新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

老後の愉楽

2009年01月03日 07時32分49秒 | 身辺雑記

Simg_1693t2

 今日は孫姫が帰る日です。

 息子たち父娘を、私たち老人夫婦が送って行くのです。

 二人を玄関先で見送ったことがありました。その時、事態を察しきれなかった孫姫が、淋しそうな表情でキョトンとしました。私たちには耐えきれない瞬間でした。

 それ以来、送って行くことが標準形態となりました。

 父娘家庭でなければ、そのような感情にはならないでしょう。

「淋しい家庭なのだから・・・」 根底にはそんな感情が潜んでいます。これはなかなか厄介な感情で、何年経過しても薄れません。

 息子から言わせれば、「余計な心配だ。大丈夫ったら大丈夫!」となるに違いありません。

 しかし私たちには、1歳未満のころに母親に逝かれた孫娘が不憫で、その感情から脱却できずにおります。その孫も、4歳になりました。

 それはそれとして、約1週間というもの、奴隷のごとき幸せな時間でした。

 息子も孫も心得たもので、すべて、「お祖父ちゃん!」と声がかかります。

 正直な話、ヘトヘトです。しかしそんな素振りを見せたとたん、権利を剥奪されかねません。だから、命令が出れば、「即刻かつ実直」に従ってきたのです。

 ブログどころではありませんでした。笑ってください。

 これから送って行くのですが、夫婦二人だけの帰路は、もう悲惨・無惨です。

 老爺が老婆を庇い、老婆が老爺に気を使って、気息奄々の帰り道となるのです。

 ブログ友のみなさんの眼には、滑稽に映るでしょうが、私たちが選んだ老後の生き方なのです。いいえ、もっとも大きな愉楽です。

 明日からは自分の時間が戻ってきます。

 幾つかの撮影行も考えております。

 何故って、今日の写真は昨年に撮影したもの。1週間ほどは孫を撮る以外、レンズを覗いておりません。

 上の写真の中で、苛められて嬉しがっている鴨がいたら、それは私です。

 ランキングに参加しております。

 今年も応援ポチッをお願いします。

   ↓  ↓

  にほんブログ村 シニア日記ブログへ                                          


             

             

 

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする