花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

“寅次郎夕焼け小焼け”感想2

2014年11月30日 | 諏訪商店街振興組合のこと

「今回でシリーズ最後にしても良いのではないかと思えるようなラスト。寅がぼたん(太知喜和子)に“所帯を持とう”というセリフ。これは寅がマドンナに云った初めての(自分が知る限り)プロポーズ。どうみても寅はこのままぼたんの家に住み続け、まるでおとぎ話の最後のように(二人は末永く幸せに暮らしましたトサ)なってもおかしくない様な終わり方です。気風の良い(気立てが良い、面倒見が良い)ぼたんと、人間的(社会的)にちょっとダメな寅と、すごくいい夫婦になりそうで(喧嘩をしてもすぐ仲良くなりそうな)まるで落語のまくら(注)にでもありそうな男女の関係を思わせました。だからこの先、シリーズが続き寅がマドンナに何十人も(三十数人)振られ続ける(何度か出演のマドンナもいますが)必要があったのかなと思いました。

(注) 落語の本題に入る前の小口出の類い。口出しの頭の方にあるので“マクラ”というらしい。

追記

三代目黄門さま(佐野浅夫さん)の知的な悪役。なかなかサマになっていました。

満男君が吉岡秀隆ではありませんでしたが・・・

※ 吉岡秀隆さんは、前回上映させていただいた第27作“浪速の恋の寅次郎”(昭和56年封切り)から最後の48作まで満男役で出演しています。中村はやと君がそれまでの満男役でした。中村君は、後年サラリーマンだったらしく、三埼千恵子と共に渥美清の墓参に訪れたということです。

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“寅次郎夕焼け小焼け”感想

2014年11月29日 | 諏訪商店街振興組合のこと

早速、感想が届きました。ありがとうございます。

「とっても楽しく観させていただきました。初めてでしたが、ありがとうございます。健康講座も参加できる時間帯を希望します。」

「とにもかくにも、四日市にない「映画会」を続行してください。世話役の皆さんにはご苦労ですが、よろしく。市役所もこの実情をお伝えください。」

「楽しい時間、ありがとうございました。」

「寅さんはいつみても、楽しいですね。」

「何時も寅さんの映画を観るたびに「これはすでに観ていたのかなあ」と思って、それでも来てしまう寅さん映画ですが、今日のはまだ観てなくて、解説でも“寅さんの中でも秀作の第17作”といわれ期待しました。いつもながらのほのぼの感が味よく出ていて、山田監督の自信作の一つと思われます。岡田嘉子の花を持って見送るところ、山田監督も味なことをやるなぁという感じで、出演者全員のまとまりが感じられ余裕の17作です。やはりこれは寅さん映画の秀作のひとつでしょうか。年寄った70代の寅さんが見たかった。これはかなわぬ夢でした。」

「前回「浪速の恋の寅次郎」(27作目)と同じく、今回(17作目)も寅さんが堤防でのうたた寝で見る夢のシーンから目覚めて、廻りの人々と撲り合いに発展するという導入部がありましたが、このように変な“イントロ”が採用されていたのは何作品くらいだったでしょう?

今回の舞台となったのは「赤蜻蛉」作詞者三木蕗風の出身地である龍野市。美しい甍の日本家屋が連なり、清らかの流れの川では無邪気に水浴びをする小学生の姿も見られ、いかにも、これぞ日本人の故郷と思わせる町でしたが、今も変わらぬ姿を採っているのでしょうか。

古い街並みと言えば、岡田嘉子には圧倒されました。ロシアでの暮らしが長かったにも拘らず、古風な日本女性の身のこなしとひたむきさを静かに美しく演じていました。それはかつての恋人と青観の現在の妻とを対比させることでより印象深く映りました。

又、黒、赤の電話機が懐かしかったです。当時の人と人とのもどかしい(やるせない)やり取りがドラマを生んでいたのかとも思いました。何でもケータイ(スマホ)、インターネット等で簡単便利に物事が決まってしまう現代からすれば、寅さんの現場主義(直談判)が新鮮で心打つものがあります。

今回も脇役には“大物”がゾロゾロ出演していますね。大雅堂の主人を大滝秀治、悪徳実業家を佐野浅夫、そして、ボンボンで無芸大食の市職員を寺尾聡が演じていましたが、父親宇野重吉との絡みは全くなかったですね。

御前様(笠 智衆)がホースの水を寅さん達にかける(故意に)シーンや、結局は寅さんの説得力が功を奏し、青観が芸者ぼたん(太知喜和子)に牡丹の絵を贈るという結末が、とても面白く良かったです。ありがとうございました。」

