大惨事になるかもしれなかった。しかし、ベテラン機長の沈着冷静な措置によって、155人の生命が救われた。
一昨日の朝刊で、「ハドソン川の奇跡」という見出しが躍った。
機長の指揮の元、客室乗務員たちの規律ある行動もあったのだろう。
きっと現場では、かなりのパニックが起きていたに違いない。その点、乗客たちの自己抑制にも賞賛を贈りたい。
また、沿岸警備隊の巡視艇や民間フエリーなどの救助活動にも、拍手を惜しまない。
くさくさするニュースが多かった昨今、こんな勇気が湧く話はなかった。
アメリカ発の金融不況にはゲンナリしていたが、今度の「奇跡」によって、多くの元気と勇気をもらったことは確かだ。
今後におけるアメリカ経済の「奇跡的な回復」についても、心から願ってやまない。
ひるがえって、日本政界の現状は、眼を覆いたくなるほど。我々が選んだ結果なのだから、悔しいではないか。
「ハドソン川の奇跡」を賞賛した今朝は、嫌なことを書かないことにしよう。
気分に傷が付いては損だ。
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