新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ナンマンダブ・・・・・

2022年05月24日 20時57分15秒 | 写真と俳句

   青蔦や止まるを知らぬ老が恋     ひよどり 一平

  (あおつたやとまるをしらぬおいがこい)

   ・・・・・・・

 老が恋ともなれば、自動ブレーキがかかっても良さそうに思うが、そうとばかりは言えないらしい。

 老が恋であればこそ、炎を見せて燃え盛る恋もあるものらしい。

 羨ましい限りだが、まずは「ナンマンダ・・・・・・」を唱えたい。

  ・・・・・・・

 病気のほうが、いまひとつハッキリしない。

 これはきっと私の性分に起因するのだろうと思っているのだが、そう思っただけでは解決しない。

 どうしても、ある一定の時間が必要なのだ。

 口惜しいことだが、現段階では、病気側が私を追い詰めている。土俵イッパイとは言わないが、気分的にはかなり押し込まれている感じだ。

 いずれ正気になって、笑って押し返すつもり。

 そのためには、もう少し散歩に出なければならない。

 その気分にならなければならない。

 ナンマンダブ・・・・・・。

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苺の実

2022年05月21日 20時37分58秒 | 写真と俳句

  葉の影にひそと隠れて苺の実    一平

  (はのうらにかくれていたりいちごのみ) 

   ・・・・・・・

 ご近所の庭の苺だ。

 あるじが隠したわけではあるまいが、苺は程よく隠れている。

 隠れていないでも、手を出せない庭の苺なのに、隠れ方は見事だ。

   ・・・・・・・

 ここのところ数日間、なんとも気の晴れない身体の調子だったが、やっと先の見通しがついた感じがしている。

 しかし、それとて、どう転ぶか判らない。重大な山は越えていない。

 コロナが収まって来たのだろうか。

 折をみて、カラオケに行きたいものだが、コロナもさることながら、自分の体調がそんな気分になってくれるかどうかだ。

 

 

 

 

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竹の秋

2022年05月15日 14時57分11秒 | 写真と俳句

    おおかたの親しきは去り竹の秋     ひよどり 一平

   (おおかたのしたしきはさりたけのあき)

    ・・・・・・・

 ひとに話したことはなかったのだが、頑健だった小学校、中学校の同級生たちが先に逝き、むしろ病弱だった私があとに残った。

 病弱だったがゆえに、そろそろと運転したから良かったのかも知れない。

 いずれにしても、感謝、感謝だとは思っている。

   

 

 

 

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白薔薇と死

2022年05月12日 18時19分49秒 | 写真と俳句

  白薔薇や死は一概に侮れず      ひよどり 一平

 (しろばらやしはいちがいにあなどれず)

    ・・・・・・・

 白薔薇には死の雰囲気がある。ともすると、取り込まれそうだ。

 追い出そうとしても、なかなか出て行かぬ。

 どこにそんな力が潜んでいるのか。

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「耐えて、耐えて「」の長期戦

2022年05月10日 19時53分14秒 | 写真と俳句

   柿の花月日零れてゐたりけり     ひよどり 一平

  (かきのはなつきひこぼれていたりけり)

   ・・・・・・・

 嫌いな波がやって来た。

 なんとか身を躱そうとしたが、躱せなかった。

 被害を少なくするにはどうしたらよいか。

 妙案があるわけではない。

 「酒を呑んで、かっと騒いで・・・・・」というわけにはいかない。

 「攻めて」とか、「うまく身を躱して」という戦法も通用しない。

 ひたすら、「耐えて、耐えて・・・」の長期戦。

 身から出た錆なのかな?

コメント (3)
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