花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

漢詩をたのしむ

2007年10月28日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

講談社現代新書 林田慎之助著「漢詩をたのしむ」
おもしろそうなので読んでいます。漢詩は、年寄りのなぐさみものだとばかり思っていました。
ところが冒頭にこうあります
「詩は志をふるいおこすために、事物を鋭く観察するために、公共の精神を尊び、社会を正しく批判するために役立つのだ」  論語
そして始まりに、戦(いくさ)を批判する反戦の歌が並びます。
漢詩には、反戦思想や志を主張する、いわゆる内から外への歌と、外からの影響を受ける内なる感情を歌ったものに分かれるそうです。友情や愛情がそうです。
紹介する、無名氏(むめいし)の詩は、女性が、遠い戦地に赴き帰らぬ人に向かって歌った詩です。
これは、りっぱな反戦の詩なのです。
中国らしい ダイナミックで悲痛な歌です

上邪      上邪(じょうや)
我欲与君相知 我は君(きみ)と相知り
長命無絶衰  長(とこしえに)絶え衰(おとろう)ことなからしめんと欲す
山無陵     山に陵(おか)無く
江水為竭   江水は為に竭(つ)き
冬雷震震   冬は雷(いかずち) 震震(しんしん)とひびき
夏雨雪     夏に雪雨(ふ)り
天地合     天地(あめつち)の合するとき
乃敢与君絶  乃(すなわち)敢(あ)えて君と絶えん

 天よ 私は誓います
 私があなたを愛したからには
 この気持ちがいつまでも 絶えて衰えることがないように
 たとえば 山々の峰がなくなって
 そのために おおきな川の水が枯れてしまい
 冬というのに 雷が鳴って響きわたり
 夏というのに 雪が降りしきり
 天地が崩壊してしまうようなことになったとしたら
 私はそのとき はじめて やむを得ず あの人の愛を絶つことになるでしょう

どうじゃ おかあん なんてはずかしくて てれくさくて・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三法改正と街づくり その2

2007年10月26日 | 諏訪商店街振興組合のこと
日は出口巳幸先生を大阪から向かえ、街づくりの勉強会を行いました。
欧米の先進地を例にとり、復活する街の方向性を明示していただきました。
参加者15名という盛況で、お話の内容も良く、街づくりに自信を持つことが出来ました。
容は後日紹介できればと思っていますが、その前に前回記載した「三法改正とまちづくり」から、兵庫県立大学教授の中沢孝夫先生著「商店街は復活するか」より抜粋してご紹介します。前回の続きです。
とんど丸写しなので、大変申し訳なく思っております。
どうかお許しいただきたいと存じます。
先生は、講談社現代新書で「地域人とまちづくり」という本も書いてみえます。
ゲットしましたので、読了後、紹介してまいります。
沢先生はこうおっしゃって見えます。
昨日の出口先生のお話のとおり、街の復活には、まず個々の商店がよくなることが必須である。
「旧まちづくり三法」の見直しと,「新まちづくり法」は中心市街地を復活させることになるのか。
答えはイエスであり、そしてノーである。
エスというのは、地域の再生に一生懸命取り組んでいる街にとっては、大変有効な法である。
かし、新しい法律は、土地の値上がりだけを期待して、自らが街の復活に汗を流さない人々にとっては、大きなマイナスを生む可能性を持っているので、そのような意味から部分的にノーなのである。
きなマイナスとはどういうことか。それは空洞化の原因そのものと密接にかかわっている。
ず当事者のやる気のなさである。商売をやる気のない商店がとても多いのだ。
例えば、店舗改装、業態変更、営業時間の工夫、宣伝方法、インターネットの利用、繁盛している同業者の研究、そして地域活動など、やるべきことはたくさんあるが、数十年にわたって、何もしていない、という店が実に多いのだ。(当店もピタリ当てはまる)
ういった店は、必ず「クルマ社会のせいだ」などというのだ。
活する街に共通するのは「ボランタリーな思想」である。行政から頼まれたからではなく、自発性に基づいて「自分が商う通り」や「自分たちが生活する地域」を積極的に活用して、みんなの町へと変貌させ、「通り」や「地域」をいわば「公共財」として周辺の人々に共有してもらうことに成功した「まち」が復活をとげるのだ。(コノアタリ マルウツシ・・・スミマセン!)
いいかえるならば当事者に積極的な意思がない限り、まちは復活しないのである。
(青森の加藤博さんも言ってみえました「自らを助けない街は置いてゆかれる」と)
の当事者とは誰だろう。それは商業者(個店主)であり、地権者であり、行政であり、そして市民である と。
さに、昨日の出口先生のおっしゃったことと、同じことを書いてみえるのです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三法改正とまちづくり

