花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

本町通り商店街振興組合と交流会

2010年08月30日 | 諏訪商店街振興組合のこと
8月27日(金)第3回諏訪商人塾2010には、5名の本町通り商店街振興組合員様にご参加いただき、諏訪商店街振興組合との交流会の形を取らせていただきました。当日は、本町通り感謝セールの日であったにもかかわらずご出席いただきありがとうございました。
本町さんには、一昨年前の諏訪商人塾にも参加いただいた経緯があります。杉浦市議会議員さんも加わっていただき、有意義な意見交換会となりました。(参加 本町5名・諏訪7名・その他2名)
“ぽんぽこスタンプ”は20年以上の歴史があるそうです。お買い上げ100円ごとにシール1枚進呈。350枚を1冊として500円に相当し、毎月26日前後の金・土曜日に行なわれる“感謝デー”では、バス旅行や松茸等の品と交換・銀行預金にと、最寄品の多い商店街として、消費者の方に定着の感があります。
昨今の社会状況から見ても縮小の感は免れませんが“継続は力”と言われますように、お客様には、その分深く浸透しているのではないでしょうか。
組合の収入源は、スタンプ事業のみとお聞きしました。しかし、理事長曰く「お金がなくて出来ないことは、お金があっても出来ない」の心意気で事業に取り組んでみえるとのことでした。
店主の高齢化や空き店舗の増加と、商店街の抱える悩みは諏訪としても同じですが、理事長が2年ごとに交代するなど、実力のある役員を育てる方向で運営しておみえのようで、うらやましい限りです。祭り山車“岩戸山”の運営では、組合が良くまとまっている感がいたします。
近鉄駅前の商店街からは離れていますが、諏訪新道からつながる商店街。これからも交流を深めて行きたいと思っていますので、どうかよろしくお願いいたします。
最後に、今回の勉強会にはやむなく欠席された石川明湖先生からの資料を掲載させていただきます。
<恨みっこなしの意見交換会>
なぜ、言いたいことを言える場が必要なのか?
・これまで、他店への意見を言うことは商店街内ではタブーとされていた。
・しかし、このような衰退という状況の中、自分のお店だけが生き残っていればいいのか?
・商店街の魅力が減少したのは、空き店舗が大きな要素となっていることは誰もが知っている事実。
・空き店舗となる理由は、後継者不足。経営不振。しかし、そうなることの前にもっと大きな理由があるはず。
・向こう三軒両隣精神がポイント。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化の駅サテライトステーション事業

2010年08月29日 | おいらの商店街
8月28日午後6時30分より、表参道スワマエのスタジオフィックスにて“納涼落語会”が開催されました。
          
今回は、文化の駅サテライトステーション事業の一環で行なわれ、会場は30席近い席を準備させていただいたのですが、会費制にもかかわらず、ほぼ満席となり盛況でした。ありがとうございました。
          
今回は、五尺坊申志さんの怪談噺。五尺坊さんは三重県北勢地区を中心に、月4回ほどの割合で落語会を開いておられ、年季の入った落語を聞くことができました。岩崎孝子さんから友情出品の怖い絵をバックにしてのお噺でした。
八百屋の爺さんは、居酒屋に50両という大金を忘れます。あわてて取りに戻るも、店の女将さんにしらを切られます。店の主人は、その金は娘が女郎に身売りをしたお金であることを聞き、いったんは知らないと嘘をついたものの、良心がとがめてお爺さんの後を追います。“もう半分”
金策に行き詰った男は、夫婦喧嘩の末「首をくくって死んでやる!」と大きな松の木の下まで行ったところ、そこで死神に出会います。そして死神からは医者になれと薦められます。さて、教えられた俄か医者になる秘訣は・・・“死神”
二席とも笑えるように噺ではなかったにもかかわらず、面白く聞くことができました。会場の皆さんも満足気な様子でした。
“落語会”が始まるまでは「お客さん、集まっていただけるだろうか?少ないようだったら、やるんじゃなかった」と心配するのですが、終わると懲りずに次の企画を立ててしまいます。ホトホト困った性格です。
次の落語会は、平成23年2月12日(土)午後6時30分より。寒い季節の開催になります。オタノシミニ!
追記
五尺坊申志さん、楽しいお噺 ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「永遠の0(ゼロ)」

2010年08月27日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
戦記物の本や映画はあまり好きではなかった。戦後民主教育を受けてきたせいか、戦争を賛美する物語に反発しておりました。
が、ここにベストセラーの本があることを知らされ、三度書店で見過ごしたあと意を決して求めた。なぜなら、600ページに及ぶ分厚い文庫本だったからです。しかし、読み始めて数日で読了でした。涙がにじむ程度で、号泣はなかった。自分が戦後世代だったからか・・・
          
「永遠の0(ゼロ)」百田尚樹著 講談社文庫
0(ゼロ)はゼロ式戦闘機のこと。そしてゼロ戦に乗って返らぬ人となった宮部久蔵の物語だ。
孫にあたる健太郎は、姉の依頼で宮部久蔵のことを調べ始める。今となっては80歳を過ぎた老人ばかり。そんなゼロ戦にかかわった人たちを訪ね聞く作業に取り掛かる。
はじめ長谷川氏に合う。宮部は卑怯者だった。臆病者で、なんとしても生きて帰りたい。生きて祖国に残した妻や子どもに合いたい。そう語る宮部をぼろくそにけなした。
自分が生まれる数年前。実感がわいてこないが、死というものと同居する信じられない世界があった。特攻隊として死に向かう気持ち、それがどんなものだったのかが、じっくりと描き出される。
そして、宮部久蔵という崇高な人物像が、徐々にあぶりだされる。
筆者の、若者を特攻に追いやった軍人の無責任さと、戦後その罪が追及されないまま今日に至った怒りは、現代の官僚機構に及ぶ。
最後に、物語りは意外な展開を見せる。
終盤近くでインタビューした元海軍上等飛行兵曹、ヤクザの景浦介山の行いは、特に印象深い。彼はライバル意識から宮部を恨み、殺してやりたいとまで思っていた、が・・・。
百田氏の運筆はさすが。こんな悲劇は二度と繰り返してはならないと思った。
人への思いを大切にして生きたいと感じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納涼落語会のお知らせ

2010年08月22日 | おいらの商店街
          
6月のブログにてご紹介しましたが、文化の駅サテライトステーション事業として“納涼落語会”を企画いたしました。再度、ご紹介します。
http://blog.goo.ne.jp/hotokeya/d/20100629
実は、昨年の12月20日に、スワマエ年越し寄席を企画し、皆さんに楽しんでいただきましたが、最後に出演いただいた五尺坊さんの落語が大変面白かった、にもかかわらず、充分お聞きすることができませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/hotokeya/d/20091220
そこで、今回はじっくり楽しませていただこうと言うことになった訳です。

時 ・8月28日(土)午後6時30分より8時
所 ・表参道スワマエ スタジオフィックス
会費・500円(お茶・おかし付き)
演目・動物園・桃太郎・もう半分・死神

是非、足を運んでいただき。残暑を吹き飛ばす面白いお話で、お楽しみくださいネ
追記
お客様の人数が把握できず、ちょっぴり不安デゴザイマス
出来れば前売り券をお買い求めください よろしくお願い申し上げます
チケット取り扱い処 スタジオフィックス・水谷仏具店
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魔法の黒板POP

2010年08月17日 | 諏訪商店街振興組合のこと
夏休みで賑わう図書館にて“一瞬で心をつかむ 魔法の黒板ポップ”石川香代著 かんき出版 と言う本を借りてまいりました。
ここに、黒板(ブラックボード)素晴らしさが、次のように書かれておりました。是非、お店の店頭に・・・・・
(お得意の本文抜粋)
あふれる印刷物に囲まれて暮らしていると、無機質な印刷書体より素朴な手書き文字に温かさや親しみやすさを感じます。
手書きは書く人の心がこもるので、その心づかいに人は反応し、訴求力がより高まるのです。
小学生の頃から、私たちは黒板に慣れ親しんできました。書いては消され、消されては書かれる黒板を通じて、たくさんのことを勉強してきました。
黒板に書かれた文字は長い時間は残りません。私たちは無意識のうちに黒板POPに書かれていることは新しい情報 “今私たちに伝えようとしているタイムリーな情報”と感じます。
黒板の情報は新しいけれど、黒板そのものにはレトロな感じを受けます。存在そのものが懐かしい黒板に、手書きの文字で親しみやすく、しかも常に新しい情報が書かれていると、ついつい私たちは気になってしまうのです。
そんな気になる黒板POPに、自分にとって価値ある情報が入っていたらどうでしょうか。黒板POPの魔法にかかったお客様は、きっと思わずお店に入るでしょう!
           刺激されて書いたがヘタジャ~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥田英朗著「最悪」

