花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

エキサイト四日市・バザール2011のポスター決定

2011年01月29日 | 諏訪商店街振興組合のこと
第20回エキサイト四日市・バザール2011のポスターが決定しました。
出店募集要項もホームページにアップされました。
詳細は、四日市諏訪商店街振興組合のホームページでご覧ください。

  

第2回 五尺坊伸志独演会のご案内

2011年01月26日 | おいらの商店街
          
          
 昨年の8月23日に開催された第1回独演会の様子です第2回 文化の駅サテライトステーション事業“表参道スワマエ落語会”「五尺坊伸志独演会」を開催させていただきます。大いに笑って寒さと不景気を吹き飛ばしていただきたいと存じます。
演目予定は、“つる(前座噺)”“風呂敷(間男のお噺)”“持参金(嫁入り噺)”“井戸の茶碗(人情噺)“それと小噺で艶笑ものを準備いただいております。(そのときの乗りで変更アリ)。
日時は下記の通りでございます。皆様お誘い合わせの上、お出かけください。心よりお待ち申し上げております

と き・平成23年2月12日(土)午後6時30分より8時
ところ・スタジオ・フィックス(表参道スワマエ)
会 費・500円(お菓子つき)

いとしこいし漫才の世界

2011年01月25日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
        
いとし・こいしの喜味こいしさんが亡くなられた。享年83歳。正統派の上品な漫才でよく笑わせてくれた。「交通巡査」を聞いたとき、面白くて感心させられた記憶がある。
図書館で「いとしこいし漫才の世界」喜味こいし・戸田学編 岩波書店の本を借りてきてあったのは奇遇だった。
ここに中田明成 作「花嫁の父」の一部を紹介します。リズミカルな掛け合いを楽しんで下さい。

いとし 実はね、うちの娘がね、いよいよ来月、嫁に行くことになりましてね
こいし そんな歳になったか
いと そら、そうや。ぼくが結婚したの、古いもの
こい ずいぶん昔やね
いと 遠い昔やね
こい たしか、君が嫁はんもろうたんは、あれは徳川慶喜がやね、江戸城・・・
いと 人を怪物みたいに言うなよ
こい そうか、それはおめでとうさん
いと いやいや
こい エライこっちゃね。あんたは花嫁の父やね
いと そう!花嫁の父よ
こい 花父やね
いと なんか鼻垂らしみたいに言うな
こい 莫大な費用がかかるね
いと 別荘を二つ三つ売らなイカンかいなと思たんですがね
こい ほう、売る別荘あるんかいな
いと 誰か人の別荘を
こい そんなアホなこと言うな!
いと お金かかるねェ~ まず、嫁入り衣装ね
こい 豪華なやつがあるからね
いと うちとこは貸衣装で行こうと思てます
こい このごろは貸し衣装で結構です
いと 結構ですよ。あんなもん、年に一回・・・、と違う、一生に一度着たらそれでエエねや。
こい あんなもん、毎年やられてどないすんねや
いと そうとう人の別荘売らなイカンわ。
こい とにかく、まあ、貸衣装でエエな。花嫁衣裳は貸衣装でエエけども。だけど、嫁入り道具はこれ高つくで
いと その嫁入り道具も貸し道具でいきますがな。
こい 嫁入り道具、貸し道具で?
いと 嫁に行くときは一応持って行くんですよ。三月(みつき)したら道具屋さんが裏から引き取りに行きまんねん。
こい そんなアホなこと言うな

映画「相棒Ⅱ」を観ました

2011年01月18日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
          
映画「相棒Ⅱ」を奥様のお供で観に出かけた。
予告に疲れたしばし獏睡 会議室で大きな声を出しているのに目が覚める(ア コリャシマッタ)
しかし ナントカ内容が理解できる
岸部一徳の官房室長が居る警察庁と12名が監禁された警視庁とのせめぎあいが面白かった。
ここまでハチャメチャに壊して これから先の相棒が続くんやろか?と心配になった。
ところで、隣同士に建つ警察庁と警視庁の違いが分からない。
そこで「おしえてGoo」さまにお聞きした

警視庁→東京都の警察本部(東京都の特別職公務員・東京都公安委員会)
警察庁→都道府県警察の統括している政府機関です。(国家公務員・国家公安委員会)
警察庁に入ることは、上級国家公務員の中でもエリートの中のエリートでしょう。
刑事事件については、警視庁で扱っています。
警察庁では各都道府県警への物品の配給(国費のパトカー)や、外国の警察との連絡、省令等の通達等、
国内犯罪の統計等をしています。
ですから、毎年「警察白書」というのを発行しています。
なお「警察白書」は政府刊行物を販売しているところで入手出来ます。

ヨ~スルニ東京の警察が警視庁(現場方)で、全国の警察を取り仕切っているのが警察庁(事務方)と云えれば云えますかな
しかし もうちょっと仲良ゥやれんもんかいナ
Goo様 ド~モ ありがとうございました


池井戸潤の空飛ぶタイヤ

2011年01月11日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
年末に書店を覗いたら池井戸潤の特集をやっていた。
2002年に起きた三菱自動車のタイヤ脱落事故を題材に取り「空飛ぶタイヤ」として上下刊が講談社文庫で出ていた。面白そうだったので買い求め、正月にむさぼり読む。
          
