花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

第1回 諏訪商人塾開講

2008年06月28日 | 諏訪商店街振興組合のこと
          
第1回諏訪商人塾を、6月27日午後7時より、スワセントラルパーキング2階会議室で20名の方にお集まりいただき開講させていただきました。
今回は、四日市商工会議所委嘱、地域産業アドバイザーの隈本正美先生に「お店の現状を見つめよう・掃除はすべての出発点」のテーマでお話を伺いました。
現在は1企業だけでは生き残れない時代です。われわれ零細商店でも同じ、ともに助け合い知恵を出し合って商店街を活性化させねば、個々の生き残りは難しいでしょう。
掃除という作業は不思議と連帯感を生み出します。そして繁栄を生み出すのです。
掃除が行き届いている商店は、お店がキレイ・明るい・美しい。美しい店はお客を呼びます。整理整頓が行き届き、頭の中も整理されます。お客を大切にします。繁栄を呼び、資金繰りに余裕が出ます。お金・人・物・情報が集まってきます。商売が面白く・楽しく・すばらしい笑顔が生まれてきます。
まずトップの方が、いちばん人の嫌がるトイレ掃除からはじめましょう。そして持続させることがなによりも大切です。
掃除が大切なのは分かっていることです。しかし、こうしてお話を聞き再認識をしないと、なかなか実行し継続させることが難しいものです。
良いお話を聞かせていただきました。隈本先生、ありがとうございました。
掃除で人生観を変えたいと思います。

寂聴さん 死刑存廃を問う前に

2008年06月24日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
          
このところ死刑執行が相次いでいる。
今日の中日新聞に瀬戸内寂聴さんが、死刑反対のお話を載せられていた。
4月、山口県の母子殺害事件での死刑判決の報道を見た。
妻と子を殺された夫にとって、極刑を望むのは当然と考えテレビを観ていた。
しかし「夫は、犯人が死刑となり、ああせいせいしたと思うでしょうか?」と寂聴さんは語る。「心は今までも揺れ、これからも揺れると思います」
「死刑も殺人にほかならず、殺人の連鎖でもある。それよりなぜ起きたかを考えないと。極刑を、永久に罪を償う終身刑にしてほしい」
ニューヨークで起きた2001年の同時多発テロのとき、長男を亡くした初老夫婦に、「おつらいでしょう。犯人も死んでしまって、敵も討てませんね」と寂聴さんが声をかけると、夫は顔を上げきっぱりと言った。
「こんな無駄な殺し合いは二度とやってほしくない。相手を報復で殺すのは嫌だ」
最近特に、凶器の刃物が街を駆け巡る。自分たちは被害者であり、決して加害者ではない。そんな気持ちでテレビを観ている。しかし「人間は非常に危うい存在です。絶対に自分が加害者にならない保障はない」と語る。
「人間一番大事なのは優しいということ。子どもには偉くなれ、金持ちになれと言わず、優しい人に、他者の苦しみを想像できる人になれ、と育ててください。男も女も優しけりゃいいんです」
「優しい人っていうのは、想像力がある人。他者の苦しみが想像できる人。相手の気持ちを想像できなければ、優しくはできない」
「だから、優しい人にするためにまず想像力を養うべきです。それには本を読ませなさい」

名著「逝きし世の面影」パート2

2008年06月21日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
名著「逝きし世の面影」渡辺京二著を紹介した次の日、中日新聞19日の「文化ぶんぶん人類学」で、岐阜市在住の自称「兼業主夫」高田浩史さんの記事が載っていた。高田さんは「男女共同参画21世紀審議会」の委員を勤め、奥さんと育児の仕事分担をこなしながら講演にまわっている。
          
幕末の江戸を訪れたイギリス人駐日公使オール・コックは、江戸の街角で父親が子守をする「ありふれた光景」に驚いた。
          
当時の子育て書はもっぱら男性向け。一方で妻や嫁の心得を示した「女訓書」に母親の子育てに関する言及はなく、むしろ子煩悩な母親は否定的にみられていた。
明治以降、富国強兵のために「男らしさ」や「母性」が強調され、戦後は経済成長とともに男性は仕事人間、女性は専業主婦が当然となっていく。とありました。
          
「逝きし世の面影」でイザベラ・バードが書いています。
明治10年日光での見聞。「私はこれほど自分の子どもに喜びをおぼえる人々を見たことがない。子どもを抱いたり背負ったり、歩くときは手を取り、子どもの遊戯を見つめたりそれに加わったり、絶えず新しい玩具をくれてやり、野遊びや祭りに連れて行き、子どもがいないとしんから満足することがない。他人の子どもにもそれなりの注意と愛情を注ぐ。父も母も自分の子どもに誇りを持っている。毎朝6時頃、12人か14人の男たちが低い塀に腰を下ろして、それぞれ自分の腕に2歳にもならぬ子どもを抱いて、可愛がったり、一緒に遊んだり、自分の子どもの体格と知恵を見せびらかしているのを見ていると大変面白い。その様子から判断すると、この朝の集まりでは、子どもが主な話題となっているらしい」

四日市商店連合会総会開催!

