花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

写真でみる昭和30年代の四日市②

2024年04月30日 | レモン色の町

今日はグリーンモル(訂正:グリーンモール)にあった諏訪花園さんのお話です

諏訪劇場から東へ延びる商店街は 諏訪中央商店街と名付けられ20軒ほどの店舗で構成されていました 劇場前の角の花屋さんは諏訪花園さんです 時は昭和34年12月30日   明日は大晦日 昭和34年も終わりです。諏訪花園さん前はお正月用品の買出しの人でいっぱいです この年の9月26日、伊勢湾台風が東海地方を襲いました。

今から75年前の昭和34年9月20日 太平洋マーシャル諸島で発生した熱帯低気圧は その後勢力を増し 21日には台風15号となりました。そして23日になると894ミリバール 最大瞬間風速75メートルの台風に発達 26日土曜日の午後6時過ぎには強い勢力のまま潮岬に上陸します その後 夜半にかけて日本を縦断 紀伊半島から東海地方を中心に甚大な被害をもたらし 5000人を超える死者・行方不明者を出しました。余談になりますがこの日 “まちぶせ”をうたった石川ひとみさんが 名古屋で生まれています。

Bing 動画

石川ひとみさんの「まちぶせ」クリックして懐かしんでください

そんないやな思いを払拭するかのように人々は買い物に走ります。諏訪花園の隣が子鳩洋装店、三重興農社、早川荒物店と並びます。この日、我が家では全員で夜明け前から餅をつきました。ついた餅を姉とリヤカーに乗せて、朝日町のおばあちゃんのところへ運んだのです。新田町の店から東へ、線路に沿ってリヤカーを押します。途中、三滝通りを渡るころ、空が明るくなってきました。誰もいない町。吐く息が白く見えたことを覚えています。明日の紅白歌合戦の司会は高橋圭三と中村メイ子。この年は「御存知弁天小僧」を歌った美空ひばりの紅組が勝ちました。


写真でみる昭和30年代の四日市

2024年04月29日 | レモン色の町

GGしにあさんのYouTube 写真でみる昭和30年代の四日市の第2回を製作中です

(7) 「写真で見る昭和30年代の四日市/四日市を掘り起こし」 - YouTube (第1回です 文字をクリックしてくださいネ)

第2回は諏訪劇場周辺になります

今年の2月26日に 東海テレビの昭和スイッチという番組で この写真が紹介されました 

人びとの向かう先は農協 その前にはバス停が並んでいました

昭和31年8月31日に諏訪劇場の前で辻さんが撮った写真です 香具師が商売を始めるにあたって 蛇を見せて通っていく人の反応を見ています やがて口上が始まります この袋の中には二つ頭の蛇が入っている 見たいですよね でも 最後まで見せてはくれません そうするうちに 手にした蛇に腕を噛ませ 滴る血を押さえることなく 取り出した軟膏を塗りつけます シュッとふき取ると あらら 傷は奇麗に治っています 気が付くと香具師はその軟膏をせっせと売っていました 

一人二人と買い求める人が出ると 次々と売れていきました 初めの人は“さくら”だったんですね 香具師は忙しく軟膏の販売をして それでおしまい 二つ頭の蛇の事を聞く雰囲気ではありませんでした 昭和31年8月31日 夏休みが始まったばかりの諏訪劇場前の出来事です

 


うつべ町かど博物館からの便り

2024年04月28日 | レモン色の町

 

今回のGGシニアは原点にかえり 辻さんの残された初心(訂正:写真)を深掘りしたいと思いアップしていただきました 感謝!下の文字をクリクリとクリック願います

「写真で見る昭和30年代の四日市/四日市を掘り起こし」 (youtube.com)

あすなろう鉄道を愛するあまり 今までの職場をやめて運転手になったという上野さん その上野さんから ようやく完成したという講座の案内が届きました 少し先になりますが 都合がつけば出かけたいと思っております 皆様も是非お出かけください

都合の悪い方は CTY放送の「まほろば 歴史の扉」でもご覧いただけます

真ん中の写真が上野さんです


原因と結果の法則3

2024年04月27日 | レモン色の町

ジュダ・ベンハーが、ローマ人に捕らわれ、ガレー船に送られる。船底で船を漕がされるが、いざ戦闘になると奴隷は逃亡できないように鎖で数珠つなぎにされる。しかし、将軍に見込まれていたベンハーは繋がれることなく、船が大破沈没した時に将軍を助ける。これが縁でベンハーは、戦車競技に出場し、宿敵メッサラと競うことになる。チャールトン・ヘストン主演映画ベンハーのあらすじです。

