花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

諏訪神社之景

2013年03月31日 | おいらの商店街

商工春秋4月号 水谷百碩画伯の四日市十二景 最終回となりました。最後を飾るのは“諏訪神社之景”です。

四日市の「産土神」である諏訪神社は鎌倉時代の創建と伝えられています。

空襲で焼失する前の境内が描かれています。鳥居の向こうの堤は、泗水八景の一つ「御手洗(みたらし)の満水」と呼ばれた場所です。

先日、スワセントラルパーキング祭りで、平成の十二景を皆様から募集いたしましたところ、多くの名所が集まりました。ありがとうございました。この中から十二を引き出すには惜しく、すべてを掲示させていただきました。またの折がありましたら、この中から十二を選ばせていただきたいと思っております。


四日市をジオラマで

2013年03月30日 | おいらの商店街

4月号の“よっかいちai”を見て「おっ」と思った。四日市市立博物館で4月20日から開催の“四日市鳥瞰図 しんきろう 本城直希写真展”。鉄道ジオラマのような風景がお馴染み四日市の風景になっている。写真に目をくっつけて見るけれど、ジオラマを上から撮ったとしか見られない。

 オー! 近鉄駅前

市役所南東 側

博物館の学芸員である廣瀬さんが本城さんにお願いして四日市の風景を撮っていただいたということだ。

「本城さんが撮るミニチュア風景写真はどれも日差しが明るく、色鮮やかで、温かい雰囲気にあふれているのが特徴です。普段見慣れた風景でも、今まで気づかなかった新たな魅力が感じられ、四日市をより好きになれるはずです。」

4月30日にはリトルモア社から写真集も発売とのこと。これは博物館に出かけるしかない。


あすなろ応援便のお願い

2013年03月26日 | 諏訪商店街振興組合のこと

4月6日・7日開催のエキサイト四日市・バザール会場にて、あすなろ応援便による「東日本被災地支援物資の募集」コーナーが三滝ステージ西側に設けられます。

皆様の温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。募集の支援物資は下記の通りです。

○衣料品:下着・靴下・ストッキング(新品のみ)

○食器類:大皿・小さめの花瓶・ギフト用等化粧箱に入った食器セット・ティスプーン・フォーク・スプーン・デザートフォーク・お盆・菓子器・両手鍋・片手鍋・フライパンの類・フライ返し・お玉などの調理器具

○家具類:整理ダンス(幅50~60㎝くらい)・洋服ダンス(幅120㎝まで)・座椅子・小さな食器棚・ワゴン・TV台・マッサージチェア

○その他:台所用品・洗剤・カイロ・シャンプー・リンス・石鹸・生理用品・ティッシュ・トイレットペーパー・マスク・ゴム長靴・大工道具・ミシン・アイロン・毛布・手工芸品・アクセサリー・オムツ・電動工具・キャンプ用テーブル・おもちゃ・ぬいぐるみ・家電製品・タオル・バスタオル

昨年の被災地支援コーナー


「山の郵便配達」感想

2013年03月25日 | 諏訪商店街振興組合のこと

Hさんご夫婦からの感想です。ありがとうございました。

「映画で知った郵便に対する状況は、基本的には今も変化はないと思われます。ただ郵便から通信手段として、携帯電話 インターネット等により減少していると言われていますが、山間部に住民がいる限りこのように運ぶことになるのでしょう。また物流という意味からして必要不可欠のものであります。日本に於いても特に雪国の配達業務は同様なことを行っていると聞いています。

映画に戻りますが、親の仕事を子供が継いでいく姿は、いつの時代でもあることですが、父親は息子を思い、また息子は父親を尊敬しているところを実に上手く描写している。会話のやり取り、態度からして、認め合っていることが良くわかります。

終盤シーンで親は子供を信じ一人で配達に行かせる所は、親子の絆の太さを感じ大変心温まる映画でした。」

上映希望作品

山田洋次監督「息子」1951年

山田洋次監督「遥かなる山の呼び声」1980年

深作欣二監督「蒲田行進曲」1983年

山田洋次監督「たそがれ清兵衛」2002年

黒澤明監督「白痴」1952年


昭和キネマの集い最終回上映

2013年03月23日 | 諏訪商店街振興組合のこと

平成24年度 文化の駅サテライトステーション事業「昭和キネマの集い」最終回に大勢の皆様がご参加いただきました。ありがとうございました。盛会のうちに終えますことを心より御礼申し上げます。

今回の上映は、中国映画「山の郵便配達」1999年、フォ・ジェンチー監督作品です。この作品は岩波ホール歴代興収ベスト2に選ばれた作品です。ちなみに1位は「宗家の三姉妹」1998年で3位は「八月の鯨」1988年でした。