2010年08月16日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
お盆も終盤。奥方は夏風邪でダウン。暇な店番は一日中読書三昧。家に帰っても小説の内容が気になり、次に本と対峙するのが楽しみで仕方がない。
          
そんな奥田英朗さんの小説「最悪」講談社文庫 ただ今 読了。(このところかなり深みにはまっている)
十年前に出されたこの本はベストセラーになったらしい。しらんかった
沢田研二でドラマ化されたらしいが、惨憺たる出来ばえ(池上冬樹 談)とのこと・・。
まったく関係のない三人。町工場の社長 川谷信次郎・銀行員の藤崎みどり・プータローの野村和也。それぞれの日常がリアルに綿密に描かれていく。
各々が最悪の状況に向かってゆっくりと滑り出す。そして、ジェットコースターは徐々にそのスピードを速める。
「あっ、それって不味いんじゃないの?」とか「いったいこの先 どうするんよ!」「アーッ もう最悪!」とか、主人公たちと一緒になって、当方も最悪の状況に落ち込んで行く。
「そんなら、読むのをやめればいいじゃん」と言われそうですが、やめるわけにはいきません。ことの成り行きが気になるし、奥田さんは、必ず結末に救いを提示してくれると信じているからだ。
別々の“最悪”状況の三人は、物語の後半、微妙に絡み合い接触し始める。このあたりが巧妙で面白い。
そして終盤、猛烈なスピードでジェットコースターは犯罪へと突っ走り、激突する。
文庫本にして、650ページと言う大作。けれど、あっという間に読み終えます。読んでみますか?
読後感は???ムムム・・やっと片付いたかぁと言う感じで、すっきり感は チョト薄い。
マ、人生 行き着くところまでいったところで 世間はたいしたことはない ソンナ気ニナル
そうだ!この本 床屋に貸そう。あのオトコ 犯罪向きの顔をしてオル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥田英朗著「港町食堂」

2010年08月13日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
友人の床屋へ一ヶ月と一週間ぶりに出かけた。
ボーズにしたせいで、このところ、こまめに行かなくてはならない。
http://blog.goo.ne.jp/hotokeya/d/20100131
先客がいて奥方は不在。買い物らしい。少し時間がかかると言われた。カマヘンヨと答える。
先客さんは老人で、体を九の字に曲げて爆睡中だ。
本を読みかかったところへ奥方のご帰還。買い物先のスーパーでの井戸端会議に花をさかせていたらしい「珍しい人と出会うと、つい話し込んでしまう」とおっしゃる。近所の奥さんでも久しぶりに会うと珍しい人になるらしい。
二つある席はフル回転となった。大きな声で話をするが、相変わらず先客さんは爆睡中だ。
先日、杉浦さんとであった、という話ヲスル。
少しスッキリした髪の毛をしていたので「床屋に行かれたんですね」と聞いたら「ソーナンデスゥ、短くしたんです」とのこと。
「他人は自分ほど気にしていませんよ」と答えておいた。
事実、自分もボーズになって久しいが、人にはたいした影響も与えてないらしい。現在までに計5名ぐらいの方からボーズを指摘されたかな?そんなものだ、他人のことなどチ○コ出して歩いてない限り、気にされることなどない。
30分ほどして先客さんが仕上がった。
すっと起き上がり「釣りはいらん」といって出て行った。元気がない。
「あの人、随分痩せたねぇ」さて、三人での話となる。
犬の散歩で倒れてから、内臓が悪いらしい、が医者に行かない。
私が来るまでの間、肝臓が悪いんだろうか?どこそこが悪いんだろうか?といった話をしていたとのこと。
「心配なら医者に診てもらえばいいのに」というと、皮膚科に通っているので相談したらしい。皮膚科では答が出ない。医者も余計な想像では話さないだろう。
選択肢は一つ。心配なら結果を恐れずに医者に行くこと。それしかない。
病は気からで、かえって体に悪いだろうに。と、そこいらでこの話はやめた。
何を隠そう友人の床屋は大の医者嫌い。酒が過ぎるので再三奥方から検査を勧められている。
          