2008年06月20日 | 四日市商店連合会です
本日午後2時より 商工会議所3階ホールにおいて 四日市商店連合会の平成20年度定期総会が開催されました。
資料に掲載されておりました、渡辺会長の名文を、ここに写させていただきます。
          
国のサブ・プライムローンによる被害は予想より大きく、経済危機も長引くといわれています。
融機関の損失の実態も4月先進7カ国財務省、中央銀行総裁会議の勧告により、7月末までに帳簿外を含め所有するリスク資産の状況損失を公開し、必要に応じて資本の増強を迫られている段階で、まだまだ混乱が続き、その度に大きな為替変動が起こるのではといわれています。
ルや金融商品から逃げ出した投資資金は、商品に向かい 石油・穀物・その他の資源の価格を暴騰させています。
与所得の増えない中での社会福祉支出の増大、ガソリン価格・食料品価格の値上げは国民生活に多大な影響を与え、生活構造や 消費行動が大きく変化すると思われます。
料品については、少しくらいは高くても安全性と嗜好性を求め、生産者の顔が見える地産地消で無駄を省いた必要量だけの購入となっていくのではないでしょうか。
リッター200円に迫るガソリン価格の高騰は、マイカーから公共交通機関を利用した生活に変化し、商品の購入においても郊外型店舗の利用から、駅前立地店舗・住宅街に近い商店街や店舗にと見直しされるのではないでしょうか。
費者の方々の生活行動は、すでに大きく変化し始めています。
たち商業者も地域消費者密着型に進路を取り、地域消費者の要望に応えていかなければならないと思います。
うした中今年度、四日市市制111周年を迎えるにあたり、これを契機に、今年度事業計画の「四日市市制111周年 記念セール」・ご長寿支援 敬老の日「思いやりチケット」を実行し、四日市商業者が力をあわせて乗り切って行ければと考えています。
追伸
この文章を読み上げるのを頼まれた私でございました。
最後のところで「こうした中今年度」を「こうしたちゅうこんねんど??」と読んでしまい、カイマス殿から、後でしっかり笑われました。
その笑った方のお顔を載せておきます。
          
オオキニ!

名著「逝きし世の面影」

2008年06月18日 | おいらの商店街
          
「逝きし世の面影」渡辺京二著 平凡社ライブラリー
江戸から明治にかけて訪れた外国人による記録が紹介されています。
徳川幕府二百数十年の平和な時代に培われてきたうつくしい時代。それは近代化をすすめる明治政府によって否定され壊されてきました。
「私にとって重要なのは在りし日の
この国の文明が、人間の生存を出来うる限り
気持ちの良いものにしようとする合意と
それにもとづく工夫によって
成り立っていたという事実だ」(本文より)
          
第10章 子どもの楽園 に、こうありました。
「事実、日本の市街は子どもであふれていた。子どもたちの主たる運動場は街なかである。子どもは交通のことなど少しもかまわずに、その遊びに没頭する。かれらは歩行者や、人力車夫や、重い荷物を担いだ運搬夫が、彼らの遊びを邪魔しないために、少しの迂り道をいとわないことを知っているのである」
まさに街は子どもの天国だった。
「家々の門前では、庶民の子どもたちが羽子板で遊んだりまたは凧をあげており、馬がそれをこわがるので馬の乗り手には大変迷惑である。通りは子どもでごったがえしている。たえず別当(馬の付き人)が馬の足下で子どもを両腕で抱き上げ、そっと彼らの戸口の敷居の上におろす」
イザベラ・バードによると、日本人の子どもへの愛はほとんど「子ども崇拝」の域に達しているように見えた。
オールコックも「江戸の街頭や店内で、はだかのキューピットが、これまたはだかに近い頑丈そうな父親の腕に抱かれているのを見かけるが、これはごくありふれた光景である」と記している。
          
といっても、子どもたちは決して暴君であったわけでなく、大切にされているのを自覚していた。
モースは、学校帰りの子どもからしばしばお辞儀され、道を譲られたと言っている。モースの家の料理番の女の子とその遊び仲間に、彼が土瓶と茶碗をあてがうと、彼らはお茶を注ぎあって、まるで貴婦人のようなお辞儀を交換した。「彼らはせいぜい九つか十で、衣服は貧しく、屋敷の召使の子どもなのである」。
彼はこの子らを二人連れて、本郷通りの夜市を散歩したことがあった。
十銭ずつ与えてどんな風に使うか見ていると「地面に坐って悲しげに三味線を弾いている貧しい女、すなわち乞食」の前におかれた笊に、モースが何も言わぬのに、それぞれ一銭ずつ落とし入れたのである。
この礼節と慈悲心あるかわいい子どもたちは、一体どこへ消えたのであろう。
わたしはまだ、この子どもたちの心は、失われていないと信じています。
おなじ、血のつながる日本人なのですから。
せめて、四日市の商店街だけでも「子どもの天国」の出来ないものでしょうか。

