花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

諏訪百貨店開店!

2019年08月31日 | レモン色の町

ボクラノヒーローシリーズから少し外れるが、昭和32年8月29日(水)発刊の中日新聞を見つけた。北勢版にこんな記事が載っていた『盛大に完工を祝う 四日市の諏訪百貨店』

四日市市の近鉄駅前一番街に地元の中小商店が建設した四日市諏訪百貨店ができ、28日平田市長はじめ関係者約百人が出席、盛大に完工披露祝賀会を開いた。9月2日開店する。

同市の中心商店街は不燃化を進めるため、各区域ごとに防災街区の指定を受けているが、完工したのはこれがはじめて。同百貨店は一番街の中小商店二十四店が三十万円から二百万円を出資、資本金九百五十万円で株式会社諏訪ビル(中村嘉太郎社長)を設立、工費二億五千万円で昨年四月着工したもの。

百貨店には株主の商店の一部をはじめ岐阜市吉野町、松野メリヤス会社など同市繊維問屋街十社(婦人子供服四社、男子既製服三社、メリヤス二社、呉服一社)や県外の有力商店など計約八十社が入る。

鉄筋コンクリート地下一階地上五階建(延べ五千百二十平方㍍)で総売り場面積は三千三百平方㍍。人件費などの諸経費は共同負担。これで同市内の百貨店は近鉄、オカダヤを合わせ三つになった。

辻俊文さんの写真は、9月5日となっているから、オープンの翌々日に撮られたものだった。


ボクラのヒーロー代集合!ナショナルキッド①

2019年08月30日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

ナショナルキッドの歌

1.  雲か 嵐か いなずまか 平和を愛する人の為

もろ手を高くさしのべて 宇宙にはばたく快男児 おお

(くりかえし)その名はキッド ヘイ ナショナルキッド

僕らのキッド キッド ナショナルキッド

2.  人か 天馬か 龍神か 四海を乱す者あらば

どとうさかまく 荒波を けたてて進む快男児 おお

3.  愛か 誠か 情熱か 正義にはむかう者どもを

撃つぞ地底の果てまでも はがねの様に快男児 おお

この人 いそがしい

この人も いそがしい

 


ボクラのヒーロー代集合!隠密剣士参上!

2019年08月25日 | レモン色の町

 一 行くぞかけるぞ 疾風のように 野を越え 山越え 隠密剣士
   ハッシイ ハッシイ
   愛馬とばして 雄叫び高く 悪を倒して 去っていく
   曠野の空に 砂煙り
 二 今日は蝦夷地よ 明日は伊賀に 神出鬼没の 隠密剣士
   ハッシイ ハッシイ
   愛馬とばせば 魔神もふるえ 抜けば猛虎も ひれ伏して
   勝どきあげる 朝の空
 三 丸く治まる 平和の春を 胸に一筋 隠密剣士
   ハッシイ ハッシイ
   愛馬いななく 日本晴れの 風はどこやら 東から
   正義に映える 陽の光り

 

TBSテレビで昭和37年10月から昭和40年3月まで、放映された。「月光仮面」(昭和33~昭和34)「豹(ジャガー)の眼」(昭和34~昭35)につづく宣弘社制作、武田薬品提供である。(「豹の眼」の後、宣弘社は日本テレビの「怪傑ハリマオ」「恐怖のミイラ」を作っていた。)

今回は手抜き工事が目立ったヨ!
 「隠密剣士」は、子供たちの間に忍者ブームを巻き起こした、将軍の血を受け継ぐ秋草新太郎(大瀬康一)が忍者相手に戦い始めるのは全十部のうち第二部「忍法甲賀衆」から、第1部はアイヌのお話で評判は良くなかった。おなじみの伊賀忍者・霧の遁兵衛(牧冬吉)が登場するのはその次の第三部「忍法伊賀十忍」からだった。シリーズの後半になると、秋草新太郎めがけて強敵忍者が一人ずつ戦いを挑んでくる。それを霧の遁兵衛と協力して打ち破っていくというストーリーだった。

 日曜日の夜7時から30分間の放送が楽しみだった。楠の木子供会でバス旅行に出かけた帰り、番組を観られるのか気をもんだ記憶がある。少年マガジンの表紙にもなっている。

 


ボクラのヒーロー代集合!海底人8823②

2019年08月24日 | レモン色の町

「海底人8823」は、九里一平により同時期に漫画化されている。雑誌「少年」連載。
昭和15年、京都府京都市生まれ。兄である人気漫画家・吉田竜夫の作画手伝いをしながら、昭和35年以降の少年漫画誌に数多くの作品を発表。代表作は――『マッハ三四郎』『海底人8823(ハヤブサ)』『アラーの使者』『大空のちかい』『海洋少年隊』『弾丸児』など。テレビドラマのコミカライズやラジオドラマになった作品も少なくない。後に兄2人に誘われる形で、アニメ制作会社・竜の子プロダクションの設立に参加。『科学忍者隊ガッチャマン』『昆虫物語みなしごハッチ』『新造人間キャシャーン』『タイムボカンシリーズ』など数々の名作アニメを生み出し、昭和62年にはタツノコプロの第三代社長に就任。平成17年7月まで務めた。

 

テレビドラマ「海底人8823」の最終回「宇宙旅行第1号」で、よく見るお顔が出ていた。丸井太郎は小津監督の「浮草」に旅芸人一座の一人として出演していた。横に座る佐藤老人は、しきりに「戦争はいけない」を連発していた。


ボクラのヒーロー代集合!海底人8823

2019年08月21日 | レモン色の町

「海底人8823」は、フジテレビ系で昭和35年1月3日のお正月から、6月迄放送された。スワサロンで買った杏ジャムと干しぶどうの入った菓子パンを食べながらテレビを観た記憶がある。昭和35年はダッコちゃんが爆発的に流行った年だ。正式名称は「木のぼりウィンキー」目に「レンチキュラー印刷」を使っていて、角度を変えるとウインクする仕掛けだ。

 

「海底人8823」は、正義の海底人が、悪の秘密結社や宇宙人と戦う物語。人間の耳には聞こえない3万サイクルの笛など、けっこう科学性には富んでいたが、主人公が足を滑らせて死にそうになったり、いささか情けないのが玉にキズだった。ちなみに提供は宮本製菓(カンロ飴)である。

 「はっはっはっ!」キマッタ8823

「海底人8823」の最終回は、地球に着地した円盤に見惚れた及川博士が、帰還する円盤に同乗させてもらい宇宙へ飛び立つ別れのシーンで終わっている。これって「未知との遭遇」のパターンではないのか?最後に流れた歌詞である。映像はボートから映されたしぶき、8823が水中を進むイメージなのだ。


ボクラのヒーロー代集合!矢車剣之助②

2019年08月18日 | レモン色の町

矢車剣之助テレビドラマの歌です

♪ まわれ矢車僕らの上に 闇を断ち切る光のごとく 悪を滅ぼす正義の翼

ひらめく影は矢車流 その名もとどろく剣之介

セリフ「来い! 矢車斬りだ! 片手矢車だ! そら 車返しだ!」

♪ すすめ矢車僕らと共に 剣の嵐を踏み越えて 正義を守る無敵の翼

ひらめく影は矢車流 その名もとどろく剣之介

 

スピーディな場面展開と奇想天外なカラクリを見せてくれました。

風魔一族は馬の中に潜んでいたのです。

夜の帝王は矢車剣之助のもう一つの顔です。素晴らしいネーミングです。出るとこ間違えとらへん?

空中を飛ぶ風魔一族。仕掛けは大きな凧でした。

 


ボクラのヒーロー代集合!矢車剣之助

2019年08月16日 | レモン色の町

「矢車剣之介」は堀江 卓画。とにかくスケールが大きかった。巨大な木造戦車のようなものが出現したりして、スピーディで、まさに西部劇版の時代劇だった。

昭和30年7月諏訪神社に出現!

最近目撃された矢車剣之助

昭和32年8月発行の「少年」(光文社)から連載が始まり36年12月まで続く。「少年」は、一番よく読んだ雑誌だ。少年探偵手帳の付録や「鉄腕アトム」「鉄人28号」「海底人8823」「シルバークロス」も楽しみな連載だった。

8月号の付録「ビニール製水泳用 手びれ」は入手した記憶がある。水色のビニール製で、指の間が繋がっていた。アマゾンの半魚人のように。恥ずかしくてそれを使った記憶はない。

 付録の工作も楽しみだったが、作るのが苦痛なだけで完成品で遊んだのは一度きりだった。

 

「矢車剣之助」のテレビ放送は34年5月から36年2月まで、毎週金曜日の午後6時15分から30分間流された。剣之介役は、のちスリーファンキーズのメンバーとなった手塚茂夫が演じていたが、テレビ版はあまり記憶にない。