花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

「ネブル」は方言?

2009年05月16日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
          
今日のブログは書くべきか迷いました。不謹慎な文に嫌悪感をモヨウされる方はここでおやめください。
さて、5月11日のことですか、諏訪新道発展会の総会に、わたくし振興組合としてお伺いいたしました。
真剣な会議のあと懇親会に移り、SさんとYさんとの真面目なお話の中で「ネブル」という言葉が方言かどうかという話題になりました。なぜそういう話になったのかは記憶にありません。
わたしとYさんは「ネブルは四日市弁やに。ナメルが標準語やさ」といいますが。知恵者のSさんは「ネブル」は標準語だといって譲りませんでした。
本日、トイレの隅に山積みとなった週刊文春をひっくり返してみていたところ、氏家幹人著「江戸の悪知恵」にアッ!と思わせる文章が載っておりました。

江戸初期の笑話集「昨日は今日の物語」にこんな話が。
女房が間男していることを知り、亭主が二階に隠れていると、男が来てさっそく事が始まった。(不謹慎につき、ここで読むのをやめていただいても結構です)
ところが女は男があそこを舐めてくれないのが不満で「私のこと本当は愛してないんでしょ」
男「命がけで会いに来たのにひどいじゃないか。さあ舐めてあげよう」
男は女のそこに顔を近づけたのだが・・・。あまりの臭さで舐められず、鼻でこすってごまかした。
しかし女は「今のって、鼻よね」とお見通し。男「まさか、舌だよ」
二人が言い争うのを節穴からのぞいていた亭主が、思わず声を出した。
「おれはどちらの味方でもないが、今のは鼻だ」
女の最初の言葉の原文は「しんしつおもへは ねふるものしやか」
「ねふる」は「舐る(ねぶる)」で今風に訳せばクンニになる。

つまり江戸以前からあった標準語でございました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました