花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

“引き寄せ力”

2016年12月31日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

“断捨離”で、今後使わない物を思い切って捨てた、その爽快感を感じた次は、“引き寄せ”の力をいただきましょう。

「思い通りの人生を手に入れる 引き寄せハンドブック」奥平亜美衣著 日本文芸社刊

要するに“プラス思考でいれば運が向いてくる”ということです。“類は友を呼ぶ”のたとえ通り、いいことを考えているといいことが集まって来、悪いことばかり考えていると悪いことしか起こらない。「いい気分」と「自己肯定力」を高めることで“引き寄せ波”が加速すると書かれています。

 朝起きたとき、今日一日をどんなふうにしようかと考えたことはありますか?「もうちょっと寝ていたいな」とか「早く着替えなくっちゃ」などと考えながら、時間に追われ、なんとなく生活を始めてしまったりしませんか。

 引き寄せ力アップのためには、朝起きたとき今日一日をどんな日にしたいか宣言する習慣を付けましょう。

「笑顔あふれる一日にする」

「今日はいろんなものに感謝の気持ちを持つ」

「自分の好きなことをする時間をつくる」

こんな感じで。どういう風に過ごしたいかはっきり宣言すると、あなたの思考の鏡である宇宙はその願いをかなえようと動き始めます。あなたの決定に従って助けてくれたり、ヒントをくれたりするのです。

 商店街の仲間で始めた“ラジオ体操第一”が一か月を経ました。毎朝、5分間の体操が楽しみで仕方がりません。このところ「生活にリズムが出来た」とか「痩せた」とか“ラジオ体操効果”が聞かれるようになりました。自分も、動きやすくなり体が軽くなったようです。朝の“ラジオ体操”は、“引き寄せ力”アップにぴったりではないでしょうか。


“賀状”

2016年12月28日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

毎年、この時期になると思い出す 詩です。

 賀状   長田 弘

 古い鉄橋の架かったおおきな川のそばの中

学校で、二人の少年が机をならべて、三年を

一緒に過ごした。二人の少年は、英語とバス

ヶットボールをおぼえ、兎の飼育、百葉箱の

開けかたを知り、素足の少女たちをまぶしく

眺め、川の光りを額にうけて、全速力で自転

車を走らせ、藤棚の下で組み合って喧嘩して、

誰もいない体育館に、日の暮れまでたたされ

た。

二人の少年は、それから二どと会ったこと

がない。やがて古い鉄橋の架かった川のある

街を、きみは南へ、かれは北へと離れて、両

手の指を折ってひらいてまた折っても足りな

い年々が去り、きみたちがたがいに手にした

のは、光陰の矢の数と、おなじ枚数の年賀状

だけだ。

 元旦の手紙の束に、今年もきみは、笑顔の

ほかはもうおぼえていない北の友人からの一

枚の端書を探す。いつもの乱暴な字で、いつ

もとおなじ短い言葉。元気か。賀春。


“伊勢音頭恋寝刃”2

2016年12月25日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

歌舞伎“伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)”を観たのは30年ほど前になるでしょうか。歌舞伎好きだった親父のお供で御園座へ出かけました。ほとんど訳が分からず居眠り状態でしたが、伊勢が舞台であるのと殺戮シーンは印象に残っています。

 この舞台は、実際に起きた事件に基づいて作られました。

寛政8年5月4日の午前1時頃、普段から酒癖の良くない医師 孫福斎宮(まごふくいつき)は、外宮と内宮の間に位置する間(あい)の山 古市遊郭の油屋という料理茶屋で、突然狂ったように、九人の男女を次々と手にかけ、うち二人が即死、七人が重軽傷を負いました。この事件を題材に取り五十二日目に大阪で初演されたのが“伊勢音頭恋寝刃”です。

 福岡 貢(みつぎ)は伊勢の御師(おし)だった。御師は全国に散らばって、伊勢神宮のお札を売り参拝団体の案内役を生業とする人々でした。

淡路のお殿様の命令で、家来の今田万次郎は名刀 青江下坂(あおえしもさか)を探して伊勢に来る。ようやく手に入れるが遊びに使い込み名刀は悪人 徳島岩次の手に渡る。万次郎の友人 福岡貢は、ようやくその刀を取り戻し、報告の為刀を持って油屋を訪ねる。ところがあいにく万次郎は留守。そこで、帰るまで待つと上がろうとすると、女主人の万野は刀を預かると云った。実は、油屋には貢の馴染みのお紺がいた。また、万野の後ろには悪人 岩次が居て、名刀を取り返そうと画策していた。