※アンケートの中で、 街にあればいいなと思われる施設を揚げていただきました。

気楽な喫茶店・映画会・スポーツクラブ・健康体操教室・多目的ホール・たまり場的な部屋・お茶ができるコーナー・リハビリセンター・多目的小ホール

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“寅次郎 夕焼け小焼け”

2014年11月28日 | 諏訪商店街振興組合のこと

本日上映の“寅次郎夕焼け小焼け”は、寅さんシリーズの第17作。昭和51年7月に公開されました。ロケ先は兵庫県龍野市(現 たつの市)。マドンナは不慮の死を遂げて48歳でこの世を去った太地喜和子、いつものメンバーに宇野重吉、岡田嘉子、寺尾 聡ら皆さんが顔を揃えています。

吉村英夫さんがコメントを寄せていただきました。

キネマ旬報ベストテン第2位となったもので、シリーズとして最も完成度の高い作品の一つ。寅さんがペテン師と戦うというドラマ設定が異色。マドンナ太地喜和子の陽気な個性が満開し、寅とのラブストーリーも愉快で楽しい。宇野重吉と岡田嘉子の老年の恋物語が、ベテラン新劇人の至芸によって、見る者の心を郷愁にさそって胸を打つ。

もっともシリーズが高揚した時期でもある。

会場の様子です。本日も大勢の皆様にお集まりいただきました。感謝デス!

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神戸 鉄人28号プロジェクト

2014年11月26日 | 諏訪商店街振興組合のこと

全国商店街支援センター様のご指導で進められている商人塾。第3回は、神戸の新長田を訪れました。

神戸の西の副都心として栄えてきた新長田地区は、戦災から免れたものの古い木造家屋の多いのが災いして、平成7年1月17日に起きた“阪神・淡路大震災”の際には町の大半が焼失しました。

 震災から早くも5か月後、ほぼ全壊という状況から3,500坪の土地に“復興げんき村パラール”がオープン、プレハブとテント張りを併設した施設に99のお店とダイエーが営業を開始しました。

大正筋商店街

地下1階三層建ての街

地下の食品街 店舗前に椅子が

 その後、長田地区の復興は着実に進められ、2006年、漫画家の横山光輝さんの生家があったことからヒントを得た“神戸鉄人プロジェクト”が発足しました。この年、若松公園の鉄人広場に巨大な鉄人28号モニュメントを完成させたのを皮切りに、2011年には“KOBE三国志ミュージアム”がオープン、横山光輝の2作品をコンセプトに様々なイベントを展開してみえます。

 鉄人28号特別展・三国志特別展・神戸鉄人カレー発売・三国志祭り・三国志伽哩発売・三国志スタンプラリー・三国志なりきり看板設置・KOBE鉄人三国志ギャラリーOPEN・鉄人ビヤガーデン開催・神戸ぽっぷカルチャーフェスティバル開催・新三国志通貨発行

事務局長の岡田誠司氏

 鉄人プロジェクト事務局長 岡田誠司さんにお話を伺いました。

 「鉄人の巨大モニュメントを造る資金調達に苦労しました。当時、出来るかどうか分からない物にお金を出してくれる人はいなかったからです。そこで、街中のあらゆるところに飲料の自動販売機を設置してその権利を前借りし、助成金を足して資金に充てました。

資金集めとなった自販機

著作権も大変でした。一つ一つに著作権が発生し、調査と申請が必要でした。鉄人のモニュメントを見て、うちでもガンダムやザクを造りたいと相談がありましたが、ほとんど頓挫しているのではないかと思われます。鉄人は、横山さんの承認を得やすく、三国志は著作権切れの為、事業を進めることが比較的容易だったからです。

巨大なモニュメント

 事業のテーマは一過性のものにしてはならない、ということを考え続けてきました。鉄人が横山さんのメモリアルになってはすぐ飽きられてしまいます。ディズニーが進化し続けているのは、ウォルト・ディズニーが死去した後でも、ディズニー社という組織がそれを引き継いでいるからです。三国志は江戸時代、彫師と刷り師による印刷技術の発達で多くの人が楽しめるようになり、近年では 吉川英治の小説や横山光輝の漫画によって引き継がれてきました。そして、今やゲームの世界で受け入れられています。

