演者にとっては何か不意をつかれるような、微妙な違和感があったろう。
小津は、きっと低いアングルからカメラがみつめると、俳優としての力だけではごまかしきれない何か・・・小津の言葉で言うなら、その人間の風格が立ち現れてくることに気がついたのだろう」
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小津安二郎「秋刀魚の味」考

2011年07月11日 | 諏訪商店街振興組合のこと
小津安二郎の遺作「秋刀魚の味」は、同窓会の相談から始まります。
旧友の一人が、新聞を拾って読む恩師“ヒョウタン(東野栄次郎 栄治郎)”を見かけたことから同窓会をやろうということになります。
「よく飲み、よく食う」ヒョウタンを酒の肴に同窓生は過去の懐かしい話題に花をさかせます。
過去を懐かしむことが、なぜ楽しいのか?そうして楽しくほろ苦いのか?映画監督の吉田喜重は「小津安二郎の反映画」岩波現代文庫でこう説明しています。
     
「遠く過ぎ去った中学時代のことをさほど覚えていないにもかかわらず、それを懐かしく感じるのは、すでに死に絶えて停止している時間であるからにすぎない。いま生きている現在といった時間が刻々と移ろいゆくあまり、それがなんであるか知りえず、そうした不確定であることの不安より逃れようとして、すでに死に絶えて動かぬ過去の時間に身を寄せて、心地よく懐かしむのである。
(中略)いま生きつつある現在がなんであるかを知りえない人間が、肩を寄せあうようにして二度とかえらぬ過去を語る姿に、むしろ小津さんはいつわらざる人生の苛酷なありようを見たのである」
     
酔った“ひょうたん”を送る笠智衆がそこに見たものは、便利に使い嫁に出し遅れた娘(杉村春子)と二人で営む場末の中華ソバ屋だった。

「かつての恩師はいまだに結婚しない娘とともにその店を開き、細々と暮らしていたのである。その意味では同窓会は過去を懐かしむというより、むしろありのままの現在をいつわりなく映し出す残酷な鏡であり、小津さん自身の老いゆく眼差しがそのようにきびしく見つめていたのである」

“ヒョウタン”演ずる東野栄治郎は印象的で、ユーモアの中にも悲哀をじゅうぶん込めた名演でした。
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小津安二郎再発見

2011年07月09日 | 諏訪商店街振興組合のこと
再び 愛用の古いパソコンが壊れた ポッポッいいながら小文字のjがドンドン出てくる。片っ端から消すのですが、いたちの追いかけっこ。(イタチゴッコ??)そこでパソコン病院へ入院しておりました。
小津安二郎再発見の映画会のポスターが出来上がり、貼れるところに掲示してもらっています。ご希望の方は進呈します。というのも今日、若い二人連れの方が希望されるのでお渡しいたしました。
     
     
     
全開で広報にあたりますが、会場の関係で50名様限り・・・それ以上の方がみえたらどうしよう・・・などと余計な心配をしております
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