刀は、一旦下男の喜助が預かる。ところがお紺は接客中。万野はお鹿を相手にさせ、懇ろになったとお紺に焼きもちを焼かせる。知ったお紺は貢に裏切られたと怒り、貢は見受けするつもりだったのにと喧嘩になって、下男の喜助から刀を取り油屋を飛び出す。

この時、名刀青江下坂は、万野によってすり替えられていた。偽物と分かり悪事に気付いた貢は、油屋に舞い戻り、狂ったように万野、岩次と切り殺していくのでした。

ところが、万野の企てを知っていた喜助は、密かにすり変えておいたのでした。万野らが偽物を渡したと思い込んでいたのは、実は本物だったのです。切り殺した刀は、青江下坂であったことを知った貢は愕然とします。

人の善意と悪事がごちゃごちゃになって、ま、ややこしい話です。


“伊勢音頭恋寝刃”

2016年12月24日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

四日市商工会議所様発行の“商工春秋”。平成29年1月号の巻頭を飾るのは、“東海道五十三次の内 四日市 福岡貢”(四日市市立博物館蔵)

 本シリーズは、前面に役者を大きく描き、背景に各宿の風景を描くもの。四日市は、「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の主人公、福岡 貢(ふくおかみつぎ)(役者は二代目片岡我童か)と湊が描かれる。この物語は、伊勢参りの宿泊地として賑わった古市の遊郭“油屋”で、実際に起きた刃傷事件がモデルである。

 場面は、貢に冷たい態度をとった真相を明かした恋人の手紙を読んでいるところである。両手を伸ばし、目をしっかり開けて読む姿に驚きを隠せない彼の心中が表れている。

 背後には、四日市の風景としてしばしば描かれる帆を下した船と土橋が描かれ、江戸の人々の四日市観が示されている。

 この物語を四日市にあてた理由は、当地が伊勢参宮の玄関に当たるからであろう。

 本品は右に桑名が描かれ、一枚で二宿を折半している。

                  (市立博物館学芸員・田中伸一氏)

12月23日(金)午後5時から、“100万人のキャンドルナイトinすわ公園”が開催された。音楽イベントが行われているにもかかわらず静かな、諏訪公園でした。


“寅次郎物語”感想2

2016年12月20日 | 諏訪商店街振興組合のこと

Kさんからも感想をいただきました。ありがとうございます。

“寅次郎物語”は、初めて見せていただきました。正直言って、感想としては“?”という感じです。メインのテーマとしては親子の情を挙げてあったのですが、今までの寅さんの映画にしては、イメージがだいぶん違っていました。大いなるワンパターンといえばいいのか、いつもなら“とらや”のおいちゃんやタコ社長との喧嘩のシーンとか、マドンナに対する想いもすごくあっさりと通り過ぎていったように思いました。惚れた感じが非常に薄いのか、振られた感じが全然しなかったです。

 動物と子役には勝てないと言われているとおり、今回は秀吉にすべてを持っていかれたのではないでしょうか。

 “男はつらいよ”シリーズも第39作、第1作から数えると20年ちかい歳月が流れています。渥美清が亡くなる10年ほど以前の作品ですから、病を隠しての出演だったのではないでしょうか。大きな立ち回りも無くなるはずです。その後、山田監督は、成人した満男にピントをあてるようになります。「寅次郎は回を重ねるごとに成長している」と言われますが、成長しているのではなく元気がなくなってきている、その分、物の道理がよくわかる人間になってきているのかもしれません。

※ 会場でのお問い合わせ 渥美さんは享年68歳でした。


“寅次郎物語”感想1

2016年12月18日 | 諏訪商店街振興組合のこと

 

 16日午後6時より、“寅次郎物語”を上映、寒い日となりましたが50名の方の参加で鑑賞していただきました。面白いシーンでは笑い声が聞こえ、悲しい場面では静かになり「あー、やっぱり映画はみんなで観るものだ」とつくづく感じました。

Tさんから感想をいただきました。ありがとうございました。

 

 寅さんシリーズ、回を重ね、なんと満男が大学受験生になっていて驚愕!(昭和62年の作品でした)寅さんもすっかり大人になって、分別臭くなっていたし、さくらも相応に年をとっていました。

