花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

“家族はつらいよ”最終回です!

2017年02月28日 | 諏訪商店街振興組合のこと

東京の郊外で暮らす三世代同居の平田一家の主・周造(橋爪功)は、今日も仲間とゴルフを楽しんだ後、美人女将・かよ(風吹ジュン)がいる小料理屋で散々女房の悪口を言って盛り上がり上機嫌で帰宅。長男・幸之助(西村雅彦)の嫁・史枝(夏川結衣)は酔っぱらっている周造に気を遣いながらも義父の苦言に笑顔で付き合う。妻の富子(吉行和子)もまたそんな夫を優しく迎え、寝室で脱ぎ捨てる服を拾い歩きながら着替えを手伝うのだった。周造はいいつものように靴下を脱ぎ捨てながら、ふと寝室に飾られたバラの花瓶を見て「その花どうした」と尋ねる。なんでも誕生日に花をプレゼントする事は仲間の決まりで、今日は私の誕生日なのだと富子は言う。すっかり忘れていた周造だったが、たまには妻に誕生日のプレゼントでもしてやろうかと欲しいものを聞いてみると、富子が机から持ち出してきたのはまさかの離婚届であった。

山田洋次監督が「男はつらいよ」シリーズ以来久々に手掛けるコメディ。突然の両親の離婚問題に揺れる子供たち8人が繰り広げる騒動を描き出す。

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“東海道中膝栗毛”より”四日市宿”の場

2017年02月27日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

四日市商工会議所様発行の“商工春秋”より

本シリーズは、「東海道中膝栗毛」を題材にしたもの。

 この絵は、夜這いのために部屋を出た弥次郎(弥次郎兵衛)が、暗闇の中で薦(こも)に巻かれた石の地蔵を女性の死体と勘違いして大騒ぎになる四日市の旅籠での場面。一緒にいた北八(喜多八)の仕草とひっくり返る碗や徳利が、驚きの大きさをよく物語っている。

 次の図は、日永の追分で、金毘羅参りの旅人と当地の名物、追分饅頭の食べ比べをして大損をする話。実は旅人の正体は手品師で、背後に隠した饅頭が見えているように、実際に食べていなかった。相手の食べっぷりに驚嘆する二人の姿が滑稽である。賭けた銭や笠が投げ出されており、その慌てふためく様子が強調される。どちらも見る者を愉快にさせる。版元を指すと思われる星形に「ヲ」の印だが、どこのものかは定かでない。(四日市市立博物館学芸員・田中伸一氏)

 四日市の旅籠で女中部屋へ夜這いに出かけた弥次さんと、後を追う北さん。“東海道中膝栗毛”にはこうある。

二人ともつい、旅の疲れですやすや寝てしまう。しばらくして弥次、目をさまして北八の鼻をあかせてやろうとそっと起きて忍び足に次の間へいき、聞いた通り、探り探り壁伝いにいくうち吊った棚に手がつかえ、どうしたはずみやら、がたりと棚がはずれ、弥次は肝をつぶす。<こいつはへんちきだ。棚板がはずれたか、手を放したら落ちるであろうし、何かがらくたがしこたま、上げてある様子、落ちたらみんなが目をさますだろう、こいつは難儀なことになった>

 両手を棚につっぱって立っていても、ねっからつまらず、手を放せば棚が落ちる、襦袢一つで寒くなってくる、こりゃなさけない目にあった、どうしようと思っていると、そこへ北八がこれも壁伝いにそろそろやってくる、弥次、小声で、<北八、北八><誰だ、弥次さんだの><コリャ静かに、早くここへ来てくれ><何だ、何だ><これをちょっと持ってくれ、ここだ、ここだ><ドレドレ>と手をのばして何かは知らず棚を支えると、弥次脇へはずす、北八驚いて、<コリャコリャ弥次さんどうするのだ。ヤアヤア、こりゃ情けない目にあわせる、コレコレ弥次さんどこへゆく、アア手がだるくなる、コリャもうどうするどうする>