こういうことを言う人がいます。「搾取するものはけしからん そのために 多くの人々が奴隷のような生活を強いられている。搾取するものが悪い」が、しかし逆の見方をすれば、「奴隷のような生活をするものは、搾取するものを必要としている。お互いが協力し合っているのだ」。というのです。ガレー船の例を見ても、このお話には賛成しかねました。

ところで“やわらかい頭の作り方”の本に“作用反作用の法則”の項があり、こんなことが書いてありました。

「最近のテレビ番組は、下らんものが多い」という人がいる。しかし、見方を変えれば視聴率が取れるからで、視聴者が望んでいるからだ。ダメな部下を嘆いている上司は、もちろん部下にも悪いところはあるが、部下への働きかけが悪いから そうなってしまう。「ことなかれ主義」の公務員を嘆く納税者は、何かあればすぐのお上のせいにするという納税者の攻撃姿勢が、公務員を防御的にしている面もあるのではないか?

イコール ガレー船の話にはなりませんが、お互いどちらにも立場はあるようですね。

とにかくこの“原因と結果の法則”は、“悟り”気分が味わえる1冊です。

「本書にも神に触れた場面があります。それは『神は自分の中にいる』というところです。そして本当の自分自身は自分の中にいる神である。だから自分の環境を変えようとするのであれば、自分自身を変えなければならない。つまり、自分の中に神を発見することによって、宇宙と自分とが繋がり、すべてを変えていくのです」。

で、おます・・・。


原因と結果の法則2

2024年04月23日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

今回 ええまち四日市でとんま大使が乱入いたしましたのは うちの隣のよつばさん これがまた 良い兄ちゃんなんですワ(文字をクリック願います ま 見てください)

「四日市とんま大使が乱入!/餃子酒場・よつばさん」 (youtube.com)

もうしばらく おつきあいを・・・

角川文庫の“原因と結果の法則”訳者 まえがきより

すべての物には原因と結果があるのでしょうか?最近、「あわの歌」を歌うと元気になるよ、と聞いたので、『あわの歌』を2,3回歌ったところ、とても元気になりました。(下の文字をクリック願います)

あわのうた #444 - Bing video

ジェームス・アレンのこの本、原題を「人は思う通りのものになる」つまり、『人は考えたとおりの人になる』ということです。もっと俯瞰していいのであれば、「あなたの思いが現実になる」、「あなたの思いがすべてだ」ということになるかもしれません。「自分を変えたかったら、自分の考えを変えなさい」、「世界を変えたかったから、自分が変わりなさい」。本のタイトルの意味は次のようだと思いました。『良い人間には良い人生がもたらされ、悪い人間には良くない人生がもたらされる』のです。

そんな馬鹿な!と思いませんか?でも、そう思ったらそれまでです。

この本に こんなことが書いてあり、それはないでしょ!と感じました

征服者と奴隷の居る世界で、征服者は奴隷を必要としているし奴隷も征服者を必要としている、というのです。お互いが持ちつ持たれつの関係であると・・・。

ここに“やわらかい頭の作り方”という本がございます。つづく(次で最後でゴザイマス ご辛抱を・・・))


原因と結果の法則とは?

2024年04月22日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

賢そうな振りをしてアホな私。本棚に並ぶ本を見れば、中途挫折の本ばかり。その中で選んだこの1冊を読み直した。“「原因」と「結果」の法則”ジェームス・アレン著 坂本貫一<訳>。初版は2003年4月(当時1200円+税)とありました ので、なぜか読み直してみた。

宇宙は、ひとつの絶対法則によって成り立っている。それは『自分が心に思ったことは、そのまま現象となって現れる』。自己犠牲を強いて正しいことを思い実践すれば幸せが出現するし、逆に、悪いことや不安なことを思えば逆の現象になるということ。

まず素直に読んでみた。6回ほど読み直した。宗教に近い感覚、悟りの境地。比較的薄い本でしたので、何回も読み返すことができるが、嫌気がさしてくる。そこで角川文庫から違う方の訳で出ていたのでこれも読んだが、同じ原文でも訳者によりこれだけ変わるのかと驚かされた。こうです・・

