早いもので、もう1月も下旬にはいりました。
新しい年の初めにあたり、
新たなる余白めくりて去年今年 鵯 一平
と詠み、多少は新鮮な気持ちで迎えた新年でした。
だからと言って、特別な今年としての気負いはありませんでした。大晦日の夜から新年の朝にかけて、余りのページをめくったような感じだったのです。しかし、すこしばかり新鮮でしたね。
孫が一緒だったので、気持ちが違っていたかもしれません。とても嬉しくて。
余白と言っても、決して自棄っぱちな気分ではありませんよ。天からいただいた生命です。一日たりとも無駄にせず、愛おしみながら生きたい生命なのです。
繰り返しますが、私は自分を愛おしみたいと思います。
と同時に、妻や子や孫やそのほかの多くの生命をも、愛おしみたいと強く思っております。
今朝は寒い日が戻るのだそうです。
いいえ寒いのは、天候のことばかりではありません。なにしろ、不況は世界規模です。回復の気運も感じられません。だから、今のところ、とても寒い明け暮れですね。
そのような日々ですが、ささやかな灯りを探しながら、いただいた生命を愛おしみ続けて生きたいのが願いです。
行く末は梢に映ゆる冬夕日 鵯 一平
樹木のテッペンなど、大言壮語過ぎましたね。気持ちとしては、草むらのささやかな一葉でもいいのです。
夕日など、そんな晴れがましいものを望んでもおりません。寒さの中、少しでも温もりがあればとの思いです。
昨日は暖かな一日でした。今日は寒さが戻ってきます。
皆さま方には、お風邪など召しませぬように、お気をつけ下さいませ。
今日の私は、朝早い外出です。マスクをつけて、風邪の予防につとめます。
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