次年度のサテライトステーション事業は未定ですが、実施の承認が得られる期待を込めて、皆様から希望作品をお聞きすることといたしました。

早速Tさんから感想をいただきました。

最終回の「山の郵便配達」まで、名作を次々と観せて下さって、ありがとうございました。お陰様で全作品を集中して鑑賞出来ました幸せに浸っています。

さて、今回の「山の郵便配達」。製作された1999年は、一人っ子政策が国の隅々ま行き渡った時代だったでしょうか。それから約15年を経て、中国の近代化は凄まじく、今や経済大国のみならず公害大国にまでなりました。

映画の中では、お利口な愛犬を「二男坊」と呼んでいましたが“一人っ子”がもたらす弊害は小さくなく、家庭(村社会)崩壊もすでに珍しい現象ではありません。

映画のロケ地となった山里や村は、今はどうなっているのでしょうか?

子供の数が減少しているのは日本も同じで、都会へ出て行った孫からの便りをひたすら待ち続ける盲目の老婆の心情を思う時、果たして○○年後の自分たちは?とつい考えてしまいました。

効率だけを追い求める社会に、心の平安は望めません。

人間本来のあり方を深く考えさせられた映画でした。

希望の映画次の通りです

「雁の寺」1962年 川島雄三監督

「にっぽん昆虫記」1963年 今村昌平監督

「白い巨塔」1966年 山本薩夫監督

「黒い雨」1989年 今村昌平監督

他の皆様からの希望作品

「ああ野麦峠」山本薩夫監督  1979年・「喜びも悲しみも幾年月」木下恵介監督  1957年


感動の嵐!“砂の器”

2013年03月19日 | 諏訪商店街振興組合のこと

Tさんからも感想をいただきました。

「以前から観たかった映画が観られて有難う。期待以上の作品で感謝しています」

松山省二

Dさんは

「“宿命”の音楽と共にさすらう父と子。背景の日本の四季。刑事役の丹波哲郎の迫力。松竹邦画、野村芳太郎の代表作として、やはりこれは後世に残すべき映画でしょう。原作を超えた(?)珍しい例だと思います。映画もこれくらい金をかけてもらわねば。」

笠智衆

 Kさんからの感想では、

「今年度の掉尾を飾るといってもよい傑作に出会えたことを喜びます。名作とは聞いておりましたが、始めて観させていただき、あっという間に終わってしまいました。

美しい日本の自然(春・夏・秋・冬)、厳しさの中にも美しさを感じました。それに反して人の心の差別と偏見による醜さが、よりはっきりと描かれていたと思います。

それにオールスター。名優(怪優?)の各氏が、ほんのチョイ役的な出番しかなく、もったいないくらいの贅沢なシネマの夜が楽しめました。

本当に良い映画をありがとうございました。」

佐分利信

 

Mさん、いつも感想ありがとうございます。

 

「大作!有難うございました。松本作品世界一のあまりにも有名で感動です。最後まで惹き付けられ余韻満点でした。昔に一度、そして三十数年後の今、見せていただいた度合いは、作品の重厚度が更に深く、もう一度接したい気持ちで一杯です。音楽の芥川也寸志終盤に演奏、野村芳太郎監督が一発必中の自信を持ってクライマックスを盛り立ててend。まさに世界の名作です。有難うございました。」

 

Mさんはいつも心から喜んでいただき、我々も上映会をして本当に良かったと思っております。ありがとうございました。

渥美清

緒方拳

 


「砂の器」上映

2013年03月17日 | 諏訪商店街振興組合のこと

昭和キネマの集いスペシャル“砂の器”。今回は市の商店街活性化イベント事業として上映させていただきました。

上映開始が午後5時ということで、集まっていただく時間に不安はありましたが、本当に多くの方に参加いただき会場は満席となりました。ありがとうございました。

早速Tさんから感想が届きました。

「松本清張の小説の映画化には、同じく野村芳太郎監督による「張込み」(昭和33年)がありましたね。この映画の音楽担当は黛敏郎。黛と芥川也寸志は当時共に新進気鋭の作曲家で、互いによきライバルだったらしいです。

今回の「砂の器」(昭和49)では音楽総監督として芥川が担当していました。

さて犯人(加藤剛)は作曲家であり、ピアニストであるという設定で、彼が全身全霊を傾けて作ったのが「宿命」と名付けられたピアノコンチェルト・・・その初演で指揮とピアノ演奏の両方をこなし、見事大成功を納めるという筋書きになっているのですね。

このコンサートシーンには圧倒されました。大作です(菅野光亮 作曲)。加藤剛も名演奏?でした。

この長時間に及ぶコンサートシーンに重なる様にして、捜査担当刑事(丹波哲郎・森田健作)による状況説明と、犯人の子供時代の回想シーン(台詞なしでの体当たり演技が感動的!)が展開されていくという手法は、大変説得力があり素晴らしかったです。

病魔に魅入られた心優しい父(加藤嘉)と、そんな父をただ一人の肉親としていつも慕い、時には庇う幼い息子(子役は誰だったのでしょうか?)

