花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

「君の名は」感想

2014年01月29日 | 諏訪商店街振興組合のこと

Tさんから感想です。

昭和27年のラジオ放送時刻には女湯が空になったとの語り草となって有名な「君の名は」阿里道子のナレーションや、織井茂子「君の名は」「黒百合の花」。伊藤久男で「君は幸せか」の歌も大流行したとか。

前篇を観てだけの感想ですが・・・・

東京大空襲の迫力あるシーンは圧巻でした。当時の撮影技術の高さと苦労を想像します。

一方、物語の展開はサッパリ判りませんでした。ヒロイン真知子の突飛な言動、行動が不可解です。その時々の気分で豹変する彼女は、無責任極まりなく、周囲の善良な人々を翻弄し続けます。自分の気持ちにだけ忠実で、超自己チューな彼女のパーソナリティは精神分析すればかなりの問題女性ではありませんか?一見弱々しく超美人ゆえに始末が悪いのです。

それに比べて、街娼あがりの二人の女性(一人は混血児を産み育てている)の自立心と健気さ。又、姉御肌の綾の物事に真っ直ぐに立ち向かうたくましさ。菊田和夫の本意は何処にあるのでしょう。後編が楽しみです。

岸恵子についてのコメント・・・・彼女はずーっと自分の力だけで世の中を渡り続けてきた強い女性です。彼女は撮影当時、しばらくの間付き合ってきた鶴田浩二との恋愛を解消しています。お揃いで作らせた金のネックレスを引き千切って、あの数寄屋橋から川へ投げ捨てたとか、(著書「ベラルーシュの林檎」に紹介されています)

こんな彼女に自分とは正反対の真知子役を演らせたのは、類稀なる役者根性だったのでしょうか。

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四日市港ポートビルからの夕景

2014年01月26日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

平成26年2月号の“商工春秋”は「四日市港ポートビルからの夕景」です。

四日市港ポートビルは、四日市港開港100周年記念として平成11年に建設された。高さ100㍍で最上階の14回展望室からは360度の景観が楽しめる。眼下の四日市港や市街地はもちろん、晴れた日は鈴鹿山脈や知多半島、伊勢湾が見渡せる。日が沈むと石油コンビーなーとの夜景がキラキラと輝き、四日市の魅力を発信している。

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「君の名は」第1部 上映

2014年01月25日 | 諏訪商店街振興組合のこと

ありがとうごいざいます。昨夜は57名の皆様にお集まりいただき、満席状態でした。あるおばあさんは、道に迷いながら会場にお越しいただきました。あるおじいさんは、夜道を国道沿いに自転車で帰って行かれました。寒い中お越しいただき、皆様には感謝であります。

今回の作品“君の名は”の感想は、戦前派と戦後派で大きく分かれました。ご高齢の方からは懐かしさと感動の声が聞かれました。リクエストいただいた元お風呂屋さんは「本当に、ラジオ番組が始まると女性湯のお客さんが減りました」と話してみえました。一方戦後派のTさんからは、氏家真知子のウジウジした態度が理解できないとのこと。「なんで、数寄屋橋の上で別れるとき携帯の番号聞いとかんだんや!」とでも言いたいところでしょうか。

上映が4時間に及ぶため2回に分けさせていただきました。次回、第2部は1月31日金曜日午後6時より上映させていただきます。はたして二人は結ばれるのでしょうか?

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建設当時のじばさん三重 2

2014年01月22日 | レモン色の町

この写真、辻さんが須藤ビルから撮ったと云ったが、実際に出かけてみると須藤ビルはじばさん三重のほぼ南側。この位置は堀田ビルから撮られたものだ。堀田ビルの竣工は昭和58年だから当時はすでに建っていた。駅西はすっかり様変わりしている。

これはアピタの入り口からの写真だが、今ではじばさん三重は全く望めない。右側に映画館ベガ・スピカ・リゲルがあった。

映画館前から撮られた写真

建設途中のじばさん三重

真ん中にじばさん三重が建つ

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建設当時の じばさん三重

2014年01月21日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

辻写真館の奥さんが写真を持ってきてくれた。昭和61年2月、21億円をかけて着工した“じばさん三重”は、翌年8月完成した。

市民公園周辺では、一番早く建てられた地上7階、地下1階の建物だ。工業高校が移築された跡で市民公園はまだ更地で何にも出来ていない。

この写真は、辻さんが、おそらく須藤ビルの上から望遠を使って撮ったものと想像できる。手前交差点が西浦通り。松坂屋も博物館もまだ建てられていない。百五銀行は、中央通り南側から現在の場所に移動した。現在の三交インのホテルが建つアピタへ渡る信号の処に近鉄興業によるベガ・スピカ・リゲルの映画館があった。遠くにその建物が望める。工業高校移転で、いち早く映画館ができたものと思われる。

