難しいことは分からないが、「憲法七条の定め」により、衆議院が解散された。
これから総選挙。
解散の大義がどうだとか、新党がどうとか野党がどうだとか、分かりにくい狂騒が始まった。
北朝鮮問題が深刻な中、騒ぎ廻っていていいのかいなとも思うが、だからこそ選挙なのだという説もあり、とんと見当もつかぬ。
混沌の出口入り口まんじゅしゃげ ひよどり 一平
(こんとんのでぐちいりぐちまんじゅしゃげ)
難しいことは分からないが、「憲法七条の定め」により、衆議院が解散された。
これから総選挙。
解散の大義がどうだとか、新党がどうとか野党がどうだとか、分かりにくい狂騒が始まった。
北朝鮮問題が深刻な中、騒ぎ廻っていていいのかいなとも思うが、だからこそ選挙なのだという説もあり、とんと見当もつかぬ。
混沌の出口入り口まんじゅしゃげ ひよどり 一平
(こんとんのでぐちいりぐちまんじゅしゃげ)
幾十年かを生きてくれば、誰だって隠しごとがあるに違いない。
少なくとも二つや三つ、いや十五や二十はあっては不思議はない。そんなものだ。
そりゃー私だって、八十余年も生きて来たのですから………。
隠しごと有るには有るが吾亦紅 ひよどり 一平
(かくしごとあるにはあるがわれもこう)
どうしたわけか、私はトンボに好かれるらしいのだ。
8月なかば、公園で同じオハグロトンボと幾度も出会った。私を追って来てくれたのだ。
今回もそうだ。このアカトンボは私の傍から離れない。吾亦紅のところへ行けば其処にもいるし、黄花コスモスのところへ行けば其処にもいる。
たまたま別のアカトンボが、吾亦紅や黄花コスモスのところにいたのだとは断じて思わない。
「オレから離れずに付いて来てくれているんだな~」
しかも、「傷病快癒」を祈ってくれているらしいぞ。嬉しいな~
我とゐて祈りをるなり赤とんぼ ひよどり 一平
(われといていのりおるなりあかとんぼ)
「あれっ、あんなに山が晴れていたのに………」
突然の霧。
金精峠を越えれば、群馬県片品村。丸沼へ行くつもりだったのだ。
しかし、この霧では帰路を急ぐべき。数年前、霧に閉じ込められて往生したっけ。
人生ってヤツ、常にこんな形でオレの邪魔をする。なんでこうなんだ?
ふふ、そりゃァお前がダメだからさ。
山霧や戻る無念の峠道 ひよどり 一平
(やまぎりやもどるむねんのとうげみち)