赤松運送のトレーラーが緩やかなカーブでタイヤがはずれ、歩いていた母親を直撃死亡させる。赤松の会社は一気に信用を失い、倒産寸前にまで追い込まれた。
原因は整備不良、しかし全国でよく似た事故がおきていたことを知った赤松社長は、原因が自動車そのものにあるのではという疑惑から、ホープ自動車に戦いを挑む。
ひとつの事故を巡って、赤松運送、ホープ自動車、ホープ銀行、新港警察、週刊潮流誌が緊迫したドラマを展開する。
三菱ふそうのトラック事故は、原因が三菱側にあるとして新聞紙面をにぎわせた。ただそれだけの紙面だったが、この小説でそこに至るまでの苦難を知らされた。赤松運送の生き残りをかけて食いつく赤松徳郎。リコール隠しを必死に守ろうとする巨大企業のホープ自動車。
そういった緊迫の中にも、ふっと人の温かさがよぎる。事故を起こした運転手の門田、被害者柚木の夫、同じ事故に合った児玉通運の社長、赤松運送に助け舟を出す地方銀行。思わず赤松社長に感情移入して感激がこみ上げる。
2009年WOWOWがテレビドラマ化したことを知りDVDで早速観た。
赤松徳郎に仲村トオル。ちょっと違うんじゃない?小説ではずんぐりむっくりのはずだった。町工場の社長タイプでエネルギッシュな人物を想像していた。週刊潮流の記者榎本も脂ぎった男を想像していたが、水野美紀演ずる女性記者になっていた。
撮影場所も綺麗すぎて生活感がない。銀行や大企業はともかく、運送内部や自宅などにはリアルさが欲しかった。
映像よりも小説のほうが勝る。そんなことを思ってみた。

おめでとうございます の続き

2011年01月05日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
昨日の続き
箱根駅伝の合間に観たテレビ。貧乏脱出ナントカ。
今度は。和菓子屋さんのおはなしです。
テレビ局が店を覗くと、閑散とした店内には作りおき出来る和菓子が並ぶ。
奥さんは家事で洗濯中。旦那は持ち前の器用さを生かして、近所の家に網戸の修繕に出かけていた。手間賃2,000円。「結構時間がつぶせるし、張り合いが良いんですよ」とのこと。
さて、旦那は京都の老舗へ“どら焼き”の修行に出る。涙を流して辛い修行に耐えた。その後和菓子店は、テレビで放送された事もあり大繁盛した。
そして10年後、再びテレビ局は和菓子屋を訪問する。あの店はどうなっているのか?
訪れるとその店はなく空き地になっていた。つぶれたか??
近所に尋ねると広い通り沿いに移転したとのこと。
その場所に出かけると、あった。駐車場付きの小奇麗な店舗になっていた。「大成功じゃないですか」と喜ぶスタッフ。顧客もついて繁盛している様子だ。
奥の仕事場から出てきた旦那は再会を喜ぶが、その口からこんな苦労譚を聞かされた。
駐車場が必要だということになりこの場所に移って1年目。どら焼きの包み紙からカビが出た。店の責任ではなかったが客は激減。ここ数年でようやく客が戻ってきたとのこと、何事にも順風漫歩と言うわけにはいかないものだ。
ここでふと、大繁盛している店を見ても面白くない、苦労している姿を見て楽しんでいる自分に気付いた。
“やっかみ”か?それとも人の苦労を見て感動しているのだろうか?

あけまして おめでとうございます

2011年01月04日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
          
年越しと元旦、2日は、恒例のスワセントラルパーキングの当番だった。今年はお天気もよく、一日の諏訪神社初詣の人出は好調。
          
三日は、お酒を頂きながらテレビを見て過ごした。
箱根駅伝の合間に、貧乏脱出ナントカと言う番組を観た。これが考えさせられた。
息子の「ラーメン屋をやりたい」と言う夢をかなえるため、親父は会社を辞めて二人でラーメン屋を始める。息子は少しからだが不自由だった。ところが、二人で始めたラーメン屋はうまくいかない。
そこに目をつけたテレビ局は、二人を名人のラーメン屋へ修行に出す。
息子は学ぼうと懸命に働くが、プライドの高い親父は「こき使われなくても見てわかる」といって、なかなか動こうとしない。指図する店主と衝突した親父は「やめる!」と言って飛び出す。止める息子と喧嘩になる。緊張が走る。
そして10年。その後の二人の店がどうなっているのか、テレビ局が訪れる。
店内は、繁盛していた。息子と母親は働いているが親父の姿が見えない。聞くと家で寝ていると言う。家を覗くと布団で寝る親父。どうしたのか?病気に倒れたのか?
息子のラーメン店は今日も完売、1時間早く店を閉める。
掃除が終わる午後9時30分。息子と交代に親父が現れる。
見ると白髪頭の親父は随分穏やかな顔つきになっている。親父は、店内を改めて掃除し、出汁作りに掛かる。学んだ基本を忠実に守り・・・。
東の空が明るくなる頃、親父の仕事は終わる。そして、開店準備の息子と交代する。
完全裏方となって息子の店を支える親父。「あんた、息子の犠牲かよ」なんて言おうものなら、ゲンコツが飛んできそうだ。
これで、親父は充分幸せなんだろう。