まず、坂本貫一訳

「人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である」

 私たち人間は、強さと知性と愛を備えた生き物です。と同時に、自分自身がめぐらす思いの主人なのです。

 私たちは、人生で直面するどんな状況にも賢く対処する能力と、自分自身を望み通りに創り上げるために使うことができる、変容と再生のための装置を内側に持っています。

“思い”の力で環境は変えられる。ということで、次は角川文庫の同じ個所です。

「人は自分の思考の主人であり、自分の人格の形成者である。また、人生の条作、環境、運命の創造主でもある」。

私たち人間はパワーと知性と愛を持つ存在です。そして同時に自分の思考の主人でもあります。私たちはどんな状況にも対処できる鍵を持ち、自分自身の中に自分を変容させ、再生させるパワーをもっています。そのパワーによって、自分が望むとおりの人間になることが出来るのです。

どちらも良く分かりませんが、わたしは、前出の本の方がまだ理解できました。あー、なにを言いたいのでしょうか?   つづくに期待をしてください・・・


ようやく開店!コンテナハウス!

2024年04月21日 | おいらの商店街

向かいの床屋さんをはじめ 近所の人々は 何が起きるのかと 固唾をのんで見守っていた コンテナハウス ようやく開店した!えらい賑わいでゴザイマス!

朝の風景

ええやんクロスポートというらしい 食券(云い方古い?)を買って路地へ潜入すると 並んだコンテナの中はおしゃれなお店が・・・

商連のYoutubeで 謎多き店舗群に潜入したい そして 2階テラスのステージにて大マジックショーを無料上演したいと思っております 如何?会長?


写真回想法 再掲載

2024年04月17日 | レモン色の町

1枚の写真を探して そこらじゅうのハードデスクやUSBをひっくり返していたら こんな面白い写真が出てきた 題して 写真回想法 以前当ブログで掲載させていただいたが 図書館の本 ここには 様々な物語がある 回顧の気持ちを込めて みなさんがそれぞれの物語を紡いでいただきたい

如何でしたでしょうか? 


山の神の合祀

2024年04月13日 | レモン色の町

さて、大入道シリーズもいよいよ佳境 今回は 山車蔵への潜入です!下の文字をクリック願います!

「四日市で人気の大入道を探る/第3話/大入道の山車蔵に潜入!」 - YouTube

そして、とんま大使は エキサイト四日市バザールで賑わうなか リニューアルオープンの香久屋さんへ突入いたしました 下の文字をクリックしてくらはい

ええまち四日市|四日市商店連合会公式ホームページ (y-shoren.com)

YouTubeで前田憲司さんと諏訪神社を散策した際に、各町にあった山の神を 山津見神社へ集めたことをお聞きしました。さて、何処に祀ってあったのを集めたのか?調べてみました。

山津見神社

“旧四日市を語る 第八集”より 山の神の事

山の神と云えばほとんどが明治期に諏訪神社の山津見神社に合祀されたのですが、まちによってはそれ以降もなんらかの形で残されていました。中納屋町では 昭和17年頃 山の神の社を一番組で修理した記録があり、久六町では堤の南の空き地に社が残っていたそうです。

毎年 5月から7月まで、毎日、まちの何処かで山の神の祭礼があって。各町が競って『つくり物』をみせたり、生花や盆栽名士等を陳列して自慢したものである。

私が小さいころ、西町のお祭りで 『つくり物』を見たことがあります。各商店のウィンドウに“鯉の滝登り”等がいろいろな道具でこしらえてありました。

四日市史(昭和5年版)によると、明治41年2月1日に町内の43社が諏訪神社の山津見神社に合祀されたとありました。その内容は、無格社山神社33社、稲荷神社4社、津島神社3社、八幡神社1社、神明社1社、秋葉神社1社、の43社になります。西町、字西浦、久六町、比丘尼町、北町、川原町、南町、中新町、上新町、竪町、中町、境町、南新町、四ツ谷新町、下新町、新丁、北條町、浜町、北納屋町、蔵町、中納屋町、桶ノ町、袋町、南納屋町、高砂町、濵田、赤堀など四日市と濵田ほぼ全域から集められたのでした。

天保時代の地図にその位置が描かれていました

沢山のお社が町のあちこちにあったのです

なんで 諏方神社へ 合祀する 必要があったんかなぁ?