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岸恵子「君の名は」上映

2014年01月17日 | 諏訪商店街振興組合のこと

忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」のナレーションで始まるラジオ番組“君の名は”がお茶の間に流れたのは昭和27年~29年のこと。空襲の数寄屋橋で出会った氏家真知子と後宮春樹は、再び会うことを約束しながらすれ違いの人生。番組が始まると銭湯の女湯から人が消えるといわれたほどでした。※今回の上映は以前お風呂屋さんを経営してみえた方からのリクエストです。

そして“君の名は”は岸恵子と佐田啓二で昭和28年~29年にかけて映画化される。第7回の松竹キネマへの誘いでは、全3部作6時間を超える作品であるため短縮した総集編(4時間弱)を前篇と後編に分けて上映させていただきます。おかげで、突然数寄屋橋の再会シーンになったりして不自然なところもありました。

この作品も風光明媚なロケ地が選ばれていて、終戦から間もない時代を覗くことができます。北海道美幌町・弟子屈町、三重県志摩市(大王町・志摩町)、長崎県雲仙温泉、新潟県佐渡市等。

このポスターを見たTさん曰く「この時、岸恵子は何歳だったのだろう。二十歳そこそこに違いないが、此処まで自然な老け役をこなすことができたのは、大女優というしかない」と感心してみえました。是非ご覧ください。

 

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新 午前十時の映画祭

2014年01月12日 | 諏訪商店街振興組合のこと

文化の駅の映画会に毎回出席、感想をいただいているTさんから昨日得た情報です。

109シネマズ四日市で上映中の“午前十時の映画祭”が、4月から“新 午前十時の映画祭”として新しくスタートするということ。

今回は往年の邦画も何作か加わった。市川崑監督の“細雪”岸恵子・佐久間良子・吉永小百合と女優陣が並ぶ

内田吐夢監督の“飢餓海峡”伴淳三郎・左幸子・三国連太郎の熱演がみもの。

深作欣二監督の“仁義なき戦い”はそれまでの任侠映画に終止符を打った。

川島雄三監督の“幕末太陽伝”はフランキー堺出演で落語“居残り佐平次”から材をとっている、是非観たい映画。

黒澤明の“羅生門”・野村芳太郎の“砂の器”・山田洋次の“幸せの黄色いハンカチ”(この三作品はサテライトステーション事業で上映済)

そして、植木等の“ニッポン無責任時代”と並ぶ。

いや~ 上映したかった観たい名作ばかりです。入場に1,000円必要ですが、設備の整った大画面で、ゆっくりご鑑賞ください。

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第2回 実行委員会開催

2014年01月11日 | 諏訪商店街振興組合のこと

第2回 実行委員会を開催 ポスターが決定されました 今回は力作2案のうち 意見が真っ二つに分かれ 慎重な審議の結果、こちらのデザインに決まりました

注  ポスター内のイベント詳細は前回のものを参考にしたまでで 今年の詳細ではありません   念のため

「こどもと環境と観光」の開催テーマにふさわしいイベントに仕上がりますよう スタッフ一同がんばってまいります 仕上がりにご注目ください

 

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風ニモマケズ

2014年01月07日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

先日掲載した宮沢賢治の詩“雨ニモマケズ”。その中の“ヒドリノトキハナミダヲナガシ”の“ヒドリ“とは、いったい何ぞや?

幼少の頃の教科書は確か“ヒデリ=日照り“と記憶しています。宮沢賢治の誤字であると解釈されてきたようですが、1989年当時の宮沢賢治記念会理事長がこれに異説を唱えました。

“ヒドリ”とは岩手の方言で「小作人の日雇い給金」のことで「日雇い稼ぎに出ざるを得ないような厳しい暮らし向きのこと」を云っているのではないかと発表してみえます。「干ばつの日照り」ではなく、日雇い仕事の「日取り」のことだということで議論を呼んだそうです。これで多少解釈が違ってくるようですね。

マ、どうでもいいこと デショウカ?(ブログ 華やぐ日々よ・・・詠山の占い放談 2011.11.7  より)

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應事無方

2014年01月04日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

線香のメーカーが毎年色紙を送ってくれます(オオキニ)

今年は午年 高野山 潮音寺住職 南岳裕史氏の筆によります

“應事無方” 事に応じて方無し

物事に対してどのようにでも対応できる。

いかなる時でも いかなる事でも 対応できるのは知恵である

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