“秀吉”を演じた子役の子(伊藤祐一郎)は、寅さんの幼少期にはこんな顔だったかと思わせる程のそっくりぶりでした。喜劇場面は数が少なかったようでしたが、吉野の宿で高熱を出した秀吉の看病をする寅と隆子(秋吉久美子)が。往診に来た医者(松村達雄)と繰り広げるトンチンカンなやり取りはスピード感もあって見ものでした。秋吉久美子も様々な表情を見せ、伸び伸びと演技をしていて、よかったです。

作品の中で心にしみた台詞・・・

「男は妻子の為に(骨身を惜しまずコツコツと)手を真っ黒にして働くのが良いんだ」

「生きていれば よかったと思えることが いくつもあるよ」

山田監督からの、すべての人への、暖かいメッセージですね。

彼もすでに齢90才、念願の二大女優主演の映画製作が待たれます。その女優とは・・・

浅丘ルリ子と倍賞千恵子です。

追伸

前々回もそうでしたが、さくらが寅の軽い財布の中に、何枚かのお札をいれておいてやる処。こんな女の人、今時居るでしょうか。男(夫)の財布から抜き取る女(妻)は居るでしょうが。でも今や、現金扱いが少なくなっているので・・・また疑問は続きます。

 Tさん、早速の感想ありがとうございました。倍賞千恵子さんが一番親しく付き合っていたマドンナは、浅丘ルリ子さん。“相合い傘”を観ればよくわかります。その二人が主演の映画が出来るのであれば、素晴らしい作品が期待できそうですね。

そういえば、今年の夏に“家族はつらいよ2”の製作が決まっています。封切りは平成29年の5月27日。楽しみですね。1作目の“家族はつらいよ”は来年の3月17日この鑑賞会でも上映します。まだご覧でない方も是非、みんなで笑ってください。


16日は“朔日恵比寿スペシャル”

2016年12月17日 | おいらの商店街

 

16日は、朔日恵比寿年末スペシャル。この日を目指して頑張ってみえるお店があり、抽選券の発行も抜群の様子です。いつもよりたくさんのお客様で賑わっていました。

やさいのはんばいは、野菜の販売は、取り戻した感があり、品揃えもよく売れ行きは好調でした。今回も北勢地域若者サポートステーションの皆さまにお手伝いいただきました。ありがとうございました。

そして、スワマエのラジオ体操は続いています。高齢者が多いので無理をせず第1体操だけで所要時間は5分間です。今のところ5名から10名の方が集まるので当分は続きそうであります。

体操をしている9時4分ごろ、週のうち3日ほど東から西へ飛行機が飛んでいきます(今日は雲の合間でしたが・・・)。青い空を進む姿を眺めていて、教科書で読んだ啄木の詩「飛行機」を思い出しました。

 

      飛行機     石川啄木

見よ、今日も、かの蒼空に

飛行機の高く飛べるを。

 

給仕づとめの少年が

たまに非番の日曜日、

肺病やみの母親とたつた二人の家にゐて、

ひとりせつせとリイダアの獨学をする眼の疲れ・・・

 

見よ、今日も、かの蒼空に、

飛行機の高く飛べるを。

 


“商連エキスプレス”より“まちゼミ”のこと

2016年12月14日 | おいらの商店街

四日市商店連合会発行の“商連エキスプレス”12月号に、当店で9月に行った“まちゼミ”の様子を掲載していただきました。事務の内田さま、ありがとうございました。

マップ左側

マップ右側

スライドで紹介した写真は、辻俊文さんが昭和32年前後に撮られた写真で、マップは20年程前に作ったものをイラストレーターで描き直したものです。聞き書きの不十分なマップで、その後いろんな方の巡り合わせで訂正箇所も出ています。細かくて読み取りにくいと思いますが、お気づきの点がありましたらコメントください。


四日市警察署長より感謝状を賜るのこと

2016年12月13日 | 諏訪商店街振興組合のこと

 

本日、四日市諏訪商店街振興組合理事長の吉田周夫は、四日市南警察署にて署長の里村薫氏より、感謝状を賜りました。これは、日ごろパーキング周辺並びに商店街内(国道1号線商店会・表参道スワマエ)に設置した防犯カメラが、犯罪防止に一役買っていることに対し、感謝し贈られたものです。