新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

冬夕日

2009年01月24日 05時18分32秒 | 写真俳句・エッセー

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行く末は梢に映ゆる冬夕日

 早いもので、もう1月も下旬にはいりました。

 新しい年の初めにあたり、

   新たなる余白めくりて去年今年  鵯 一平

と詠み、多少は新鮮な気持ちで迎えた新年でした。

 だからと言って、特別な今年としての気負いはありませんでした。大晦日の夜から新年の朝にかけて、余りのページをめくったような感じだったのです。しかし、すこしばかり新鮮でしたね。

 孫が一緒だったので、気持ちが違っていたかもしれません。とても嬉しくて。

 余白と言っても、決して自棄っぱちな気分ではありませんよ。天からいただいた生命です。一日たりとも無駄にせず、愛おしみながら生きたい生命なのです。

 繰り返しますが、私は自分を愛おしみたいと思います。

 と同時に、妻や子や孫やそのほかの多くの生命をも、愛おしみたいと強く思っております。

 今朝は寒い日が戻るのだそうです。

 いいえ寒いのは、天候のことばかりではありません。なにしろ、不況は世界規模です。回復の気運も感じられません。だから、今のところ、とても寒い明け暮れですね。

 そのような日々ですが、ささやかな灯りを探しながら、いただいた生命を愛おしみ続けて生きたいのが願いです。

   行く末は梢に映ゆる冬夕日   鵯 一平

 樹木のテッペンなど、大言壮語過ぎましたね。気持ちとしては、草むらのささやかな一葉でもいいのです。

 夕日など、そんな晴れがましいものを望んでもおりません。寒さの中、少しでも温もりがあればとの思いです。

 昨日は暖かな一日でした。今日は寒さが戻ってきます。

 皆さま方には、お風邪など召しませぬように、お気をつけ下さいませ。

 今日の私は、朝早い外出です。マスクをつけて、風邪の予防につとめます。

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コメント (12)
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