林 成之著「脳に悪い7つの習慣」幻冬舎新書
医学教授である林氏はこの本で、どうすれば記憶力が増して集中力が高まるかを述べてみえます。
たとえば、
「うれしいと感じること」これは自分の役に立つことだけでなく、目的や目標を成し遂げたり、人の役にたったりすることが脳への報酬となることを意味しています。
脳には生まれながらにして「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という本能があります。このうち「仲間になりたい」という本能は、脳に「人が喜ぶことが自分にとってもうれしい」と感じさせます。つまり脳は、人のためになるとき、貢献心が満たされるとき、それを「自分にとっての報酬である」つまり“ごほうび”と捉えて機能するように出来ているのです。
いわゆる“損得勘定”は脳が生まれながらにして持っているものではなく、後天的に身についていくものといえます。
今の社会では他人とかかわらずに生きていくことは出来ません。脳が求めるのは「世の中に貢献しながら、安定して生きる」ことなのです。
私は「貢献心」を磨き、高めることが、脳の力を発揮するベースになると思います。
ということでした。
貢献の真似事は出来ても、なかなか安定しないのが、私でございます。
貢献と安定は背中合わせナノカモ・・・
しずかな、しずかな、年の瀬でございました。ア~~~
みなさま、どうか良いお年を