平成21年3月27日午後7時より、石川明湖先生の第9回諏訪商人塾「不況の今こそチャンス!」の講義が開かれ10名の方にお集まりいただきました。
お店の不振を不況のせいにしてはいませんか?前出の勝間和代さんの本にも「妬まず、怒らず、愚痴らずに、どうやったら問題解決できるのか」を考え抜く癖が大切だと述べられています。
不景気の今だからこそ出来ること、やらねばならないことがあるはずです。
はじめに、景気が良かったときに出来なかったことはありませんでしたか?という質問から始まりました。
忙しさに追われて商品をお客様に渡すだけ。要望やクレームは後回し。それでよかったのです。
今はお客様を大切にして、一人でも多くのお得意さんをつくること。しっかりした根をお店に張るチャンス、経営を見直す好機です。
接客はきちんと出来ていますか?お店の雰囲気は良好ですか?生き生きと働いていますか?売れ筋商品はチェックしていますか?陳列方法やサービス・価格は適正ですか?決算書は読めますか?金融機関と仲良くなっていますか?お店の経営理念(クレド)は追求されていますか?経営計画は作っていますか?競合店情報は仕入れていますか?お客様を含めて第三者の意見を率直に聞き入れていますか?自己啓発はおこなっていますか?
今だからこそ、出来ること、それは・・
とにかく勉強しよう。商店街全体で一店逸品運動をしよう。決算書が分析出来るようになろう。お店の経営理念を持ち、胸を張ってただしい商いが出来るお店づくりを進めよう。
絶え間ない努力こそ、繁盛店、活気ある商店街づくりへの道です。
諏訪商人塾も今回が最終回。せっかく1年間続いた勉強会ですから、次年度は皆さんのご意見を聞きながら「諏訪商人塾 実践編」を開きたいと考えております。よいお考えがございましたらコメントにて・・・・