「宿命」とは“生まれてきたこと と 生きていること”。清張は作品の中で言っていますが、人生経験の薄い私には本当のところが理解できなかったようです。

原作を読んでいないのに批評するのは生意気かとも思いますが、少々不満と疑問を持ちました。

1.犯人が一気に殺人に至ったより詳しい説明が欲しかった。

2.惚れた男には身も心も捧げ尽くす女・・・ホステス(島田陽子)思慮に欠けぬ行動と、少し走っただけで流産→大出血→死亡という荒っぽい展開にはついていけなかった。

3.ミスキャスティング?女は利用するだけのもの。出世欲の塊で、しかも殺人犯という悪役を加藤剛にやらせてのは?TVの善人代表“大岡越前”が邪魔をしました。(でもそれがあえての演出か?)

清張作品には、いつも汗だくになって仕事をする刑事や人情味溢れる駐在さんが描かれていますね。美しい懐かしい風景の数々と合わせて大きな感動をありがとうございました。これを機に、小説を読んでみようと思っています。」

Tさん、感想をありがとうございました。ハンセン病を患った本浦千代吉と放浪の旅に出た息子秀夫は、春日和秀とういう少年が演じていました。

それから殺人に至る強引な設定は、私も疑問を感じていました。映画の力点は、殺人や捜査ではなく、むしろハンセン病に対する差別を描きたかったのではと思わせるほどです。

上映の再お断りしましたが「映像と音響がもっと素晴らしかったらなあ」と思った次第です。無料上映に免じてご勘弁いただきました。


あすなろ応援便

2013年03月13日 | 諏訪商店街振興組合のこと

12日付の中日新聞に、樋口博也氏の“あすなろ応援便”が掲載されていました。

「“遠くても力に”東海の支援者ら 東海地方では、今も多くの人たちが、さまざまな方法で被災地支援に取り組んでいる。2年たっても、熱意は衰えないままだ。」

被災地へ毎月応援物資を運ぶ樋口さんのことを知ったのは、1年ほど前のことでした。早速堀木さんを通してコンタクトを取り、エキサイト四日市バザール会場に応援コーナーを設け、皆様から物資を募集させていただきました。

樋口さんのあすなろ便は続けられていました。そこで今年も、三滝ステージの斜め前にコーナーを設置して、皆様からの援助品を受け付けさせていただきます。募集品目はホームページ“あすなろ応援便、四日市より愛をこめて”に掲載されていますが、日用品雑貨が喜ばれているようです。

また議員団の皆様による義捐金募集も行われる予定です。皆様の温かいご援助をよろしくお願い申し上げます。


瀬木監督“ROUTE42”上映会

2013年03月12日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

瀬木直樹監督の映画会が商工会議所で開かれる。

3月29日(金) 18:30~ 「四日市と映画を語る」瀬木監督のトークショウ

19:00~ 映画「ROUTE42」上映 1,000円

3月30日(土)・31日(日)14:10~「ROUTE42」・「果てぬ村のミナ」上映全回終了後瀬木監督による舞台挨拶有り 1,800円

四日市出身の瀬木監督。「いずれの森か青き海」の撮影が懐かしいです。このところ制作に乗ってみえる監督を、みんなで応援しましょう!


イベント“スワセントラルパーキング祭り”

2013年03月10日 | 諏訪商店街振興組合のこと

3月16・17日の両日、スワセントラルパーキング祭りが実施されます。今夏のイベントは大きく三つに分けることができるのです。

第1・平成の四日市十二景の募集。水谷百碩の四日市十二景に習い今の十二景を募集しようというものです。官製はがきでの募集をお待ちいたしております。駅前イルミネーション・諏訪公園イルミネーション・諏訪神社・ナイトクルーズ・海蔵川堤の桜など思いの平成十二景をご応募ください。

第二・映画“砂の器”の上映会です。松本清張原作の小説は数多く映画化されていますが、原作者自身にこれ以上の映画化はないと言わしめた“砂の器”は、まさにミステリーを超えたヒューマンドラマの仕上がりです。3月16日午後5時より・スワセントラルパーキング2階会議室での上映です。入場無料 ぜひお越しください。お待ち申しあげております。

第3は・諏訪の各お店を回りスタンプを集めていただく、スタンプラリーです。四個のスタンプを集めていただくと、パーキング事務所でお菓子と駐車券をゲットしていただけます。

YYストリートや四日市子供まつりが開催される16・17日。ぜひ中心商店街へお出かけください。