2007年10月24日 | 諏訪商店街振興組合のこと
諏訪商店街振興組合の北川理事長が買ってみえた本が、事務所にあった。
理事長は入院中なので、無断で読ませていただいている。

しい本ですが、その中に面白い記事が載っておりました。
「商店街はどのようによみがえるか」という題で兵庫県立大学教授の中沢孝夫氏が書いてみえる。
庫県の山間にある200戸ほどの小さな集落。お店もチラホラ。5キロほど離れたところに大型店がある。
の村に肉屋さんが開店したというので覗いてみた。
ご主人曰く「コロッケが揚がったので食べていけ」という。カボチャのコロッケは奥さんオリジナルの作だ。これが実にうまい。
慮がちに「ここで商売をよくやっていけますね」と聞くと
「うちは 遠いところからも注文もらってるんですよ」とおっしゃる。
「インターネットとか利用してみえるんですか?」と尋ねると
口コミだそうだ。同窓会や法事で村に帰って来た人がお土産に買っていく。懐かしい村の肉をまた食べたい、贈答品に使いたいので宅配して欲しい。こうして全国に広がっていった。
蔵庫から、すばらしいサーロインステーキを出して見せてくれたが、これが市価より2~3割は安い。そこには冷蔵庫いっぱいの肉が吊るしてあった。
ご主人の品質と価格への努力の賜物だろう。
かし、現状の小さな店での家族経営だから成り立っているのだろう。
良く売れるからといって、設備投資したりして拡大すれば、たちまち回収できなくなる。
新たな投資をして値段を上げたら、どれだけ品質が良くても、売上げは下がるだろう。
ここのご主人にとって、大型店の脅威など、まったく関係のないお話なのだ。

明日は、当振興組合で まちづくり第2回目の勉強会がある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雫井脩介著「犯人に告ぐ」

2007年10月22日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
雫井脩介著「犯人に告ぐ」。2004年大薮春彦賞を受賞したベストセラーを読んだ。

奈川県警の警視、巻島史彦は、幼児誘拐犯「ワシ」を横浜の山下公園で大捕り物の末取り逃がし左遷されていた。
年後、巻島は、自称「バットマン」による幼児連続殺人事件解決のために、ふたたび呼び戻される。
査に行き詰まりを見せていた神奈川県警は、現役警察官をニュース番組に出演させて直接犯人に呼びかけ、解決の糸口をつかもうと目論んだのだった。
ロローグともいえる山下公園での犯人との交渉はぐんぐん読ませる。
中ほどのニュース番組の段階ではチョット現実離れしているような感じで、テンポが遅くなったが、警察内部の裏切り者に罠を掛けるあたりから、ふたたび面白くなり一気に読んだ。
の捜査にあたり、巻島が選んだ、左遷先の足柄署に勤務する津田良仁巡査部長が良い。人情味があってキラリと光る。
レビニュースに取り上げる了解を得るため、巻島と津田は被害者の親のところへ出かける。
失意と憎悪を警察に向ける両親に津田は答える。
「私には弟がいましてねえ。私が十二で弟が三つでした。近所の池で溺れてしまいましてね。それまで死というものが怖かったんですが、幼い弟がいる死後の世界を思うと、生きることが楽になりました。死んだ弟に勇気付けられているのです」
に訪れた家は、母一人子一人だった。失った子供のために、母親は骨身を砕いて犯人の情報集めに奔走した。子供には何もしてやることが出来ない、しかし、出来る限りのことはしてやりたい。「でもお母さん・・・」苦悩する母親に津田は声をかけた。
「無理はせんでいいんですよ。あなたは無理をせんでいいんです」
た、ついに内部の裏切り者を突き止めた巻島に、津田が語りかける。
「人を叩き過ぎちゃ、いかんのです・・・
叩けば誰でも痛いんですよ・・・・
痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ・・・
それは単にその人が我慢しているだけですからな」
これは教訓でございました。ハイ!