 徳利や茶わんが、北さんの頭の上を飛んでいるのは棚から落ちたため。このお話、上方落語の“口入屋”に同じパターンの話がある。新しくやって来た女中さんの処へ忍び込もうとする一番番頭さんと、これに続く二番番頭さん。梯子段を踏み外して膳棚を持ったまま寝たふりでごまかそうとするお話しです。

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”東京家族”の感想とPPK

2017年02月26日 | 諏訪商店街振興組合のこと

2月24日「東京家族」を上映させていただきました。冷たい風の吹く日でしたが、43名の皆さまに参加いただきました。早速,Tさんから感想をいただきました。ありがとうございました

「東京家族」の公開は平成25年1月でしたから、製作されたのは平成24年だったでしょうね。その時代を象徴するのは

①    スカイツリー

②    健在だった歌舞伎役者中村勘三郎

③    東日本大震災に関連する諸々の出来事(周吉の友人・服部の妻の母親の遺体がまだ発見されず、昌次と紀子は、東北でのボランティア活動を通じて知り合った)

今、現在 撮影時からたった四年半ほどしか経っていないのに、画面から伝わってくる雰囲気が、私には随分昔の様に思われたのは何故でしょう?

それはここ3年ほどの間に、インターネント、スマートフォン等が世の中の有り様をガラリとがらりと変えてしまったからではないでしょうか。

 そして、やはりもの凄いスピードでの高齢化社会の到来、少子化とも合わせて様々な社会問題をもたらしています。

 この作品は、夫を残して妻のとみこが68才と云う若さで逝くのですが、ちょっと悲しすぎますね(私も同年齢ですので)

 現実に自分自身の生活を見つめた時、将来のPPK(ピンピンコロリ)を目指しつつ、日々感謝の心を持って、少しでも世の中のお役に立てるよう暮らして行かねばと思いました。

 山田洋次監督は、平成23年12月(お正月映画)の公開予定でしたが、東日本大震災で延期となり、平成25年1月の上映となりました。当初の予定では平山周吉役が菅原文太、妻のとみこが市原悦子、美容院の長女が室井 滋だったそうです。また感じの違った“東京家族”が出来ていたのかもしれません。

 殊勝なお考えのTさん、私もまともな活動が出来るのは10年かな?と思いつつ、世間の皆さまの迷惑にならない様、PPKを目指して日々精進に努めてまいります。

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新企画“昔日の映画館巡り”

2017年02月22日 | 諏訪商店街振興組合のこと

 次年度の映画鑑賞会は、市制120周年イベントに応募してみようと考えています。現在、四日市市立博物館にて“懐かしの昭和の映画館”のコーナーが設置されていますが、昭和30年代に絶頂期だった市内十数か所の映画館を紹介しながらそこで上映されていた作品を鑑賞できればと思っています。著作権と配給の都合もあり、皆様御希望の作品が上映できるかどうかは未定ですが、当時の映画館の様子とそこで観た作品の思い出等をお聞かせできれば良い企画になると思います。

 四日市シネマとグランド

 昭和32年9月23日、駅前に洋画専門の「四日市シネマ」と、主に大映上映の「四日市グランド」がオープンした。近鉄興業が建てて、客席ともに700席の大劇場、設備は県下一だった。昭和59年8月1日、近鉄興業は駅の北側、現在のふれあいモールに「ベガ」「スピカ」「リゲル」のシネコン方式の三映画館を開館、その1週間前まで(7月25日)四日市シネマとグランドは営業を続けた。

※  昭和31年9月、現在の近鉄四日市駅の完成と共に、駅前の映画館構想が持ち上がった。それぞれが700席の大劇場。日に3回転半の上映で満席になることもあったからすごい。グランドの方が構えは広かった。主に大映映画「釈迦」「座頭市シリーズ」、四日市松竹や東映が閉館してからは「男はつらいよシリーズ」や東映やくざ映画等を上映していた。「人間の條件」を6部通しでやった。シネマは洋画専門館で「ベンハ―」「ピンクパンサー」「輪舞」等。「007シリーズ」では浜美枝が出た「サンダーボール作戦」が満席で、前列二番目の隅から鑑賞、訳のわからない巨大な画面が記憶にある。

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“東京家族”上映シマス!