 我々鉄人プロジェクトは、イベントによって人を集め、全国や海外に新長田を発信することで注目を集めるようにしており、その効果は居住者の増加という形でも表れています。

イベントイコール個店の売り上げではなく、売り上げは個々に考え工夫するものだと思っています」

視察団の皆様

 四日市も、市民に愛されるコンセプトを掲げ、絶えず進化発展する工夫が問われてオリマス。そしてそのプロジェクトは、直接個店の販売売り上げに結びつかなくても良い。個店の売り上げは、個々に創意工夫すればいいのです。(岡田誠司様、多少の書き違いはお許し下さい)

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日本全国ご当地パン祭り

2014年11月24日 | おいらの商店街

昨日の“がっちりマンデー!”で、「ご当地パン祭り」が紹介されていました。なんと、このイベント“儲からない!”そうです。儲からないのに盛況なのはなぜか?

それは、このイベントで優勝すると、売り上げが10倍になるそうです。

販売のパンには番号シールが貼ってあり、会場中央のパネル版に貼ります。

今回1位のパン“ダニッシュ” 翌日から売上が伸びた事でしょう。

只今、四日市商工会議所様のご指導で、来年5月24日(日)に“第3回 よっかいちお菓子フェスタ“を企画中です。助成金が先細りする中、権威あるイベントにしていきたいもので アリマ~ス。

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耐震診断

2014年11月23日 | 諏訪商店街振興組合のこと

昨夜も長野県で地震があった。テレビを観ていたら「地震があります!」と突然の放送。じっと電球の揺れるのを見つめるしかない。

平成25年11月 耐震改修促進法が定められ、3階以上かつ床面積5000㎡以上の建物には耐震診断が定められた。強制ではないが、安心・安全を提示できなくなる。大きな旅館やホテルなどは死活問題だ。

ということで、スワセントラルパーキングも耐震診断が進んでいる。今日は超音波で梁の付け根を調べていた。

さて、結果がどう出るか!!!

 

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人生はニャンとかなる!

2014年11月22日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

なんともかわいい本があったので 思わず買ってしまいました。“人生はニャンとかなる!”水野敬也・長沼直樹著 文響社

“無視されても話しかける”

ヘレンケラーを教育したサリバン女史の言葉だそうです。根気よく話しかけ三重苦のヘレンケラーを立派な人に育て上げました。映画“奇跡の人”は、モノクロで素晴らしい作品でした。

「おはようございます」の挨拶をするのですが まったく返事のない方がご近所にみえます。今朝は無視してしまいました。無視されても声掛けは続けるべきなのか?余程 人が良いと思われてしまいそうで・・・・・

「もしこちらが親切を続ければ、たとえ良心のひとかけらもない人間でも、必ず受け入れてくれるだろう。」マルクス・アウレリウス  古代ローマの皇帝

「犬」版の「人生はワンチャンス!」も好評発売中!  

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喪中見舞が届いたら

2014年11月19日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

このところ家族葬が増え、亡くなられたことを年始のお断わりで知ることが多くなりました。

お菓子や果物より、保存のきく進物線香が売れる時期です。尚、表書きの“喪中御見舞”という言葉は使われません“御仏前”又は“御供”と書きます。

日本香堂さんから良いポスターが届きました。

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中部西小学校 まちなか音楽会

2014年11月18日 | おいらの商店街

中部西小学校が公園通りで“まちなか音楽会”を開催していた。

事前にこどもたち手作りによるポスターを掲示。

生徒と父兄ですごい人だった。結構、古い歌がうたわれている。懐かしいかぎりでゴザイマシタ。

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第3回 健康講座開催

2014年11月15日 | 諏訪商店街振興組合のこと

11月14日午後4時 青山里会から近藤辰比古氏をお招きして、第3回健康講座“認知症を知ろう”を開催いたしました。

第1回目の参加が意外に少なかったので、内心ホッといたしております。今回43名の方がお見えになり、熱心に視聴していただきました。

そして、私たちが一番知りたかったこと…

「思い出せない単語は、必ず思い起こす努力をしなければいけませんか?」の質問に近藤氏は「くよくよしないで おおらかな気持ちで受け止めてください」とのご返事をいただきました。

今や10人に一人が認知症と言われる時代。世界全体で取り組む重要な課題となっています。今回は介護現場最前線ならではの、貴重なお話を聞くことが出来ました。

近藤様、ありがとうございました。また今回も、受け付けや会場整理等のお手伝いをいただきました「北勢地域若者サポートステーション」の皆様にも御礼申し上げます。スタッフの皆様 感謝申し上げます。

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