豊川悦司で映画化された。公開は10月 四日市では上映未定
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うどんのしまぐち屋 新メニュー

2007年10月21日 | おいらの商店街
表参道スワマエが、うどん屋をオープンさせて7ヶ月以上経つ。
店の堀木さんご夫婦には、朝早くから夜遅くまで頑張っていただいている。
ご主人が、秋も深まり、うどんのシーズンとなったので、新メニューを考えたとのご報告。
早速、味噌煮込みうどんをと、おっかあが注文した。
オイラは相変わらず、かき揚げとエビの天ぷらうどんだ。
さて、味噌煮込みを食して味はどうかと尋ねると、おっかあ曰く、辛いという。
少しいただくと、なるほど辛い!
感想を正直に報告した。
さて、3時頃、奥さんが、作り直したので食べてみてくださいと持ってきた。
麺はおいしい。しかし、おっかあにはマダ辛いらしい。
のせてある揚げを甘く炊いては?と報告した。
その前にみえたお客さんには、甘いといわれたそうだ。
十人十色、味はなかなか難しい。
味に迷いが出ていては、お店の特色が出ない。
どこかで落ち着かなくてはならないだろう。
さて、皆さんは甘いと感じるか?辛いと感じるのか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エキサイト四日市バザール2008 始動

2007年10月19日 | 諏訪商店街振興組合のこと
キサイト四日市・バザール2008の準備会が10月31日に開かれる。
今年は、振興組合の北川理事長が不在なので、外羽副理事長が代行して進めることになった。
何とかして昨年以上の催事にしたい。
討課題を揚げたので、皆さんのご意見をお伺いしたい。
まず開催日時だが、天候不順な4月よりも、ゴールデンウイーク初めにしてはと考える。
4月5日(土)~6日(日) さくらまつりの可能性あり
4月26日(土)~27日(日) 天候の安定が期待できる?
5月3日(祝)~4日(日) 他のイベントとの重複はないか?
ぎに開催場所だが、前回取りやめて期待はずれのご意見を頂戴したが、三滝通り(さくらまつり)の開催を次回はどうするか?
私としては商店街主催であるため、諏訪新道と諏訪栄商店街に重点を置きたい考えだ。
案として、諏訪新道会場は従来どおりプロ中心の出店によるバザール、公園通り会場は子供フリーマーケット、グリーンモールを中心にアマチュアのフリーマーケット、これは出店費をうんと安くしたい。
催主旨は、環境(エコ)、または「ガンバレ商店街」
回の反省点として、諏訪新道の出店配置を考え直さなくてはならない。飲食と物販のゾーン分けが出来るか?そして休憩場所の確保。ブース配置に裏表が出来たので、平均して人通りが出来るようにしたい。
業者とステージ参加者の駐車が例年問題になるが、目に余る方は警告を出して参加をお断りしようと思う。
のほかに、より有効な告知手段があるのか。
来年は市制111周年に当たるので、どのように取り入れて行くのか?

今回も、アビオンさんのお力を借りなくてはならない。
皆様の良い考えをお聞かせ下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諏訪商店街の火災 6

2007年10月16日 | おいらの商店街
今朝、中日新聞を見ていたおっかあが大声を出した。
商店街の火災のことが載っている。中日新聞は、MACKさんらによる罹災者への救済活動など、好意的な記事をたびたび書いていてくれる。
今朝の記事にこうあった。
それは、火元や原因は「影響が大きいため、公表しない」 との中消防署からの聞き取り報告だった。
火元は、すでに火災翌日に発表してしまっている。その後、店名は伏せられたが、すべての人が認知済み。
だから「火元は皆さんご承知でしょうが、出火原因に関しては影響が大きいので、分かっているが公表しない」と取れる。
このままでは、Kくんが何か悪いことをしたようになってしまう。
早速、中日新聞さんに尋ねてみた。
原因は、本当のところ分からない、らしい。
ある説が一部うわさとして流れている。しかし、うわさなので公の機関として書くことは出来ないとのこと・・・
それは分かる。
自分も、K君の話を信じているという前提での判断だ。
しかし、このままでは 商店街がバラバラになり 再建がぐちゃぐちゃになってしまう。
真実が究明され 公表されるのを待つしかないのでしょうか。
それも中断されそうです。
やりきれない気持ちです







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「エディット・ピアフ」

2007年10月13日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
映画「エディット・ピアフ」を観ました。
よかったです。小柄な体に、生涯の苦労がにじみ出ていました。
主に彼女の生い立ちと、恋に生きる姿が描かれた映画でした。
女優のマリオン・コティヤールは、額を剃りあげての熱演でした。
声量もよかったし、聞き応えのある歌でした。劇場で聞くべきです。
恋人マルセルの死を知ったときの大きな悲しみ。
緊張の舞台に立ち、無音の中で歌い、最後に聞こえた大きな拍手。
大女優マレーネ・デートリッヒとの交流。
涙が出てきました。
詳しくは http://www.gyao.jp/cinema/piaf/ でどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ新大陸発見の日

2007年10月12日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
車のラジオで聞いた
本日はアメリカ新大陸発見の日だそうで
1492年スペインのクリストファー・コロンブスは西インド諸島のサン・サルバドル島(彼が命名)に上陸した
しかし 新大陸ではなく すでにネガティブ・アメリカン(差別用語でインディアン)が先住民族として生活しており 新大陸でもなんでもない という議論が毎年起きているそうだ
翌年1493年11月 彼は植民地目的で再度スペインを出発 ドミニカ島に上陸するが 居留地に残していったスペイン人は すべて殺されていた もっとも彼らも現地人を強姦したりしていたそうだ 
その後 原住民との戦争 殺戮 懐柔を繰り返し 大陸侵略を進めていくわけだ
強いもの勝ちの歴史でございます
「コロンブス」という映画があった もう一度観てみたい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の四日市祭2007

2007年10月08日 | 四日市商店連合会です

昨日は 皆様方に大変ご迷惑をおかけし 申し訳ありませんでした
家族一同を代表いたしまして 心より陳謝いたします
朝8時 四日市商店連合会 甕破り山車参加の皆様を 山車蔵までピストン運送しました
その後 自店を開店させ 鈴鹿まで用事に出ました
戻ってお昼 山車の皆様はすでに昼食済み 会長と山ちゃんが部屋の隅でお酒を召し上がってみえました
そこで話がはずみ 少しお酒が過ぎました
時計を見ると午後2時過ぎ 三人で諏訪神社へ出かけました
神社ではすでに甕破り山車が練りこんでいて 皆様おそろいでした

わたくし しきりと写真は撮っていたようです 80枚近く皆様の様子を写しておりました
どうやらこのあたりから わけが分からなくなってきたようです
文ちゃんがしきりに 私の前でふざけておりました のでしょう?

このあたりの記憶はほとんどございません
心配そう??に見つめる 大家さんと貝増さん

そして これが 最後の 写真でした

気がつきますと 怖いおっかあの顔が目の前にございました
あとはご想像におまかせいたします・・・・・

これからは きちんといたします スミマセンでした
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする