花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

吉村先生からのお手紙

2014年12月31日 | 諏訪商店街振興組合のこと

吉村先生から手紙が届きました。(12月31日現在)皆様からの質問にお答えいただいています。

わが人生、映画と二人三脚のように歩いてきました。

1年に100本平均で(ビデオやDVDも)、65年とすると6500本くらいでしょうか。1年に200本以上のこともあれば、50本のこともあったでしょう。

「大いなる幻影」(仏)とか「東京物語」「七人の侍」など生涯のベストテンに入るでしょう。むろん山田洋次も10の中に入ります。

「男はつらいよ」では、第1作「男はつらいよ」・第8作「寅次郎恋歌」・第15作「寅次郎相合傘」・第32作「口笛を吹く寅次郎」・第48作「寅次郎紅の花」は重要でしょう。ほとんど駄作がないですね。以上の5本は大事ですが、第1作と第48作は<起>と<結>ですから、ファンだったら見なければならないですね。1本だけなら第15作が好きです。

いま、小津安二郎記念碑を建てることに日夜集中しています。私の生涯の夢に向かって走っています。夢中で。

まずはとりとめもなく書きました。  不一   吉村英夫 

12月26日

先生、年末のお忙しい中、早速ご返事をいただき、恐縮いたしております。1月23日はみなさん楽しみにしてみえます。たくさんの質問が飛び交いそうです。よろしく。

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“商人塾”苦肉の策

2014年12月30日 | 諏訪商店街振興組合のこと

“現代版 宿場町構想 よってこに四日市”のコンセプトで、中心商店街の新機軸を打ち出そうと“商人塾”を開いています。神戸の視察を含めて只今4回。年が明けて1月14日に第5回目が開かれます。13日の間違いでした。改めて訂正いたします。

 四日市の現在の中心商店街は、四日市宿より南へ遠く離れており、昭和31年に近鉄四日市駅が出来た周辺に開かれた街です。空襲で焼失していて、東海道が通っているというだけで往時の面影はありません。

神戸長田区のように、新しい巨大モニュメントを造り、そこから物語を発展させるということも、お金の工面が付かないと出来ません。

 では、どうするか?

 4回にわたり皆様のご意見をお聞きした中で、ナマイキニモ こんなことを考えました。

 四日市には素晴らしい食や風景や産業がある。この中から、お客様に絶対お薦めできる物または事にプレミアム?をつける。日本アカデミー賞!第○回直木賞!部門別に賞をつくる。観光賞、物品賞、小売賞、人物賞、お笑い大賞等。

年に数回、選考委員会で厳選な検討が行われる。内容、歴史、苦労話、実地検分、作業風景などじっくり検討する。例として、5人のうち4人が承認、または10点満点で80点以上を合格基準とする。この選考委員会もイベント化すると良い。選ばれた“四日市宿ザ・プレミアム”?に賞状とチンポコ型のトロフィー、そして黄金の表札が進呈される。これを受けた以上は、注目度倍増間違いなしのお墨付きが戴ける。

 経過を含めた結果は、大々的に公表すべきである。特集の小冊子を出しても良い。そこには必ず物語性がある。受賞後の追跡も必要である。その後一時の人気はなくなったが、こういう策で再起を果たした等、生き物であるということを伝え続ける。

 ナンテ、如何?マ、オ金ハ、アンマリ、カカリマヘンナァ。没!カ!

オマケ

結論の出ないことで悩むより、とにかく働け、目の前の課題を解決しろ

         任天堂社長   山内溥 

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30石取りは赤貧か?

2014年12月29日 | 諏訪商店街振興組合のこと

ご質問に「30石取りが赤貧洗うがごとき生活であるのか?」とありました。昨日の続きでアリマス

1石は10斗。同じく100升、1000合に相当する。

1食に米1合、1日3合がおおむね成人1人の消費量とされるので、1石は成人1人が1年間に消費する量にほぼ等しいとみなされ、示準とされてきた(1000合/1日3合で333日分)。

とウィキペディアにありました。

3石あれば、清兵衛さん家ではコメはまかなえます。あと副食と衣服代その他に27石を充てて神戸君を雇っても・・・。それほど貧しい生活でもなさそうですが・・・。如何?

そして、新しい進展が

30石がいくらに換算されるのか?

1俵が60㎏です。2,5俵が1石だから、1石は150㎏

30石だと4500kg  お米が現在の価格で10㎏3,000円ぐらいとすると、1石(150kg)は45,000円

30石だと1,350,000円くらいになる。月収は112,500円位かな???   さて当時の生活としては如何?

オマケ

「苦しい時を乗り越えれば人は育つ」  金井務 日立製作所 社長 

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吉村先生のベストテン

2014年12月28日 | 諏訪商店街振興組合のこと

12月24日のブログで、吉村先生への質問に“寅さんベスト”を教えて欲しいとKさんからの質問がありました。

“山田洋次を観る”吉村英夫著 リベルタ出版 2010年1月発行 に先生の“寅さんベストテン”がありましたので紹介します。

①寅次郎相合い傘(第14作) 浅丘ルリ子

②男はつらいよ(第1作)光本幸子

③寅次郎恋歌(第8作)池内淳子

④知床旅情(第38作)竹下景子

⑤望郷編(第5作)長山藍子

⑥寅次郎夕焼け小焼け(第17作)太地喜和子

⑦寅次郎サラダ記念日(第40作)三田佳子

⑧寅次郎あじさいの歌(第29作)いしだあゆみ

⑨寅次郎の休日(第43作)後藤久美子

⑩寅次郎紅の花(第48作)浅丘ルリ子

但し、5年前のベストテンですから、変わっているかもしれません。

 

もう一つのご質問に「30石取りが赤貧洗うがごとき生活であるのか?」どうか?

1石は10斗。同じく100升、1000合に当する。

1食に米1合、1日3合がおおむね成人1人の消費量とされるので、1石は成人1人が1年間に消費する量にほぼ等しいとみなされ、示準とされてきた(1000合/1日3合で333日分)。

とウィキペディアにありました。

3石あれば、清兵衛さん家ではコメはまかなえます。あと副食と衣服代その他に27石を充てて、神戸君を雇っても・・・。それほど貧しい生活でもなさそうですが・・。

オマケ

「実行しないのは、能力のないのと同じ」 小田啓二(兼松社長)

 

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1月のご案内

2014年12月26日 | 諏訪商店街振興組合のこと

※ ポッと出て、1,2年脚光を浴びるくらいは誰でもできる。大切なのは、20年、30年と続ける事なんだ。 橘家円蔵(落語家 8代目)

追記

うちのタマ 元気にしています ずいぶん大きくなってしまいました

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“たそがれ清兵衛”感想2

2014年12月24日 | 諏訪商店街振興組合のこと

 Mさんからの感想です。皆出席のMさんは、小古曽から自転車で来ていただいています。帰りにお会いしたので「気を付けてお帰りください」と話したところ“たそがれ清兵衛”にはすごい感銘を受けたと感慨深げでした。山田監督の「10人の人に漫然と観ていただくより、2人の人が涙を流す映画を撮りたい」の言葉を思い出しました。

 「感動!感動!参った気分です。清兵衛の生き方に唸りました。自分の運命に何ら不満を抱かず、優れた文武の力を持ちながら表に出さず、ひたすら可愛い家族を愛し、30石の低い禄高当然と理解し、わが子を正当に育て上げ、まさに日本人の手本、人の鏡と心に沁みました。自分の生き方に恥ずかしく反省しています。成人した以登曰く「父を誇りに思う」というしつけ方には、心からの尊敬以外にはありません。私は80歳に近く、清兵衛の眠る地に逝ったら、師と仰ぎ、真人間になるよう努力したい。それにしてもさすが山田洋次監督、重厚な作品です藤沢周平の原作を読んでみたいです」

  Kさん、いつも感想をありがとうございます。

「① 田中泯さんの「狂」の演技が凄かった。普通の会話のようで、あの時点(対決のシーン)で「狂」が含まれているのではないでしょうか?なぜなら「竹光」のキーワードでいきなり闘いのスイッチが入ってしまう。それが「狂」なのではないでしょうか。普通のようで普通ではない凄味。

 ② いつの時代でも清廉潔白だけでは生きにくい。上司の理不尽な要求にいやいやでも受け入れなければならなくなる。今のサラリーマン生活と変わらないのではないでしょうか?派閥争いに負けた方を勝った方が追い詰め、その中の一匹狼(特に手負いの)をやっつけるのに、一番損な役回りを押し付けられる。

 ③ 石高が分かりません。30石であのように赤貧洗うが如くの生活になるのでしょうか?1石がどの程度の米に変わるのでしょうか?清兵衛が家族4人で生活するのに30石では足らないのですか?年収を意味しているのは分かるのですが。

石高については調べてみます。

吉村先生へのお尋ねです。

○ 寅さんシリーズ1~48作の中で絶対観ておいた方が良い作品(自分はバラバラで半分くらい観ている)、見逃すなという作品をベスト○○で教えてください。

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“たそがれ清兵衛”感想1

2014年12月21日 | 諏訪商店街振興組合のこと

感想が届きました。ありがとうございます。

 

真田(広之)さんが切り合いになるところ「ここでやられるかな」と思ってハラハラドキドキした。無事に済んでよかったと思った。(宮沢)りえちゃんといっしょになれて良かった。又、自分が戦う相手がお兄さんかと思ったのですが、仕事をしているところを見ていた人(余吾善右衛門)だったんですね。お兄さんでなくてよかった。映画は「おもしろい」より「よかった」です。