2017年02月19日 | 諏訪商店街振興組合のこと

先日アップした「東京物語」のポスターが間違っておりました。改めて掲載させていただきます。

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“東京物語”終了しました

2017年02月18日 | 諏訪商店街振興組合のこと

三重県視聴覚ライブラリー様からお借りしたDVD「東京物語」を17日上映いたしました。時折小雨のぱらつく日でしたが、35名の皆さまにお集まりいただきました。今回は、2月24日上映の山田監督リメイクによる「東京家族」を観る前に是非見ておいていただきたいと思い再度上映いたしました。

 

本日、中日新聞を見ていたら北勢版に“懐かし昭和の映画館”と題して市立博物館で昔の映画館の展示のあることを知り早速出かけてみました。エレベーターのドアが開くとそこに、毎回映画会の感想をいただくTさんがボランティアの案内係でみえました。展示コーナーを覗くと隅に“旧四日市を語る会”に昔、投稿したわたくしの記事が掲示してあり、少し恥ずかしい思いで帰ってきた次第です。無料ですので皆様も覗いてみてください。

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“東京物語”上映間近!

2017年02月15日 | 諏訪商店街振興組合のこと

“小津安二郎と「東京物語」”貴田庄著 ちくま文庫 より 

ヴィム・ヴェンダース監督が「東京物語」をこう称えています。

20世紀になお“聖”が存在するなら

もし映画の聖地があるならば

日本の監督・・・

小津安二郎の作品こそふさわしい

小津の映画は常に最小限の方法をもって

同じような人々の同じ物語を

同じ町を東京を舞台に物語る

彼の40年にわたる作品史は

日本の生活の変貌の記録である

描かれるのは日本の家庭の緩慢(かんまん)な崩壊と

アイデンティティーの衰退だ

だが進歩や西欧文化の影響への批判や

軽蔑によってではない

少し距離をおいて失われたものを懐かしみ

悼(いた)みながら物語るのだ

だから小津の作品は

もっとも日本的だが国境を越えて理解される

私は彼の映画に世界中のすべての家族を見る

私の父を 母を 弟を 私自身を見る

映画の本質 映画の意味そのものに

これほど近い映画は 後にも先にもないと思う

小津の映画は20世紀の人間の真実を伝える

我々はそこに自分自身の姿を見

自分について多くのことを知る

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四日市商店連合会 大津市の視察を受けるの巻

2017年02月12日 | 四日市商店連合会です

本日、四日市商店連合会は、大津市商店街さんの視察を受けました。一行8名はララスクエアで昼食を済ませた後1番街商店街の事務所を訪れました。受ける側は、商連会長の森、1番街理事長の長谷川、諏訪西常務理事の久安、諏訪の水谷、商工会議所の坂下と市から清水とそして広報の道上&事務の内田が出席しました。

 両者挨拶の後、四日市のまちの成り立ちを説明、続いてイベントの実施状況を各振興組合が発表させていただきました。石山寺から彦根、長浜、近江八幡方面へは比較的なじみがありますが、大津方面の商店街は出かける機会が少ない。大津は、広範囲に商店街が点在していて連携を取り合いながら活動しているということでした。四日市と同じ“まちゼミ”(2年目)や“まちバル(6年目)も行われていて、飲食店の増加傾向はどこも同じだそうです。またアーケードの維持費や会費を払っていないところの問題など、共通課題で会議は盛り上がりました。

 「比較的街は静かですね」と話しながら、次の視察場所“大須”へ立たれました。大須はもう少し賑わっていると想像されます。

 視察団一行の皆さまは人当たりもよく(映画“サバイバルファミリー”の小日向さんの頭のような方もみえて)楽しい時間をいただきました。感謝!

※  視察に出かけることは多くても、受けることは少ない四日市。イベントを客観的に見る等、良い勉強になりました。

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植木等氏のこと

2017年02月10日 | 諏訪商店街振興組合のこと

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3月の朔日恵比寿

2017年02月07日 | おいらの商店街

ポスター  可愛くできました   ワレナガラ・・・

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