映画「それでも ボクは やってない」

2008年06月15日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
          
「シャル ウイ ダンス」の周防正行監督「それでもボクは やってない」をDVDで観た。
「十人の真犯人を逃すとも 一人の無辜(むこ)を罰するなかれ」ということばで始まるこの映画のテーマは重い。
          
金子徹平(加藤亮)は、満員電車で痴漢の容疑をかけられ、無実を主張するため、ツグミ法律事務所の荒川弁護士(役所広司)と須藤弁護士(瀬戸朝香)に依頼して、裁判に持ち込む。瀬戸朝香は美人であります。
この映画で、裁判のシステムがよく分かる。「裁判官が無実を申し渡すことは難しい。なぜなら、有罪を主張する警察庁、すなわち国家を敵に回すことだから」というセリフが出てくる。
如何に無実を通すことが難しいか、裁判って非常なものです。
          
途中、裁判官が変わる。私の好きな俳優の小日向文世が登場。
これで日の目が見られる・・・と思いきや・・。
人を裁くという大切なことが、ひとつの機構の中で機械的に処理されていく。
裁判員制度といい、この映画は、私たちに重い課題を投げかけております。



第1回 諏訪商人塾日程決まる!

2008年06月11日 | 諏訪商店街振興組合のこと
前回お知らせしました「諏訪商人塾」の「お店の現状を見つめよう 掃除はすべての出発点」の日程が決まりました。
第1回は、6月27日金曜日。場所はスワセントラルパーキング2階会議室です。
はたしてどれだけの方が集まっていただけるのか不安でしたが、あちこちから出席のご希望をいただいています。嬉しいかぎりです。
今回の企画にあたり、杉浦貴議員の力強いご協力をいただいて、地域産業アドバイザーの隈本正美先生のご紹介を頂戴しました。先生には計数管理をと考えていたのですが、掃除の話を持ち出したところ、2時間でも3時間でも話したいとの熱のこもったご返事があり、是非お願いしますとご無理を申し出た次第です。
掃除こそ繁栄への第一歩。お店は古くても、掃除さえ行き届いていれば快適な環境が作れる。なにより掃除は資金がかかりません。
皆様のご参加お待ちしております。
実は、講師がほとんど決まっていません。ダイジョウブカナ?
現在、三重県中小企業団体中央会さん、三重県農水商工部さん等との連絡を取り助成金にすがった講師派遣をお願いしております。
日程は決定次第お知らせします。ご期待下さい。タブン ダイジョウブ デス

諏訪商人塾開講が決定!

2008年06月06日 | 諏訪商店街振興組合のこと
諏訪商人塾(光り輝くお店になるために)を四日市諏訪商店街振興組合で企画いたしました。
現在、中心商店街で再開発という話が出ています。しかし、現役店舗の皆さんが元気に商売をしていることがなによりも大切なことです。
参加者は諏訪振興組合の方に限らず、広く門戸を開けようと思っています。
一生懸命商売をやっていこうと考えている方ならどなたでも結構、是非ご参加下さい。無料です。
第1回は6月下旬の予定で、8月以降の講師は中央会さんに打診中です。
内容をご紹介しますが、希望の講座名があればお聞かせ下さい。
日時は決定次第このブログでお知らせいたします。

第1回 6月 お店の現状を見つめよう 
掃除はすべての出発点    隈本正美先生

第2回 7月 黒字転換への数値管理 1
損益分岐点について 隈本正美先生

第3回 8月 お店のクレドを作ってみよう
携帯と実践

第4回 9月 販売促進あの手この手


第5回 10月 接客とサービス
一見さんからお得意さんへ

第6回 11月 黒字転換への数値管理 2
仕入れと商品回転率 隈本正美先生

第7回 1月 一店逸品を作り出そう
逸品を考えてみよう

第8回 2月 黒字転換への数値管理 3
決算書の見方と対策 隈本正美先生

最終回 3月 オンリーワンのお店になるために
来客数は増えましたか?

第3回スワマエカラオケ広場

2008年06月01日 | おいらの商店街
このところ、チョット暗い話題が続きましたが、本日はパ~ッと明るく、スワマエカラオケ広場が開かれました。
第3回目にして、すでに応募者不足。そこで通りかかった弥な屋様も刈り出され、スワマエから3名の参加で、近所迷惑もいとわず賑やかに公開録画が行なわれました。
この放送は、四日市ポートウエーブ76.8でありまして、毎週日曜日午前10時から15分間放送されております。
昨年の火災以来、水をかぶって汚れていた朔日恵比須ののぼりを洗い、表参道スワマエにずらりと並べました。
私も「ウルトラセブン」をススム会長に無理やり歌わされることとなり、しぶしぶ舞台に立ちました。
おかあんが、私の美声にカンドウしたというので喜んでおりましたら、私がカンドウされたのでありました。 
          
                    
          
          
          
           イェ~イ!