映画が終わると皆さんいっせいに帰られるし入口もいっぱいなので、アンケートを書くことが出来ず遅れてすみません。これからもよろしくお願いします。

来年になったら「新シリーズ」として、これから何年もしてほしいと思いました。

りえちゃんのお兄さん(飯沼倫之丞)、どうなったのか気になりました。観ていて「おしん」のイメージが浮かんでしかたありませんでした。話が前後してスミマセン。

真田さん(井口清兵衛)と切り合いをした人(余吾善右衛門)は、本当は「死にたかった」んじゃないかと思った。逃げ道を教えているのに、又、真田さんに「逃げろ」と言われているのに逃げなかった。又、最後の時もわざと切られやすくしたみたいだったし、真田さんを切ろうと思えば切れるくらい大怪我をしているのに切らなかったから、そう思いました。

 アンケート用紙一杯に細かな字で書いていただきました。有難うございました。最後の決闘シーンは、何度観てもすごいです。見返すほど余語善右衛門(田中 泯)の悲しさがひしひしと伝わってきます。狭い屋内での戦いは小刀が有利。大刀を抜いた善右衛門は、上の鴨井を意識しましたが、最後はその鴨居に剣を取られてしまいます。

それから兄の飯沼倫之丞ですが、お家騒動がおさまって3年後、戊辰戦争で官軍と戦い、命を落としたのではないかと想像できます。

 Tさんからの感想。当日は所用で欠席されましたが、感想をいただきました。

「たそがれ清兵衛」封切りを映画館で観ました。中年を迎えた以登が墓参をするシーン。客演(?)だった岸恵子の佇まいを、はっきり覚えています。「宮沢りえ」の演技も、この作品で本物になったような気がしています。因みに、私は二人の女優のファンです。

 

アンケートに、1月にお越しいただく吉村先生宛の質問もお聞きしました。

 ○ 中日新聞の「一行詩」の先生ですか?いつも楽しく読んでいます。いつも「うんうん、わかるわかる」と思いながら読んでいます。これからも「一行詩」楽しみにしています。これからも、そしていつまでも続くことを願っています。映画の話でなくてすいません。又、もし同じ名前の違う先生だったらすみません。

○ 先生にとって、映画は人生における何者でしょうか?

○ 今までに何作品ほどご覧になっていらっしゃいますか?

○ 具体的に(実際に)生きる道しるべとなった作品はありますか?

          (1月23日を楽しみにしております)

○ 山田作品のベスト5(寅さんシリーズ個々の作品も含む)を見どころと共にお教えください。

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“たそがれ清兵衛”上映

2014年12月20日 | 諏訪商店街振興組合のこと

師走で寒い中、大勢の皆様にお集まりいただきました。公開が12年前で男の映画のイメージがあり、集まりに懸念を持っていましたが、皆さんに楽しんでいただけました。ありがとうございました。

お昼に引き続き、北勢地域若者サポートステーションの皆さんにお手伝いいただき、一緒に鑑賞させていただきました。

一〇人の人間が漫然と見るよりも、二人の人が涙をこぼして見てくれるものをつくりたい。 山田洋次(映画監督)

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朔日恵比寿 スペシャル2014!

2014年12月19日 | おいらの商店街

お天気になりました。本日、朔日恵比寿スペシャル!冷凍カニと土鍋大放出!野菜も入荷しました。Mさんありがとうございました。雪の影響でご苦労されたそうです。

横にしてみてください

それから北勢地域サポトーステーションの皆さん、今回もお手伝いありがとうございました。

大きい声を出して、いつも元気にニコニコしていれば、たいていのことはうまくいく。  樋口廣太郎(アサヒビール会長)

 

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<棄権のすすめ>?

2014年12月15日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

「今日は衆院選の投票日です」と中日新聞の社会部長、島田佳幸氏の記事。島田氏は、“棄権のすすめ”として愛知県在住の某氏の投稿を紹介していた。

有権者がすべて棄権して、私が唯一の投票者なら、国の未来は私一人が左右できることとなる。それはないが、半数の有権者が棄権すれば、私の投票効果は二倍となる。棄権する人が多いほど、投票効果は高まる。かくして若者の苦境を尻目に、われらご老体の天国が出現する。文句あるかね。

同じことが組織票に依存する一部の政党についても言える。浮動層が棄権することで、一部の政党は恩恵を受ける。棄権という白紙委任状を提出することで国民はそういう傾向を助長するという選択をしている。

そう。無理しなくていいんだよ。せっかくの休日なんだから、政治不信とかなんとか格好つけて、選挙なぞ無視して遊びに行くのもごろ寝を決め込むのもひとつの選択肢だもんね。

当然のことだが、私は敬老精神に満ちた候補者に投票して恩恵にあずかる。文句あるかね。

投票日当日の朝刊でした。この予測は当たり(悪い方)、戦後最低の投票率!

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