と、こんな調子の紀行文。奥田英朗さんの「港町食堂」新潮文庫 読了
土佐の高知・九州の五島列島・宮城県の牡鹿半島は石巻・韓国の釜山港・佐渡・稚内は礼文島 このあたりを旅された方は、是非一読を勧める。
雑誌「旅」から紀行文を依頼されて巡る船旅。新鮮な海の幸に舌鼓を打ち、夜は港町のスナックへ。
(本文より)
いいなあ、私も東京に行きつけのスナックが欲しいものだ。そこには気風のいい美人ママがいて、・・・。オクちゃん、仕事してるの?全然。スランプでね。読者がいるんだから頑張りなさい。読者?いるとは思えない。ここにいるじゃない。わたしがオクちゃんの小説を楽しみにしているの。早く書きなさい。甘えてんじゃないよー。ああ、私は美人ママに叱られたい。
人との出会い、旅はいいですねぇ。ワシに金と暇があったなら・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねこのコト

2010年08月10日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
          
一月ほど前 孫が幼稚園にて拾った 生後10日程 死にかけの猫が元気に育っております
http://blog.goo.ne.jp/hotokeya/d/20100712
オスはすでに完売 メスのみ在住 一昨日の朝 楠の姉がこのことを聞きつけ 貰い手があるから紹介しちゃる とのこと
そのお方がいつ来るのか 戦々恐々として待ち構えるおかぁんであります
もらって欲しいような もらっていただきたくないような 
どっちや! はっきりせい!
猫嫌いの方には 身の毛もよだつ写真です
          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メリーゴーランドの増田喜昭さん

2010年08月08日 | おいらの商店街
          
トイレで週刊文春を読んでいて思わず立ち上がった。
R-40本屋さん大賞。ここではオススメの本が紹介されている。その最後に・・・
絵本の達人が薦める「宝物のような本」メリーゴーランド店主 増田喜昭
「ここ一年のお薦めの本は、まず荒井良二“モケモケ”。熱いとか、冷たいとか感覚的なものに見事に色がのっていて、子どもに読んだらバカ受けの絵本です。大人が読んでもはまるのは、長薗安浩“最後の七月”泣きますよ。石川直樹の写真絵“富士山にのぼる”はとにかく臨場感が素晴らしいですね」と紹介されておりました。
増田さんは、四日市の諏訪公園こども交流館で活躍の有名人だ。
そして、灰谷健次郎さん、谷川俊太郎さん、江國香織さんなど多くの作家に愛されていると書いてある。
ここで謎が解けた。平成22年5月29日にこのブログで書いた江國香織さんのエッセイ「やわらかなレタス」で、年に一度童話の読み会を開き、その夜、お鮨屋さんに招待したのは増田さんでありました。http://blog.goo.ne.jp/hotokeya/d/20100529
このところ何かと悪いイメージで新聞に載る四日市ですが、地道に活躍している御仁もたくさんみえることを、どうかお忘れなく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活性化検討会議のつづき

2010年08月07日 | 諏訪商店街振興組合のこと
四日市の中心商店街には四つの振興組合がある。
近鉄駅前に位置し主導権を取ってきた四日市1番街商店街振興組合。
諏訪公園のパズルパーキングを経営する、飲食店が50%を占める四日市諏訪西商店街振興組合。
少し離れたJR方面にあり、魚屋さんや八百屋さん、食べ物屋さんがある四日市本町通り商店街振興組合。
スワセントラルパーキングを経営していて、1号線をまたぐ商店街で構成される四日市諏訪商店街振興組合。
先日の会合でもつくづく感じたこと。それは、四つの振興組合には特色がある。それぞれが面白い。四つともみんな仲が良い。各組合が特色を生かし、刺激し合い、手を取り合っていけば、必ず良い活性化に結びつくと思う。
過去になんども活性化の話は出た。が、今回はちょっと違う様相だ。組合のみんなが意見を出し合い話し合い、たまには抜け駆けをして、他の者があわてて追いかけ、そして相談し合っていけば、絶対に良い活性化に結びつく。
思いはひとつ。まちの賑わいだ。
今回の活性化検討会議が、たとえ充分な成果を得ることが出来なくても?、四つの振興組合が強い絆で結ばれることになれば、それで大成功だと思う。
皆さん特色があって、面白い。堅苦しい会合は横において、酒でも酌み交わしながら、大いに語り合いたいものデス。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする